アヴェ・マリア・インマクラータ!
ドモルネ神父様からの聖ヨゼフに関する本当に起こった二つの出来事についてお話しです。
序文
明日から、聖ヨゼフに奉献された3月が始まります。そこで、聖ヨゼフに関する、本当に起こった二つの出来事についてお話ししたいとおもいます。
船と氷山
1639年、何人かの修道女たちが、船でヨーロッパからカナダに向かっていました。ところが、船がカナダの沿岸に近づいていた時、突然、大変大きな危機が訪れました。巨大な氷山が、乗っている船の方にまっすぐ向かって来ていて、船を粉々にするところだったのです。加えて、船長が操船を誤ったため、沈没が到底避けられない状況になってしまいました。
船に乗っている人々は各自、思い思いの聖人に助けを求めました。しかし修道女たちは、誓いを立てて(それがどんな誓いであったのかはわかりませんが)、聖ヨゼフに頼んだのです。すると奇跡が起こりました。船が動いて、船に向かってきていたはずの氷山が、船の後ろに行ったのです。それはあたかも、目に見えない、力ある手が船を掴んで、一瞬のうちに氷山の反対側に持っていったかのようでした。このようにして、船とその乗客たちは助かりました。
わたしたちが聖ヨゼフにお願いすれば、いかに聖ヨゼフが、力強く私たちを守ってくださるかを、この事件は示しています。
では、このお話しを今の教会の状況に当てはめてみましょう。船は教会です。巨大な氷山は、教会を粉々に砕くために集まった地獄の全勢力です。船の操船を誤って船を危険に陥れてしまった船長は、第二バチカン公会議以降の教皇に当たります。
聖ヨゼフにより頼み、聖ヨゼフに誓いを立てた修道女たちは、教会を救うために聖ヨゼフにより頼む、今、全世界にいる、全ての敬虔な霊魂たちに当たります。
イロコイ族とヒューロン族
もう一つ、実際に起こった出来事です。1649年、カナダでは、イロコイ族と、フランスの植民団と同盟を結んでいたヒューロン族との間に戦いが起こっていました。ヒューロン族はカトリックの福音を歓迎しましたが、イロコイ族はカトリックに激しく反対していたのです。
1649年3月、イロコイ族は幾つかの戦闘に勝利を収め、その地方のヒューロン族とフランス人たちの最後の陣地を攻撃する準備をしていました。この陣地の名前は、「聖マリア砦」と言いました。危機に瀕したヒューロン族とフランス人たちは、聖ヨゼフに助けを求めることにしました。イロコイ族が予定していた攻撃の寸前、3月18日、司祭たちは、聖ヨゼフのために、一年間、毎月一度、ミサをお捧げするという誓いを立てました。信者たちも、様々なつぐないを捧げました。この日はたいへん静かで、何も起こりませんでした。
ところが、翌3月19日、聖ヨゼフの祝日に、イロコイ族は正体不明の恐怖に襲われ、みな散り散りに逃げ去ったのです。このようにして、聖マリア砦の人たちは助かりました。
この事件もまた、聖ヨゼフにお願いすれば、いかに聖ヨゼフが、力強く守ってくださるかを示しています。この出来事もまた、今の教会の状況に当てはめてみましょう。
イロコイ族は教会の敵、とくに、第二バチカン公会議の戦いに勝ち、教会の内側から毒を撒き、そして今や、教会に対する最後の戦いを準備しているフリーメーソンやそれに従う者たちに当たります。聖マリア砦に逃げ込んだ人たちは、聖母マリアへの信心のお蔭でこれまで真の信仰を保ち、信仰のために戦う全ての信者に当たります。
聖マリア砦の人たちは、力ある聖ヨゼフに依り頼み、聖ヨゼフは一瞬のうちに全ての敵を追い払ってくださったのです。
聖ヨゼフは、聖母の純潔な保護者であり、教会の守護者ですから、安心して聖ヨゼフに依り頼みましょう。聖ヨゼフは、地獄の最も強力な攻撃も、一瞬のうちに打ち砕き、払いのける力をお持ちだからです。
Arata Nunobe - Fr Demornex on St Joseph | FacebookFr Demornex on St Joseph
