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ハサミムシの折り畳みのすごいデザイン!いったい誰がこんな知的なデザインを考え付いたのでしょうか?

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 いったい誰がこんなすごいデザインを考え付いたのでしょうか?





欧州などに生息する「ヨーロッパハサミムシ」の羽はすごいのです。


Credit: Jakob Faber / ETH Zurich


羽をスムーズに出し入れできて、飛んでいる最中はしっかりと羽にロックがかかっています。

ハサミムシは、硬い羽の下にしまい込んであった軟らかい羽を広げて飛びます。てんとう虫のようですね。

折り目の内側にレシリンと呼ばれる弾性タンパク質が多く集まっていて、このレシリンによって、「山折り」が重なる結合部を一気に「谷折り」側にカチッと反転させるという難しいことをしているのです。

羽を広げたり、折り畳んだり自由にできる状態と、固定の状態を切り替えるスイッチとして、折り目の内側にあるレシリン使っているのです。

普段は、広げたときの約10分の1のサイズにまで折り畳んでいます。


左が折りたたんだ時の状態です。右が開いた羽根です。

研究チームが、もしもこの弾性タンパク質がなく通常の折り紙であったと仮定し、同じ時間でどれだけ折り畳めるかを実験したところ、3分の1程度にとどまり、弾性タンパク質の役割が大きいことが分かりました。

この羽根の折り畳みのデザインを動画で見てください。

いったい誰がこんな知的なデザインを考え付いたのでしょうか?

詳しくは、【動画あり・びっくりサイエンス】ハサミムシの羽、「ミウラ折り」を超え人工衛星に応用!? 驚異の折り畳み法を解明をご覧ください。

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