2021年7月17日(主日)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父(大阪)
御聖体の内に真に在し給うイエズスの聖心の御前で、讃美と感謝と礼拝、罪の償いを御捧げ致しましょう。
聖書によると、罪の無い人の命を奪ってしまう殺人は、天に復讐を呼び求める罪であるとされます。
約70年前の7月13日、日本で中絶を合法化する法律が作られ、多くの罪の無い子供たちの血が流されました、流され続けています。
これらの血は、天に復讐を求めています。
天主の正義を宥める唯一の方法は、ミサ聖祭。天主の聖子が流される血を、聖父に捧げて、代わりに罪の償いとして、宥めの血を御捧げすることです。
しかし、それも十分に捧げることができなくなれば、あるいはソドマとゴモラのようになってしまう危険があります。私たちは厳しい罰を受けて償いを捧げなければならなくなります。
イエズス様とマリア様の無限の功徳と御憐みを乞い求めましょう。
ソドマとゴモラに、もしも10人の義人さえいれば、その町は助かったはずです。