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ヴィガノ・テープ:インサイド・ザ・バチカンの編集長ロバート・モイニハンによるヴィガノ大司教への質問その1:現在のパンデミックと、教皇フランシスコの指導の下にあるカトリック教会の現在の混乱と危機について

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The Vigano Tapes : Introduction and Question #1
【参考情報】ヴィガノ・テープ 紹介と質問1

紹介

私はロバート・モイニハンです。米国人ジャーナリストです。30年以上にわたってバチカンを取材してきました。ヨハネ・パウロ二世の教皇在位期間、彼のソ連との戦いや文化をめぐる戦い、教皇ベネディクトの選出とその教皇在位期間、その後は教皇フランシスコの選出とこの8年間です。私は教会内にさまざまな接点や友人を持っていますが、その中にカルロ・マリア・ヴィガノ大司教がおられます。大司教と知り合ったのは何年も前のことです。しかし、この3年間で、この大司教、現在80歳のイタリア人大司教は、おそらくローマ・カトリック教会の中で最も議論を呼ぶ人物になっていることでしょう。そのため、私は、教会の高官であった大司教が、教会内の腐敗だけでなく、教理上の混乱や教皇フランシスコの教皇在位期間全体、さらにはここ数カ月の世俗世界の展開やウイルス、ワクチン、単一の世界的な共同体のための世界的な計画をも批判するようになった理由を理解する必要があると考えています。大司教は、ご自分の従来の専門分野を超えて進み、今日の世界で最も説得力があり、最も論議を呼び、最も関心を引く声の持ち主の一人となっています。ウイルスが発生してから一年半が経過し、何十年にもわたって近代主義化が進んだ結果、カトリック教会だけでなく、プロテスタント教会やユダヤ教、イスラム教も変わってしまった2021年のいま、私たちがどのような状況にあるのかを理解するためです。私たちは、議論を呼び、非常に関心を引くイタリア人のカルロ・マリア・ヴィガノ大司教に幅広い範囲のインタビューを行いました。

【質問1】ヴィガノ大司教様、またお目にかかれてとてもうれしいですし、私たちの質問に快くお答えいただきとても喜んでおります。今回の重要な質問は、二つの部分に分けられます。一つは世界について、もう一つは教会についてです。私たちは、地球規模のパンデミックと、新世界秩序に向けた地球規模の動きを目にしているところですが、同時に、この新世界秩序にどのように対応するか、聖伝を捨てるか、あるいは聖伝をしっかり守るのかについて、混乱し、分裂し、懸念を抱えている教会も見ているところです。現在のパンデミックとローマ・カトリック教会の現在の危機、この二つの問題についてコメントや洞察がおありだと思います。では、現在のパンデミックと、教皇フランシスコの指導の下にあるカトリック教会の現在の混乱と危機について、どう思われますか? 大司教様、パンデミックと教皇フランシスコの統治下にある教会の危機は、多くの信者にとって大きな不安の原因となっています。現在の状況をどのように評価なさっていますか?

【回答】いま、私にとって明らかなのは、私たちが社会的にも宗教的にも包囲されているということです。いわゆる緊急のパンデミックが偽りの口実として利用され、世界の多くの国々でワクチン接種とグリーンパスが一斉に、そして協調して押し付けられています。同時に、別の面では、教会当局は、公務を司る人々による権力の乱用を少しも非難しないばかりか、この邪悪な行為において彼らを支援しています。ましてや、中絶された胎児の遺伝子が使われているということは、カトリック信者にとっては、ワクチンを拒否する十分な理由になります。

私たちは戦時下にいます。公然と宣戦布告されたものではなく、通常兵器で戦われているものでもありませんが、侵略する者と侵略される者、処刑人と犠牲者、不正な裁判と囚人が存在する戦争です。市民や信者の権利を侵害するために、表向きは合法的な形で暴力が行使される戦争です。これは、聖書で語られている終末の時代と大いなる背教の前触れとなる歴史的な戦争です。


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