アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
報道によるとフランシスコ教皇聖下は今年の11月下旬に日本を訪問されます。
教皇様は、キリストの地上における代理者ですから、地上における最高の権威者が日本に来られるということは、私どもカトリック信徒にとって大きな喜びです。
あたかも、1549年の聖母被昇天の祝日に、イエズス会の聖フランシスコ・ザベリオが教皇の公使として来日し、カトリック教会の発展のための計り知れない成果を上げたように、今回の教皇聖下の来日が、より霊的なものとして、より実り豊かなものとなることを望みます。
教皇聖下のご訪問が、ますます霊的なものとなるために、まず私ども日本の信徒らが霊的に祈りでもって十分に準備をなし、教皇聖下をお迎えすべきだと考えます。
そこで私ども聖ピオ十世会日本では、教皇聖下のご来日を準備するために、信徒の方々に、ロザリオや聖体降福式などによる教皇様のためへの霊的花束を提案いたします。
教皇聖下のご来日が霊的な意味を持つという意味で、今回のご来日が他の政治家の訪問とは、その意義がまったく違っていることを一般の国民にはっきりと印象づけられることが大切であると考えます。
そのようになりますよう私ども日本中のカトリック信徒が、はっきりとした自覚を持って霊的な祈りをお捧げして準備をすべきだと考えます。来日する教皇聖下が、天主のみ旨のために働かれるよう願い、真面目に祈るのは、私たちカトリック信徒の義務であります。
フランシスコ教皇聖下が、470年の時を経て、日本にとって現代の「聖フランシスコ・ザベリオ」となられることができるために、多くのロザリオの祈りを、教皇聖下のために、カトリック教会のために、祈るように呼びかけます。
教皇様が、イエズス・キリストの教えに忠実なその代理者として訪日され、聖フランシスコ・ザベリオが日本に伝えたのと同じイエズス・キリストの教えをそのまま変えずに教えてくださるように、祈りを持ってお支えいたしましょう。このことを今、心ある日本中のカトリック信徒の方々に呼びかけます。
私どもが教皇聖下のために多くのロザリオをその意向でお捧げすること、日本のカトリック信徒としてこれに勝る最高のプレゼントはありません。
私たちは教皇座空位論を受け入れません。現代の私たちが見ている教会の危機は、第二バチカン公会議の中に含まれていた毒の種が大きくなって実りを付けている結果にすぎません。
この危機において私たちは、天主の御恵みに助けられ、傷ついたキリストの花嫁であるカトリック教会と、教皇聖下への最大の奉仕をすることを望みます。それは、私たちが聖伝の信仰を守り、教会と教皇聖下のために祈ることによってです。
2019年4月に離教の英国教会カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビ(Justin Welby)による黙想会がバチカンで行われ、その最終日である4月11日、フランシスコ教皇様は、戦争の火を今後全て消すことを三人のスーダンのイスラム教指導者らに求めて、彼らの足に接吻をしました。(これをあざ笑うかのように、この直後4月15日、パリのノートルダムでは大火災が起きました。)
フランシスコ教皇様は、その個人としての行動や考えがどうであれ、依然としてこの地上に置けるイエズス・キリストの代理者としての権威を持って、来日されます。
フランシスコ教皇様は、王の王であるイエズス・キリストの地上における代理者なのですから、イエズス・キリストの御名の故に、全地の全ての人々が例外なく敬意を表するべき人です。しかし、敬意を表すのみだけでは足りません。私たちは、教会とキリストの代理者に対する愛の火に燃えて、教皇聖下の訪日に向けて多くの祈りを呼びかけます。
いまカトリック信者として真摯な祈りでお迎えする準備をすることが、教皇が日本で聖なるキリストの代理者としてご活躍をなさるために大きな力となるはずだからです。
フランシスコ教皇のお姿と祈りと言動に触れることで日本の多くの方が本当のカトリック信仰に近づくきっかけとなることができるようになることを祈り求めて、フランシスコ教皇がそうしてくださいますよう 天主様に祈らなければならないからです。ロザリオの祈りをもって、祈りましょう。
キリストの代理者の日本訪問により、日本に住む多くの愛する兄弟姉妹がイエズス・キリストを知る機会となりますように!
フランシスコ・ザベリオが教えた時と全く同じカトリックの教えが、フランシスコ教皇様来日を機に、もう一度日本で教えられるようになりますように!
そして470年前のその時と同じミサが、これを機に、今後、日本各地でも捧げられるようになりますように!
多くの善意の方々がこの呼びかけに答えてくださることを祈ります。
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!
