アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、明日の東京のミサは入谷ホールです。
2021年3月21日(主日)御受難の主日のミサ聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(東京)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
先ほど会長が仰って下さったように、このミサの直後に、司祭の退堂の前に、アジア管区と、私たち聖ピオ十世会日本と、常駐の司祭、信徒の皆様、私たちの活動を、日本の全てのミッションを、聖ヨゼフに奉献致します。これは聖ヨゼフの祝日に修道院で行ないましたけれども、もう一度皆さんと一緒に行ないたいと思っております。どうぞ心を合わせてお祈り下さい。
今日は、聖ヨゼフ様に私たちを奉献しようとしますが、なぜ奉献するのでしょうか?なぜそんなに大切な事なのでしょうか?
なぜかというと、私たちは三位一体の真似をしようと思うからです。三位一体は、人類の永遠の命の救いの為に、贖いの為に、最も必要な最大の宝を、聖ヨゼフに委ねました。イエズス様天主の御言葉と、マリア様です。
皆さんがもしも、莫大な何億というお金があって、宝物を持っていて、秘密の暗証番号があって、その銀行の通帳があって、それを誰かに預けなければならない時には、本当に信頼のおける、絶対に裏切らない、高貴な人にだけ、それを委ねる事ができます。
三位一体は、その人を見つけました。それが聖ヨゼフです。ヨゼフ様は、それだけの信頼のおけるに値する、最も立派な聖なる方だったからです。
私たちは、その三位一体の真似をしようと思っています。私たちの最も大切な命と、永遠の命と、救いと、聖徳と、そして私たちの愛する人々全てを、ヨゼフ様の手に委ねようと思っています。これから世界がどのように変わっていくか、激動の時代を迎えつつある中で、聖ヨゼフに信頼して、これを委ねたいと思っています。
どうぞ皆さんもなさって下さい。ヨゼフ様は必ず私たちを守って、私たちの為に特別の力を見せてくれます。
では、私たちは聖ヨゼフ様にお祈りをして、委ねるだけで良いのでしょうか?私たちはそれで終わりなのでしょうか?
いえ、私たちは更に、ヨゼフ様の聖徳を真似る事に致しましょう。「聖ヨゼフに対する信心をすればするほど、私たちの聖徳がますます高められる」と、霊的著者は言っています。どうしたら良いかというと、聖ヨゼフがやった4つの事を行ないましょう。
まず第1に、ヨゼフ様に倣って、特に「聖霊の息吹に、聖霊のインスピレーションに常に従うように。罪の機会を避けて、そして私たちが為すべき善を喜んで、聖霊の導きに従ってする」という事です。
第2に、ヨゼフ様に倣って、「私たちの祈りと日常の仕事をいつも一致させる」という事です。聖ヨゼフにとって仕事は祈りであり、そして全ては祈りの内に行なわれていました。
第3には、ヨゼフ様に倣って、「マリア様に対して特別の愛と敬意を払う」という事です。ヨゼフ様がマリア様のその童貞性、またその母性を見て、どれほどそれを素晴らしいと感嘆して、それに倣おうとした事でしょうか。その慎ましさに倣おうとした事でしょうか。マリア様と一緒に生活すればするほど、その美徳を見て、ヨゼフ様もそれに倣ったに違いありません。
第4に最後に、聖ヨゼフに倣って、「イエズス様とのその親しい関係に入る」という事です。特に聖ヨゼフは、イエズス様の御謙遜、イエズス様の犠牲の心、従順について、それを目の当たりにして、感嘆したに違いありません。そしてヨゼフ様自身も、イエズス様に真似たに違いありません。
私たちもヨゼフ様のように致しましょう。今日、どうぞこの奉献をなさって、そして皆さんの全てを聖ヨゼフにお委ね下さい。
愛する兄弟姉妹の皆様、明日の東京のミサは入谷ホールです。
2021年3月21日(主日)御受難の主日のミサ聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(東京)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
先ほど会長が仰って下さったように、このミサの直後に、司祭の退堂の前に、アジア管区と、私たち聖ピオ十世会日本と、常駐の司祭、信徒の皆様、私たちの活動を、日本の全てのミッションを、聖ヨゼフに奉献致します。これは聖ヨゼフの祝日に修道院で行ないましたけれども、もう一度皆さんと一緒に行ないたいと思っております。どうぞ心を合わせてお祈り下さい。
今日は、聖ヨゼフ様に私たちを奉献しようとしますが、なぜ奉献するのでしょうか?なぜそんなに大切な事なのでしょうか?
なぜかというと、私たちは三位一体の真似をしようと思うからです。三位一体は、人類の永遠の命の救いの為に、贖いの為に、最も必要な最大の宝を、聖ヨゼフに委ねました。イエズス様天主の御言葉と、マリア様です。
皆さんがもしも、莫大な何億というお金があって、宝物を持っていて、秘密の暗証番号があって、その銀行の通帳があって、それを誰かに預けなければならない時には、本当に信頼のおける、絶対に裏切らない、高貴な人にだけ、それを委ねる事ができます。
三位一体は、その人を見つけました。それが聖ヨゼフです。ヨゼフ様は、それだけの信頼のおけるに値する、最も立派な聖なる方だったからです。
私たちは、その三位一体の真似をしようと思っています。私たちの最も大切な命と、永遠の命と、救いと、聖徳と、そして私たちの愛する人々全てを、ヨゼフ様の手に委ねようと思っています。これから世界がどのように変わっていくか、激動の時代を迎えつつある中で、聖ヨゼフに信頼して、これを委ねたいと思っています。
どうぞ皆さんもなさって下さい。ヨゼフ様は必ず私たちを守って、私たちの為に特別の力を見せてくれます。
では、私たちは聖ヨゼフ様にお祈りをして、委ねるだけで良いのでしょうか?私たちはそれで終わりなのでしょうか?
いえ、私たちは更に、ヨゼフ様の聖徳を真似る事に致しましょう。「聖ヨゼフに対する信心をすればするほど、私たちの聖徳がますます高められる」と、霊的著者は言っています。どうしたら良いかというと、聖ヨゼフがやった4つの事を行ないましょう。
まず第1に、ヨゼフ様に倣って、特に「聖霊の息吹に、聖霊のインスピレーションに常に従うように。罪の機会を避けて、そして私たちが為すべき善を喜んで、聖霊の導きに従ってする」という事です。
第2に、ヨゼフ様に倣って、「私たちの祈りと日常の仕事をいつも一致させる」という事です。聖ヨゼフにとって仕事は祈りであり、そして全ては祈りの内に行なわれていました。
第3には、ヨゼフ様に倣って、「マリア様に対して特別の愛と敬意を払う」という事です。ヨゼフ様がマリア様のその童貞性、またその母性を見て、どれほどそれを素晴らしいと感嘆して、それに倣おうとした事でしょうか。その慎ましさに倣おうとした事でしょうか。マリア様と一緒に生活すればするほど、その美徳を見て、ヨゼフ様もそれに倣ったに違いありません。
第4に最後に、聖ヨゼフに倣って、「イエズス様とのその親しい関係に入る」という事です。特に聖ヨゼフは、イエズス様の御謙遜、イエズス様の犠牲の心、従順について、それを目の当たりにして、感嘆したに違いありません。そしてヨゼフ様自身も、イエズス様に真似たに違いありません。
私たちもヨゼフ様のように致しましょう。今日、どうぞこの奉献をなさって、そして皆さんの全てを聖ヨゼフにお委ね下さい。