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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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使徒聖トマは不信仰から熱烈な確信、深い信仰に大変化を遂げた。イエズス・キリストは真に復活され、今生きておられ、全てを統治しておられる。何も心配は要らない。

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2021年4月11日(主日)白衣の主日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(大阪)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。

復活祭のお喜びを申し上げます。復活祭と聖週間が荘厳に捧げる事ができて、ドモルネ神父様や、侍者のメンバーの方々、聖歌隊の方々、そして皆さんに心から感謝致します。

今日は4つお知らせがあります。

1つは、ロザリオの十字軍、4月1日までですが、なかなか集計の報告が集まっておりません。もしも、10日経ちましたが是非ご報告をお願い致します。ロザリオの十字軍の集計をまだ報告なさっていない方は、是非よろしくお願いします。

第2に、秋田の巡礼です。5月3日~5日まで、丸3日間ですけれども、5月2日の主日の夕方に到着して、巡礼を行ないたいと思っています。去年のような形で巡礼が行なわれる予定です。どうぞ安心してお申し込み下さい。

日本の各地からマリア様の元に集って、そしてマリア様を讃美して、そして日本にいる多くの聖伝の信者の方々と、信仰を分かち合う事ができるようにと思っています。5月のゴールデンウィーク、ぜひ参加をお待ちしております。参加をまだお申し込みでない方は、ぜひ肯定的に考えて下さい。

第3に、来週の主日の事ですけれども、来週の主日は善き牧者の主日で、主日の献金が2回あります。1つは普通の献金と、もう1つは特別献金で、特にアジア管区から神学生が今、神学校で勉強していますけれども、彼らの生活、学費やその他をサポートする為の特別献金です。それがあるので、皆さんの寛大なご援助を感謝申し上げます。

日本からの神学生はまだいないのですけれども、できるだけ早く、日本から神学生が神学校に、多くの神学生たちが勉強しているように、お祈り致しましょう。献金と共に、お祈りも是非お願いします。

最後には、これは今日、韓国のモニカ金さんが、アメリカのブラワービルという聖ピオ十世会の修道女会で着衣式を受ける予定です。コロナ禍の為に、誰もアジア管区からは参列できません。

皆さんのお祈りで彼女の為に、あるいは全てのシスター、また去年着衣式をした日本人のシスター、シスター・マリ・エスペランスの為にもお祈り下さい。多くの修道女たちが輩出しますように、日本から出ますようにも、お祈り致しましょう。

今日のミサでは、私たちの主が復活の主日の8日後、つまり今日、使徒聖トマスの為に特別に御現れになった事が読まれました。

使徒聖トマはもう、いわば信仰を失っていました。絶望していました。イエズス様が十字架で亡くなったそれを見て、非常にがっかりしていました。弟子たちが、「主を見た!」と何度も言っても、「主を見て、その体を触れて、一緒にご飯を食べた!」と言っても、信じませんでした。

そのトマの為に、イエズス様はもう一度現れて、そして御自分が本当に復活している、という事を御見せになりました。

その瞬間、使徒聖トマは、不信仰から熱烈な確信、深い信仰に大変化を遂げました。

今日、私たちにもイエズス様は、その大変化を求めておられます。その御恵みを与えようとしています。

イエズス・キリストは真に復活されました。今生きておられます。天主として、全てを統治しておられます。何も心配する事はありません。

イエズス・キリストこそが、私たちが信じているこの信仰こそが、この世に勝つ勝利、真の信仰、真の天主。ですから今日、確固とした深い信仰の恵みを求めましょう。

ソビエトで迫害を受けていた時、あるいはナチス・ドイツでカトリック教会が迫害をされていた時、あるいはローマ帝国で、特に最後のローマ皇帝ディオクレティアヌスの時に、壮大な殉教、厳しい迫害の時が続きました。

一体誰が、ローマ帝国がカトリック教会に改宗すると思ったでしょうか。

誰が、ナチス・ドイツがコロリと滅ぶと思ったでしょうか。

誰が、ソ連が崩壊してしまって、鉄のカーテンがスルリと無くなるなどと思ったでしょうか。

想像していなかったような事が、歴史上何度も起こりました。

それと同じように、私たちも今、迫害で、あるいはコロナで、あるいは何かで、非常に難しい、もうダメだ、と思われるかもしれませんが、どうぞ心配しないで下さい。

天主の全能の力で、憐みと、そしてその優しさで、私たちの祈りを必ず聞き届けて下さって、御自分の勝利をもう一度御現わしになります。

ですから私たちはひたすら、イエズス・キリストの憐れみ、信仰に留まるように、御恵みを乞い求めましょう。マリア様にもお祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。


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