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2019年1月4日(初金)至聖なるイエズスの聖心の随意ミサ イエズス様、あなたは一体どなたですか?

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

2019年1月4日(初金)至聖なるイエズスの聖心の随意ミサ

小野田神父 説教

聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は2019年1月4日、初金曜日の信心で、イエズス様の聖心の随意ミサを捧げています。

今日のこのミサの後には、いつもの通りに感謝の祈りをしますけれども、1月ではいつも私たちの御聖堂では、幼きイエズス様に、愛と感謝のしるしに、接吻の行事があります。皆さんも是非イエズス様に接吻をなさって下さい。誰でもイエズス様に、小さなイエズス様は、「誰でも近くに来て欲しい」と思っていらっしゃるので、誰でもイエズス様の御手や足や、どこでも接吻なさって下さい。

そしてもしも時間があれば、その後で初金曜日にはいつも私たちは聖時間を行なっています。聖時間というのは、「御聖体の前でイエズス様にお祈りをする」という時間です。それもいつもの通り行ないたいと思っています。もしもできればいらして下さい。

明日は初土曜日で、特に2019年の新年の初土曜日ですので、去年したように今年もマリア様の、ファチマのマリア様の聖母行列を皆さんと一緒にしたいと思っています。

なぜかというと、特に去年の今頃は、もう日本にたくさん北朝鮮からミサイルが飛んできて、「戦争が起こるのではないか。マリア様、戦争が起こらないようにして下さい」と言っていましたが、聖母行列をしたら、そしたらもう今までなかったのような事が起こって、そのミサイルもピタリと止まってしまいました。

だからといって安心はできないので、もっともっと平和がしっかりと守られますように、という意味で、聖母行列をしたいと思っています。
もしもいらして下さる事ができたら、明日ミサの後にあります。



聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、そして小さなお友達、今日は皆さんいらしてくれてとても嬉しく思います。まず今日のこのミサは、新年の最初のミサなので、その新年の慶びを皆さんに申し上げたいと思います。

それで今日、この初金曜日のイエズス様の聖心のミサは、幼きイエズス様が人間として小さな聖心を動かして、私たちに何を、どんなメッセージを何を仰りたいのか、というイエズス様の、小さな幼きイエズス様の胸に耳を押し当てて、「イエズス様、イエズス様は何と仰りたいのですか?イエズス様、お話したい事は何ですか?」と耳を傾けてみる事にします。

⑴「イエズス様、あなたは一体どなたですか?」

⑵「イエズス様、イエズス様は一体何の為にお生まれになったのですか?」

⑶「イエズス様は、私たちに何をして欲しいですか?」

と、3つの質問をしてみます。そしてその聖心から、小さな心臓の赤ちゃんのイエズス様の鼓動から、その答えを聞いてみます。


⑴「イエズス様、あなたは一体どなたですか?」

このイエズス様には深いお話があります。でもそれを全部を私たちは今言う事ができないので、その要点を言うと、イエズス様が生まれる4000年前から、アダムとエヴァの時代から、この赤ちゃんの誕生についての預言がありました。1回だけではなく、何回も何回も何回も何回も、色々な預言者を通して、色々な場所で、色々な時に、「どうやって生まれるのか」、「どのような家系で」、「いつ」、「どこで」、「何をして」という事が、詳しく預言されていました。

そしてこのクリスマスに、今から2000年前に生まれたこの赤ちゃん、イエズス・キリスト様の御誕生は、そしてその御生涯は、その預言が全てその通りに成就した、その通りに生まれて来た方です。ですからこの赤ちゃんは私たちにこう言っています、「私は、人類が最初からずっと待ち望んでいた救い主だ。この天と地を創造した、創り上げた、全能の天主が人間となって生まれて来た者だ」という事を言っています。

神父様は昨日、日本に来る時に新聞を見ていたら、その記事の中に、「科学者は、この昆虫たちがあまりにも上手い造りをしているので、今それを見て、そのそれからヒントを得て、ロボットを作って、人間の生活に役立てようとしている」という記事を読みました。

それには、例えば「蛾」という、蝶に似た昆虫が虫がいますけれども、蛾の両目は、光を当てても光を反射しないように、目にコーティングが付けてあるのでだそうです。それで、「誰が一体、そういうコーティングを付けたのか」その科学者はよく分からないにもかかわらず、「すごいアイディアだ、デザインが素晴らしい。もしも光が反射すれば、蛾が捉えようとする獲物が分かって逃げてしまうので、それが分からないようにしてある。一体誰が考えたのか、誰がそんな事を。でも真似しよう。これはこんな事考え付かなかった。良いアイディアだ。」

あるいはある虫は、手に吸盤のような小さな物がたくさん付いているのだそうです。それなので、それを使うとピタッと、そうやって重い物でも、自分の体重の何十倍の重い物でも掴む事ができる。鉤で引っ掛けるのもありますけれども、「あぁ、すごい考えだ。人間もこれを真似しよう。」

あるいはある昆虫には、目がたくさん、「複眼」と言って目がたくさんあって、「あぁ良い考えだ。目が1つよりも、たくさんあったほうが360度分かる。すごい考えだ」等々。

あるいは、「蝶はこの花粉が付いていて、蝶の羽っぱには水が濡れても水がしみ通らないようになっている。すごい考えだ。良いアイデアだ。真似しよう」等と、科学者が自然界を見て、それを真似するのだそうです。

或るフランス人は、その名前は忘れましたけれども、木の葉っぱを見て、「あぁ、素晴らしいデザインだ。その木のデザインを真似して、この電気を起こすようにしよう」と、私たちが今まで当然のように思っていた物を、よく見るとその中には深い知恵があって、深い素晴らしいデザインが含まれている、というのが人間はますます発見していますが、その全てを創った大宇宙の設計者、創造主が、人間となって生まれて来ました。全ての預言を果たして、人間となって生まれてきました。


