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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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教会の精神に従って、私たちの主の昇天の祝日の準備を致しよう

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アヴェ・マリア・インマクラータ!
2020年5月17日(主日)主の復活後第5主日聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教

小野田圭志神父


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、今日は主の復活後第5主日です。
あと数日で、来たる木曜日には、主の昇天の祝日があります。
私たちの主は、40日の断食の後に、悪魔に対して勝利を収めました。復活の後には、40日間弟子たちに現れて、御自分が真に復活したという事を、その勝利を見せびらかして、そして最後には、ちょうど凱旋門をマーチする優勝チームのその監督のように、天に昇られました。御自分の力で、凱旋的に昇られました。そして天主聖父の右の座に、永久に座しました。
これは、天主御自身が、人となった天主御自身が、人間性を以って、最も高いところまで地位まで上げられた、という事です。人間として上げられた、という事です。こうして御自分の大勝利を、確実に、永久に、絶対的に確立された、という事です。この祝日を、あと数日で祝います。来たる木曜日です。私たちは何と喜ばしい事でしょうか。
私たちはこの御昇天の祝日を目前に、では一体どこに行けば良いのか?という事を確実に知る事ができます。「天の国」です。私たちの主が座って、私たちを待って、私たちの為に祈り取り次いでおられる天の国です。
そしてどの道を通っていけば良いかも分かります。「イエズス・キリスト」という道を通って、イエズス・キリスト様が教えて下さった「十字架の道」を通って行く事です。
イエズス様が私たちの為に勝利を収めた、復活の勝利を収めた、悪魔に対する勝利を収めた、死と罪に対する大勝利を収めたというのは、まさに「祈り」と「謙遜」と「十字架」、人間のこの弱い、この弱さを以っての大勝利でした。
私たちは確実に知っている事が1つあります、「私たちにはただ1人、イエズス・キリストしか真の救世主がいない」という事です。「真の勝利がない」という事です。
もしもこの真理を、事実を拒否するのならば、今これを受ける事ができないならばどうなるでしょうか?
救世主としてではなく、裁判者として、この世の終わりにもう一度、イエズス・キリストに会わなければならなくなりません。今では憐みの主として、今では私たちを助ける、天国へと導く者としていらっしゃいますけれども、しかしその時には、既に時は遅かりし、私たちを正義によって厳しく審判する裁判者として、裁判官として、生ける者と死せる者を裁く為に来たり給う裁判官として、会わなければなりません。この方以外に、人類を裁く方はいません。イエズス・キリストです。
では愛する兄弟の皆さん、この教会の精神に従って、教会と共に、カトリック教会と共に、私たちの主の昇天の祝日の準備を致しましょう。私たちの弱さにもかかわらず、この天の国に導かれる事ができますように。
どうしたら良いでしょうか?
マリア様にお祈り致しましょう。マリア様はファチマでこう仰いました、「私の汚れなき御心は、あなたたちを天に導く道である。天主へと導く道である」と。願わくは、マリア様が私たちをいつも助けて下さいますように。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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