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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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2014年11月16日 東京 ネリー神父様の説教

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 マニラの修道院では、昼食の時の読書の前の本は A Family of Brigands in 1793 でした。これは、フランス革命の時に生き残った貴族の女性 Marie de Sainte-Hermine の手記 Une famille de brigands en 1793 を英語に翻訳したものです。
 貴族たちの気高い精神とキリスト教的忍耐、また、ドラマチックな実話の展開に興味深く聞きながら食事をしていました。愛する兄弟姉妹の皆様にもおすすめします。

 さて、今回は、ネリー神父様の東京でのお説教を愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

二〇一四年十一月十六日・聖霊降臨後第二十三主日の説教

 父と子と聖霊とのみ名によりて。アーメン。

 親愛なる信者の皆さん。

 二〇一四年は聖ピオ十世教皇様の帰天百周年を祝っています。聖ピオ十世教皇様は聖ピオ十世会の保護者であり、一九一四年に亡くなりました。
 今朝は、このミサで皆さんに聖ピオ十世教皇様が亡くなる前に、ローマにいるカトリック・アクションのメンバーたちに言った訓話について少しお話ししたいと思います。
 その主題は、現代世界においてどのようにしてキリスト教生活を送ることができるか、ということです。
 聖ピオ十世教皇様は三つの言葉をモットーとして述べました。これは私たちの心に深く刻んでおかなければならないことです。

 一つは敬虔、もう一つは学習(勉強)、もう一つは活動です。
 この三つの言葉には論理が含まれています。

 第一は敬虔、これはつまり祈りのことです。キリスト教信者とは天主様と一致している者であり、私たちは洗礼を受けた瞬間から、キリストの神秘体の生ける一員となるからです。
 これは私たちにとって大きな慰めです。なぜなら私たちはキリストのうちにあり、キリストは私たちのうちにあるからです。
 私たちはキリストの神秘体の一部です。神秘体とはキリストの肉体とは区別されるものです。聖パウロが「全キリスト」という言葉を書簡の中で使いますが、これはキリストの神秘体のことを意味しています。
 それは祈りによって、私たちの祈りによってできます。祈りにはいろいろな要素がありますけれども、まず第一に、私たちの心を天に挙げることです。これが祈りです。
 私たちが心を天に挙げることによって、祈りはいわば私たちの知性と天主様との一致を生み出します。
  私たちは祈りには二つの種類があることを知っています。一つは「念禱」、もう一つは「口禱」です。念禱というのは頭の中ですることであって、私たちが天主 様と親しく一致することです。口禱というのは、言葉で、口に出してする祈りであって、これは私たちが天主様に話しかけることです。これはとても単純な説明 の仕方ですけれども、ラテン語では祈りのことを「オラツィオ(oratio)」と言いますが、この語源は「オス」(口という意味)と、「ラツィオ」(知性 という意味)、その二つから来ています。そして私たちが天主様に話しかけるのは、ふさわしい尊敬をこめて、しかし、私たちの父として話しかけなければなり ません。幼きイエズスの聖テレジアは、この「父」という言葉について何時間も黙想することができました。
 私たちは祈ることで父である天主様に話 しかけます。そうすることで、何が起こるかというと、私たちの人生、この地上での生活での戦いをうまく切り抜けることができます。なぜ戦いかというと、こ の地上の生活は快楽に費やすための時ではないからです。この地上には困難があって、難しいことが降りかかって、こうすることでイエズス・キリストの真似を しなければならないからです。つまり私たちは日々、十字架を背負って行かなければならないのです。しかし祈りをすることによって、天主様は私たちとともに おられますから、この試練を通して、私たちを清めてくれることができます。
 祈りはまた、私たちが天主様からの助けを勝ち取る手段でもあります。 聖トマス・アクィナスは祈りについて話す時に、「なぜ私たちは祈らなければならないか?」という問題について話す時に、こう答えています。それは、私たち が天主様の意志を祈りによって変えるためではなく──もちろんそんなことはできません、そのようなことは冒瀆にあたります。天主は天主であられるからです ──祈りを通して、天主様が永遠の昔から私たちに与えようと思われていたお恵みを私たちが得るためです。私たちは祈りによって天主様がやり方を変えてくだ さると思い上がるのではなく、私たちが天主様のみ旨に叶う者となるようにしなければなりません。そのためにお恵みをいただかなければなりません。

