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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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御聖体こそが、私たちの霊的生活の中心であり、私たちの霊的な糧である : ガブリエル・ビルコック神父様御説教

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2019年7月11日(木)教皇殉教者聖ピオ一世のミサ 
聖ピオ十世会司祭  ガブリエル・ビルコック神父様御説教
同時通訳:小野田圭志神父


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

親愛なる信徒の皆さん、今日、私が皆さんの為にミサをする事ができるというのは大きな喜びです。そして私は皆さんの、司祭職に対する信心とその奉仕の心に、また御聖体に対する信心とその奉仕の熱情に、本当に感動して感嘆しています。

この御聖体に対する大きな信心を是非、皆さんにしっかりするようにと、そのまま続けるようにと励ましたいと思っています。なぜかというと、この御聖体こそが、私たちの霊的生活の中心であり、私たちの霊的な糧であるからです。

御聖体はまず、私たちを色々な面で養ってくれますが、まず「信仰」を養って下さいます。

なぜかというと、御聖体の秘跡において、私たちの主イエズス・キリストの全ての玄義が含まれているからです。

まず私たちは御聖体を信じる事によって、イエズス様の「御託身の玄義」を信じます。なぜかというと、イエズス様の本当の人間の御体である、という事を信じているからです。御体・御血、そして御霊魂を御持ちの御聖体です。そして同時に御神性も、天主であるイエズス様も信じます。

御聖体は、「贖いの玄義」も私たちに深く信じるようにさせます。なぜかというと、御聖体というのは、私たちの主の御受難と御死去の実りであるからです。もしも御聖体が私たちの前に現存するとしたら、それはイエズス様の御受難を再現してのみ、初めてこれが実現するからです。

第2に、御聖体は、私たちに徳の、「望徳」の聖徳を高めて養って下さいます。
なぜかというと、御聖体というのは、私たちの永遠の命への約束であるからです。これは聖トマス・アクィナスも、そして私たちの主イエズス・キリスト御自身も仰っている事です、「私の肉を食べ、私の血を飲む者は、彼の中に永遠の命がある」と。そしてその時に、命を持つ「だろう」とは仰らずに、命が「ある」と仰ったからです。

第3に、御聖体が私たちに、「愛徳」を養って下さいます。
なぜかというと、御聖体というのは、愛の秘蹟であるからです。なぜかというと、イエズス様は御聖体において、御自身を全く最も寛大なやり方で、私たちに御与え下さるからです。イエズス様は私たちの為に御亡くなりになる事によって、御自分を与え尽くしたからです。これこそ愛の証拠です。

ですから私は皆さんに、御聖体に対する大きな信心をぜひ続けてほしいと願うばかりです。なぜかというと、この御聖体の信心というのは、それのみならず、究極的に「使徒的」であるからです。

使徒的であるという事はどういう事かというと、使徒たちのように、御聖体は霊魂を引き寄せるからです。私たちが御聖体に対する信心を行う為に、ミサをする為に、イエズス様の約束を実現する事になります、「私が高く上げられた時に、全てを私の元に引き寄せよう」とイエズス様は仰いました。イエズス様は御聖体の信心をすればするほど、多くの霊魂たちをイエズス様の方に引き寄せて下さいます。

そして早かれ遅かれ、この多くの霊魂たちは御聖体にやって来る、そしてこの事がこのチャペルに、この聖堂において実現する事を私は祈っています。

特にマリア様にお祈り致します。マリア様が皆さんのこの共同体を祝福して、そして増加させて、そして成長させて下さいますように、お祈り致します。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。


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