秋田の聖母よ、我らのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
Photo Credit
愛する兄弟姉妹の皆様、
報道によるとフランシスコ教皇聖下は今年の11月下旬に日本を訪問されます。
教皇様は、キリストの地上における代理者ですから、地上における最高の権威者が日本に来られるということは、私どもカトリック信徒にとって大きな喜びです。
あたかも、1549年の聖母被昇天の祝日に、イエズス会の聖フランシスコ・ザベリオが教皇の公使として来日し、カトリック教会の発展のための計り知れない成果を上げたように、今回の教皇聖下の来日が、より霊的なものとして、より実り豊かなものとなることを望みます。
教皇聖下のご訪問が、ますます霊的なものとなるために、まず私ども日本の信徒らが霊的に祈りでもって十分に準備をなし、教皇聖下をお迎えすべきだと考えます。
そこで私ども聖ピオ十世会日本では、教皇聖下のご来日を準備するために、信徒の方々に、ロザリオや聖体降福式などによる教皇様のためへの霊的花束を提案いたします。
教皇聖下のご来日が霊的な意味を持つという意味で、今回のご来日が他の政治家の訪問とは、その意義がまったく違っていることを一般の国民にはっきりと印象づけられることが大切であると考えます。
そのようになりますよう私ども日本中のカトリック信徒が、はっきりとした自覚を持って霊的な祈りをお捧げして準備をすべきだと考えます。来日する教皇聖下が、天主のみ旨のために働かれるよう願い、真面目に祈るのは、私たちカトリック信徒の義務であります。
フランシスコ教皇聖下が、470年の時を経て、日本にとって現代の「聖フランシスコ・ザベリオ」となられることができるために、多くのロザリオの祈りを、教皇聖下のために、カトリック教会のために、祈るように呼びかけます。
教皇様が、イエズス・キリストの教えに忠実なその代理者として訪日され、聖フランシスコ・ザベリオが日本に伝えたのと同じイエズス・キリストの教えをそのまま変えずに教えてくださるように、祈りを持ってお支えいたしましょう。このことを今、心ある日本中のカトリック信徒の方々に呼びかけます。
私どもが教皇聖下のために多くのロザリオをその意向でお捧げすること、日本のカトリック信徒としてこれに勝る最高のプレゼントはありません。
私たちは教皇座空位論を受け入れません。現代の私たちが見ている教会の危機は、第二バチカン公会議の中に含まれていた毒の種が大きくなって実りを付けている結果にすぎません。
この危機において私たちは、天主の御恵みに助けられ、傷ついたキリストの花嫁であるカトリック教会と、教皇聖下への最大の奉仕をすることを望みます。それは、私たちが聖伝の信仰を守り、教会と教皇聖下のために祈ることによってです。
2019年4月に離教の英国教会カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビ(Justin Welby)による黙想会がバチカンで行われ、その最終日である4月11日、フランシスコ教皇様は、戦争の火を今後全て消すことを三人のスーダンのイスラム教指導者らに求めて、彼らの足に接吻をしました。(これをあざ笑うかのように、この直後4月15日、パリのノートルダムでは大火災が起きました。)
フランシスコ教皇様は、その個人としての行動や考えがどうであれ、依然としてこの地上に置けるイエズス・キリストの代理者としての権威を持って、来日されます。
フランシスコ教皇様は、王の王であるイエズス・キリストの地上における代理者なのですから、イエズス・キリストの御名の故に、全地の全ての人々が例外なく敬意を表するべき人です。しかし、敬意を表すのみだけでは足りません。私たちは、教会とキリストの代理者に対する愛の火に燃えて、教皇聖下の訪日に向けて多くの祈りを呼びかけます。
いまカトリック信者として真摯な祈りでお迎えする準備をすることが、教皇が日本で聖なるキリストの代理者としてご活躍をなさるために大きな力となるはずだからです。
フランシスコ教皇のお姿と祈りと言動に触れることで日本の多くの方が本当のカトリック信仰に近づくきっかけとなることができるようになることを祈り求めて、フランシスコ教皇がそうしてくださいますよう 天主様に祈らなければならないからです。ロザリオの祈りをもって、祈りましょう。
キリストの代理者の日本訪問により、日本に住む多くの愛する兄弟姉妹がイエズス・キリストを知る機会となりますように!
フランシスコ・ザベリオが教えた時と全く同じカトリックの教えが、フランシスコ教皇様来日を機に、もう一度日本で教えられるようになりますように!
そして470年前のその時と同じミサが、これを機に、今後、日本各地でも捧げられるようになりますように!
多くの善意の方々がこの呼びかけに答えてくださることを祈ります。
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え!
秋田の聖母よ、我らのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
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