アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
第2日目は38キロを歩きます。朝5時45分に起床し、7時から歩き始めます。聖ピオ十世会ドイツ管区では2010年からドイツ管区の巡礼として始めたそうですが、それ以来初めて巡礼中にたくさんの雨が降りました。
私も十字架を運んでみました。とても重い!
巡礼者たちは雨の中をロザリオや十字架の道行きや黙想などをして祈りながら、また聖歌を歌いながら歩きました。ドナウ川の支流であるイン川を橋でわたり、川沿いに歩くその光景はとても美しいものでした。
二日目は目的地に到着するやいなや午後5時半から歌ミサがありました。ミサの後で簡単な夕食があり、就寝前に子供たちがバイエルンの民族歌謡や踊りなどを披露しました。
第3日目は主日でした。
やはり朝5時45分に起床し、7時から歩き始めます。この日は午後1時までに20キロほどを歩かねばなりませんでした。最後にアルテッティンの聖母の聖地に近づくと、私たちは二列に整列しなおしました。十字架、神学生、修道者、司祭たち、国旗やその他の旗たち、子供たち、そして大人の巡礼者たちです。私たちが聖地に入場するや教会当局は私たちを歓迎して教会の美しい鐘を鳴らしてくれました。
黒い聖母は「聖寵の聖堂」に保存されています。8世紀頃に建てられた小さな聖堂の周りにはいくつもの大きなバロックの教会で囲まれています。バイエルンの王たちが死後自分の心臓を聖母のすぐ近くに置くことを望み、聖母の周りには銀で出来た入れ物にバイエルンの王たちの心臓が埋まっています。今年はアルテッティンで40年間教会の門番をしていた謙遜な修道士聖コンラッドの聖誕200周年でもありました。
聖地に到着するや、その他の多くの巡礼者たちの歓迎を受けつつ、聖伝のミサを捧げるべく準備された場所に行きました。荘厳ミサの司式はやはり新しく司祭叙階を受けたドイツ人のクリストフ・マアス神父様(Father Christoph Maas)でした。ミサが始まると今まで降っていた雨はピタリと止みました。
ドイツではミュンヘンの修道院に滞在していましたが、そこで出会った司祭や修道者や信徒の方々とは初めて知り合ったにもかかわらず、一つの大きな家族の一員であると言うことを感じました。私は到着した翌朝すぐに主祭壇でミサ聖祭を捧げるように招かれましたが、それを受けるのに何の問題も感じませんでした。聖伝のラテン語のミサだったからです。もしそれがドイツ語のミサだったら何年かかっても出来なかったかもしれません。
巡礼の際に多くのドイツ語の聖歌を聞きました。しかしメロディーはとっても懐かしいよく知られたカトリック聖歌のものでした。ですからとても親しく感じました。時と場所を越えて一つの信仰の遺産を守るカトリック教会の一員であることを強く感じました。
アルテッティンの聖母よ、われらのために祈り給え!
聖コンラッド、われらのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
愛する兄弟姉妹の皆様、
第2日目は38キロを歩きます。朝5時45分に起床し、7時から歩き始めます。聖ピオ十世会ドイツ管区では2010年からドイツ管区の巡礼として始めたそうですが、それ以来初めて巡礼中にたくさんの雨が降りました。
私も十字架を運んでみました。とても重い!
巡礼者たちは雨の中をロザリオや十字架の道行きや黙想などをして祈りながら、また聖歌を歌いながら歩きました。ドナウ川の支流であるイン川を橋でわたり、川沿いに歩くその光景はとても美しいものでした。
二日目は目的地に到着するやいなや午後5時半から歌ミサがありました。ミサの後で簡単な夕食があり、就寝前に子供たちがバイエルンの民族歌謡や踊りなどを披露しました。
第3日目は主日でした。
やはり朝5時45分に起床し、7時から歩き始めます。この日は午後1時までに20キロほどを歩かねばなりませんでした。最後にアルテッティンの聖母の聖地に近づくと、私たちは二列に整列しなおしました。十字架、神学生、修道者、司祭たち、国旗やその他の旗たち、子供たち、そして大人の巡礼者たちです。私たちが聖地に入場するや教会当局は私たちを歓迎して教会の美しい鐘を鳴らしてくれました。
黒い聖母は「聖寵の聖堂」に保存されています。8世紀頃に建てられた小さな聖堂の周りにはいくつもの大きなバロックの教会で囲まれています。バイエルンの王たちが死後自分の心臓を聖母のすぐ近くに置くことを望み、聖母の周りには銀で出来た入れ物にバイエルンの王たちの心臓が埋まっています。今年はアルテッティンで40年間教会の門番をしていた謙遜な修道士聖コンラッドの聖誕200周年でもありました。
聖地に到着するや、その他の多くの巡礼者たちの歓迎を受けつつ、聖伝のミサを捧げるべく準備された場所に行きました。荘厳ミサの司式はやはり新しく司祭叙階を受けたドイツ人のクリストフ・マアス神父様(Father Christoph Maas)でした。ミサが始まると今まで降っていた雨はピタリと止みました。
ドイツではミュンヘンの修道院に滞在していましたが、そこで出会った司祭や修道者や信徒の方々とは初めて知り合ったにもかかわらず、一つの大きな家族の一員であると言うことを感じました。私は到着した翌朝すぐに主祭壇でミサ聖祭を捧げるように招かれましたが、それを受けるのに何の問題も感じませんでした。聖伝のラテン語のミサだったからです。もしそれがドイツ語のミサだったら何年かかっても出来なかったかもしれません。
巡礼の際に多くのドイツ語の聖歌を聞きました。しかしメロディーはとっても懐かしいよく知られたカトリック聖歌のものでした。ですからとても親しく感じました。時と場所を越えて一つの信仰の遺産を守るカトリック教会の一員であることを強く感じました。
アルテッティンの聖母よ、われらのために祈り給え!
聖コンラッド、われらのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)