アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
6月13日は、パドゥアの聖アントニオの祝日です。聖アントニオを祝う聖歌 En gratulemur hodie とその日本語訳(小野田神父の試訳)をご紹介いたします。
En gratulemur hodie
Christo regi jucundius,
In cuius aula gloriae
iam jubilat Antonius.
さあ、私たちは今日こそ祝おう、
王たるキリストに、さらに嬉しく
その栄光の大広間に
聖アントニオはもう喜んでいる。
Francisci Patris aemulus.
sic illi se contemperat,
ut fonte manans rivulus,
aquas vitae circumferat.
父なる聖フランシスコの競争相手は、
聖フランシスコのように自分を軽蔑した、
泉から湧き出る小川のように、
命の水を取り巻くために。
Longe lateque diffluit,
sitique mortis aridos,
verba salutis imbuit,
dans rore sacro vividos.
長く、広く、流れる
渇きにより死の乾いた[地]を
救いの言葉を沁み込み、
聖なる露で生き生きとするものを与えながら。
Hic stigmatum qui bajulo,
Patri natus innititur
dum praedicat de titulo,
confixus ille cernitur.
ここに、聖痕の運び手に、
父のために生まれて、寄りかかり、
[キリストの]称号について説教する時
彼は[キリストと共に十字架に]付けられて見える。
Sub tanto duce militans,
vincendo se non vincitur,
duci miles cohabitans,
jam bello non concutitur.
かの指導者のもとで戦いつつ
自分は、打ち勝たれることなく、打ち勝ちながら、
兵士は指導者と共に住みつつ
もはや戦争によっては揺り動かされない。
Nos in campo certaminis,
Patrum Solantes gloriam,
hic sub re nostri nominis
vincamus ignominiam.
私たちは戦場にて、
父たちの栄光を慰めつつ
ここで私たちの名前の事のもとに、
私たちは不名誉に打ち勝つ。
Praestet hoc Nati Genitor,
hoc Genitoris Genitus,
ac par utrique Conditor
Paraclitus hoc Spiritus.
Amen.
これを子の父は与え、
これを父からの生まれた子は[与え]、
両者に等しい創造主なる
慰め主なる聖霊はこれを[与えんことを]。
アメン
Gezangen die gewoonlyk in den heiligen vastenstyd gebruykt werden · dbnl
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