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ドモルネ神父様からの聖ヨゼフに関する本当に起こった二つの出来事についてお話しです。
序文
明日から、聖ヨゼフに奉献された3月が始まります。そこで、聖ヨゼフに関する、本当に起こった二つの出来事についてお話ししたいとおもいます。
船と氷山
1639年、何人かの修道女たちが、船でヨーロッパからカナダに向かっていました。ところが、船がカナダの沿岸に近づいていた時、突然、大変大きな危機が訪れました。巨大な氷山が、乗っている船の方にまっすぐ向かって来ていて、船を粉々にするところだったのです。加えて、船長が操船を誤ったため、沈没が到底避けられない状況になってしまいました。
船に乗っている人々は各自、思い思いの聖人に助けを求めました。しかし修道女たちは、誓いを立てて(それがどんな誓いであったのかはわかりませんが)、聖ヨゼフに頼んだのです。すると奇跡が起こりました。船が動いて、船に向かってきていたはずの氷山が、船の後ろに行ったのです。それはあたかも、目に見えない、力ある手が船を掴んで、一瞬のうちに氷山の反対側に持っていったかのようでした。このようにして、船とその乗客たちは助かりました。
わたしたちが聖ヨゼフにお願いすれば、いかに聖ヨゼフが、力強く私たちを守ってくださるかを、この事件は示しています。
では、このお話しを今の教会の状況に当てはめてみましょう。船は教会です。巨大な氷山は、教会を粉々に砕くために集まった地獄の全勢力です。船の操船を誤って船を危険に陥れてしまった船長は、第二バチカン公会議以降の教皇に当たります。
聖ヨゼフにより頼み、聖ヨゼフに誓いを立てた修道女たちは、教会を救うために聖ヨゼフにより頼む、今、全世界にいる、全ての敬虔な霊魂たちに当たります。
イロコイ族とヒューロン族
もう一つ、実際に起こった出来事です。1649年、カナダでは、イロコイ族と、フランスの植民団と同盟を結んでいたヒューロン族との間に戦いが起こっていました。ヒューロン族はカトリックの福音を歓迎しましたが、イロコイ族はカトリックに激しく反対していたのです。
1649年3月、イロコイ族は幾つかの戦闘に勝利を収め、その地方のヒューロン族とフランス人たちの最後の陣地を攻撃する準備をしていました。この陣地の名前は、「聖マリア砦」と言いました。危機に瀕したヒューロン族とフランス人たちは、聖ヨゼフに助けを求めることにしました。イロコイ族が予定していた攻撃の寸前、3月18日、司祭たちは、聖ヨゼフのために、一年間、毎月一度、ミサをお捧げするという誓いを立てました。信者たちも、様々なつぐないを捧げました。この日はたいへん静かで、何も起こりませんでした。
ところが、翌3月19日、聖ヨゼフの祝日に、イロコイ族は正体不明の恐怖に襲われ、みな散り散りに逃げ去ったのです。このようにして、聖マリア砦の人たちは助かりました。
この事件もまた、聖ヨゼフにお願いすれば、いかに聖ヨゼフが、力強く守ってくださるかを示しています。この出来事もまた、今の教会の状況に当てはめてみましょう。
イロコイ族は教会の敵、とくに、第二バチカン公会議の戦いに勝ち、教会の内側から毒を撒き、そして今や、教会に対する最後の戦いを準備しているフリーメーソンやそれに従う者たちに当たります。聖マリア砦に逃げ込んだ人たちは、聖母マリアへの信心のお蔭でこれまで真の信仰を保ち、信仰のために戦う全ての信者に当たります。
聖マリア砦の人たちは、力ある聖ヨゼフに依り頼み、聖ヨゼフは一瞬のうちに全ての敵を追い払ってくださったのです。
聖ヨゼフは、聖母の純潔な保護者であり、教会の守護者ですから、安心して聖ヨゼフに依り頼みましょう。聖ヨゼフは、地獄の最も強力な攻撃も、一瞬のうちに打ち砕き、払いのける力をお持ちだからです。
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