 第二に、聖ピオ十世教皇様が私たちに与えてくださるアドバイスは、勉強ということです。

 祈り、あるいは敬虔というのは宗教の徳に関するもので、これは主に意志に関わっています。私たちの意志は知性によって方向づけられなければなりません。私たちのこの知性を照らすものは勉強です。
  勉強するといっても、難しい神学を勉強するというわけではありません。そうではなく、イエズス・キリストを深く、よく知る、ということです。イエズス・キ リストのご生涯に私たちも参与するということです。そのための一番よい勉強は聖福音を読むことです。福音を信仰の光を通して読むことです。信仰の光を通し て読むということは、私たちが成聖の恩寵のうちにいるならば聖霊の賜物を持っていますから、その聖霊の賜物を使いながら、いただきながら、イエズス様のご 生涯を理解していく、ということです。主は、私たちがその神秘の中に深く入り込むことができるように三つの賜物をくださいました。一つは知識の賜物、もう 一つは賢慮の賜物、そしてもう一つは上智の賜物です。
 そして福音の他にも、「イミタチオ・クリスティ(キリストにならう)」という本もあります し、聖人伝もあります。これらは本当によいものであって、これらを通して私たちは勉強と祈りを一体化させることができます。どういうことかというと、読ん だことを観想することです。読んだことを考えて、黙想することによって、私たちは天主様との一致を生みだすことができます。聖トマス・アクィナスは「知 る」ということはどういうことか、と問いかけ、「それは秩序を形作ることである」と答えています。つまり「知性」という主体と、「対象」という客体が一致 することが「知る」ということですから、福音書やキリストにならうなど、イエズス様に関する本を読めば読むほど、私たちはイエズス・キリストのようになっ ていくのです。一致していくのです。

 その次に活動というのがあります。
 この活動とは、祈りと勉強の結果として出るものです。 活動とはどういうことか? 私たちの持っている最高の善を、私たちのためだけに取っておく、ということは愛徳が許しません。愛するということは、私たちの 持っている善を隣人にも分け与える、分かち合うということですから、カトリック信者は、天主様の現存、天主様の恵みという最高の賜物を、隣人に分け与えよ うとします。私たちカトリック信者は使徒的であり、宣教的であるのです。宣教とはどういうことかというと、聖ピオ十世教皇様によれば、私たちの生き方、私 たちの模範的な生活を通して、世の光、地の塩となることによって、私たちの存在で天主様がいらっしゃるということを示すことによって、宣教者となることが できます。
 現代の最悪のペスト、疫病は「無知」ということです。私たち人間は天主のものとなるように呼ばれている、召し出されているということ を知らないでいます。私たちには霊魂、不滅の霊魂という天主の似姿があるのです。この現実は、天主おん父が望まれたみ旨であって、それを救うために天主お ん子はご託身され、司祭、教会を通して、秘跡を通して、あるいは説教を通して、天主の子となるように呼びかけています。皆さんは、皆さんの善き生活、模範 を通して、それに協力なさって下さい。
 一つの霊魂の救いを考えることは、全宇宙にあるすべてのものを超えて大切なことです。
 私たちの祈り、模範的なキリスト教的生活を通して、多くの多くの霊魂たちを救うことができます。
  私たちの活動によって、イエズス様の王国を、マリア様の王国を拡張することができます。これはマリア様がいつも、ルルドやファチマなどあるゆるところで おっしゃっていたことです。「罪人の回心のために祈りなさい、祈りなさい、祈りなさい!」ロザリオを唱える時、私たちはこう言います。「罪人なる我らのた めに、今も臨終の時も祈り給え」と。「罪人なる我らのために」──この罪人なる我ら、というのは、全人類、私たちすべての人間のことです。私たちはロザリ オを唱えることによってすべての人が救われるようにと、マリア様に祈っているのです。ロザリオを祈ることによって救われる霊魂を増やし、私たちは宣教者と なることができます。
 では、このミサの中で、このお恵みをいただけるよう、イエズス様にお祈り致しましょう。

 父と子と聖霊とのみ名によりて。アーメン。



드디어! 르페브르 대주교님의 다큐멘터리 영화의 한국어 더빙이 완성되었습니다. 사랑하올 교우형제여러분에게 소개합니다.




终于来了!中国版大主教勒费弗尔纪录片电影配音完成!





聖伝のミサ(いわゆる「トリエント・ミサ」と呼ばれているローマ式典礼様式のミサ)にようこそ!

ローマ・カトリックの聖伝のミサ vs エキュメニカルな新しいミサ(第二バチカン公会議のミサ)


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