⑵「ではイエズス様、一体何で赤ちゃんになって生まれて来たのですか?」

するとイエズス様は、「ドキ、ドキ、ドキ」と言いながら、こうお答えします、「なぜかというと、これは皆さんと私を愛する為。」

この世では、辛い事や悲しい事がたくさんあります。なぜかというと、死があったり、別れがあったり、病気があったり、辛い事があったり、暑かったり、寒かったり、お腹が減ったりするから。「何でこんな事があるのだろうか?なぜ天主様はこの宇宙をもっと良く創って下さらなかったのだろうか?」

はい、天主様はこの宇宙を、全世界を、完璧に創ったのですけれども、それを人間が破壊してしまいました。罪を犯したからです。そして人間は罪を犯すので、犯罪を犯すので、天主の聖心を傷付けるのみならず、この世界は悲しい事や不幸がたくさんあります。裏切りがあったり、戦争があったり、憎しみがあったり、意地悪があったり、嫌がらせがあったり、嫉妬があったり、みんな罪のせいです。

イエズス様は私たちに、「本当の幸せを与えよう。罪の赦しを与えよう」と来られました。人間同士が戦って解決しようと思っても、どうしても解決できない問題があります。どうしても難しい、世界の一番頭の偉い博士や、学者や、政治家が知恵を絞っても、どうしても難しい問題もあります。人間の心があまりにも折れなかったり、あるいはうまくいかない事があり、一方だけでは難しいものがあり、でもイエズス様はその全てを、うまく解決する事ができるようにして下さいます。その力を持っています。

イエズス様が来られた時に、「その名前は、『平和の君』と呼ばれる。」そして「王が来る」と預言されていました。私たちに本当の、この地上では味わう事ができない幸せを与える為に、永遠の命を与える為に生まれて来ました。


⑶「ではイエズス様、そうやって私に幸せと、赦しと、本当の平和と、本当の喜び、本当の命、永遠の命を与える為にお生まれになったイエズス様、ありがとうございます。私はイエズス様に何かする事がありますか?イエズス様は私に何をして欲しいですか?」

イエズス様が御望みになる事は、たった1つなのです。とても簡単なのです。イエズス様は私たちに宝物を、プレゼントを、幸せを与えようと来たので、私たちが、「あぁ、」イエズス様からそのプレゼントを受け取る事を御望みになっています。イエズス様が与えようとするこの幸せを貰ってもらいたい、イエズス様が私たちの心のドアをノックして、「こんにちは。あけましておめでとうございます。今日はクリスマスのプレゼントを持ってきました。このたくさんの幸せを受け取って下さい。今まで人類が待ち望んでいた、約束された幸せを持ってきました。平和をもたらす為に来ました。どうぞこのプレゼントを受け取って下さい。」

その時に、小さなお友達の皆さんが、「あぁイエズス様、ようこそ。ありがとうございます。イエズス様、来てくれてとても嬉しいです。私の心に来て下さい。イエズス様、どうぞ貧しい家ですけれども心ですけれども、入って下さい。イエズス様、どうぞプレゼントを全部下さい。」

すると、幼子のイエズス様はとても喜んで、「じゃあ、全てあげよう。幸せになってほしい。もっと幸せになって下さい」と言います。

でも残念な事にイエズス様は、多くの人はイエズス様の事をこうやって受け止めようとしません。生まれた時もそうでした。イエズス様が真の救い主であるにもかかわらず、「来るな、あっち行け。シッシッ!」そして生まれたのは、貧しい馬屋でした。人々から捨てられて、最も捨てられて、辱められて、生まれて来ました。寒い、本当の王様にもかかわらず、寒い所で、暖房もなく、凍えて生まれて来ました。

誰も、イエズス様のプレゼントを取ってくれようとしません。それにもかかわらずこの幼子のイエズス様は、「あぁ、でも、皆さん小さなお友達と私を愛している。私は自分を全て与える為にやって来た。さぁプレゼントを持って来たよ」と言って生まれて来ました。

ですから皆さんもどうぞ、特に小さなお友達はイエズス様を、心を大きく開けて、「イエズス様、どうぞいらして下さい。感謝します。イエズス様、私の心に来て下さい」と言って下さい。どれほどイエズス様は嬉しく思うでしょうか。そしてイエズス様からのプレゼントをたくさん頂いて下さい。超自然の御恵み、超自然の、人間がお金で買う事ができない御恵みと、祝福と、喜びが与えられます。

特に、大きくなって辛い事や、悲しい事、あるいは宿題や、あるいは自分に与えられた義務や、「こうしなさい」という命令や、色々な事があるかもしれません。でもそれもイエズス様にお捧げなさって下さい。「イエズス様、イエズス様は私の為にこうやって生まれて来て下さいました。辛い思いもたくさんしてくれました。だから私も、この辛い事も、イエズス様にお捧げします。友達から嫌な事を言われても、失敗しても、あるいは成功しても、イエズス様、どうぞこれを受け取って下さい。」

あぁ!イエズス様はどれほどお喜びになる事でしょうか。

イエズス様が私たちの心に来て下さいますように、マリア様にお祈り致しましょう。
マリア様はイエズス様のお母様です。と同時に、私たちのお母様でもあります。それで、イエズス様がお生まれになった時に、誰もこの救い主を受け取ろうとしない人々を見て、とても悲しみました。でも天使たちの歌声を聞いて、多くの牧童たちが羊飼いたちがやって来て、イエズス様の所に近寄って、礼拝に来ました。その時にそれを見て、マリア様はとてもお喜びになりました。マリア様に是非、私たちもイエズス様の近くに行く事ができる御恵みを乞い求めましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

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