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ハンガリーのマールフィ大司教はLGBTイデオロギーがイスラム教よりもさらに「大きな脅威」とし、欧州の多くの地域で同性愛を受け入れていることを強く非難

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ハンガリーのギュラ・マールフィ大司教、フリーメーソン、LGBTイデオロギー、欧州で台頭するイスラムを警告

Hungarian archbishop blasts Freemasonry, LGBT ideology, rising Islam in Europe

ギュラ・マールフィ大司教 (Archbishop Gyula Márfi) は、フリーメーソンとイスラム教が欧州のキリスト教のルーツに対する重大な脅威であると指摘し、特にLGBTイデオロギーに対して警告を発した。

マールフィ大司教はLGBTイデオロギーがイスラム教よりもさらに「大きな脅威」とし、欧州の多くの地域で同性愛を受け入れていることを強く非難した。

レイモンド・ウルフ

2023年1月9日(月曜日) 米東部標準時間午後5時47分

ハンガリー・ベスプレーム(LifeSiteNews)―ハンガリーのある高位聖職者が最近、欧州におけるLGBT思想、イスラム教、反キリスト教感情の高まり、欧州連合の指導者に対するフリーメーソンの影響力に対し、声を大にして訴えた。

ベスプレーム教区のギュラ・マールフィ名誉司教は先月、保守系のハンガリー紙「マジャール・イェレン」とのインタビューで、欧州連合(EU)内の左翼勢力による欧州のキリスト教に対する多角的な攻撃について警告した。

「EUの反キリスト教の最も顕著な兆候の一つは、憲法が欧州のキリスト教のルーツを念頭に置いていないことです」と述べ、この点は教皇聖ヨハネ・パウロ二世と教皇ベネディクト十六世も、同様に強調していた。

マールフィ大司教は、EU憲法について、「彼らはギリシャ・ローマの伝統と啓蒙については書きますが、キリスト教については書いていません」と述べた。「しかし、古代の文化や芸術はキリスト教徒だからこそ生き残ってきたのです。ウェルギリウス、タキトゥス、ホメロスなどの著作は、独房の奥深くにいる修道士によって書き写されてきました」。

また、欧州文明に対するキリスト教の重要性を強く主張した教皇ベネディクト十六世に向けられた悪質な反聖職者主義を引き合いに出した。

さらに大司教は、公共の場でクリスマスが消されていることを嘆き、「クリスマス」という言葉を「ホリデー」に置き換える傾向が強まっていることを指摘した。

大司教は、EUの首都ブリュッセル市が2012年、イスラム教徒の人々の気分を害することを恐れてクリスマスツリーの設置を断念したことを思い起こした。

さらに最近では、2021年に欧州委員会が、「クリスマス期間」という言葉を排除することを示唆した内部コミュニケーションガイドラインをめぐって、激しい批判にさらされた。欧州委員会は最終的にこのガイドラインを撤回した。

マールフィ大司教:フリーメーソン、イスラムがキリスト教欧州の脅威

マールフィ大司教は、欧州の世俗化に動いている主要なグループとして、カトリック教会の長年の敵であるフリーメーソンを挙げた。

「フリーメーソンの目的は、欧州からキリスト教を『排除』することです」と彼は言う。「それを達成するために、彼らは、ロビー活動を駆使して無理やり欧州連合の指導者に浸透し、あらゆる手段を講じようと考えています」。

E.U.憲法起草を取り仕切ったヴァレリー・ジスカールデスタン元フランス大統領はフリーメーソンだった。

また、この引退した大司教は、欧州のキリスト教文化を弱める主な手段として、イスラム教徒の大量移住を指摘した。

「私の考えでは、イスラム教徒もまた、欧州からキリストとキリスト教を追い出すために呼ばれている」と彼は「マジャール・イェレン」に語った。

「今日、フリーメーソンとイスラム教徒は、欧州からキリスト教を消滅させるために一体となっています」と、彼は観察した。「それは、律法学士とファリザイ派が、彼らの不倶戴天の敵であるポンシオ・ピラトと協力して、イエズスを排除しようとした、救い主の時代と実質的に同じです」。

大司教は続けます。「多文化的な混合社会では、個人はアイデンティティー、アイデンティティー意識、文化、信仰、言語、実質的にはすべてを失います。地球全体を巨大な集団農場にして、民族・国・宗教のアイデンティティーもなく、従順な労働者と規格に従った消費者だけが存在する場所にしたがっている」強大な企業の利益のために、人々を操作しやすくする。

しかし、欧州のリベラル派は、イスラム教徒の大規模な移住を受け入れることによって、「最終的に自分たちを破滅させるつもりです」と、彼は述べた。「イスラム教徒は、彼らのリベラルな原則を決して受け入れない」からである。

マールフィ大司教は長年、左翼的な移民政策を率直に批判しており、自由な移民受け入れを教皇在位中の中心テーマとして受け入れている教皇フランシスコとは対立している。

「教皇は、すべての小教区にシリア難民の家族を受け入れるように、と言われました。まあ、多くの小教区は外部の援助なしには維持できないのですが」と、このハンガリー人高位聖職者は2015年に発言している。
「イスラム大衆の指導者たちは、背教した大陸を占領するための状況が熟していることをはっきりと理解できています」と、大司教は当時、厳しく警告していた。

マールフィ大司教は「マジャール・イェレン」とのインタビューの中で、イスラム教徒がキリスト教欧州、特にオスマントルコの戦争の際にトルコ人の手によって広範囲に荒廃して苦しんだハンガリーに対して、暴力とテロを繰り返してきた長い歴史に言及した。

「彼らは150年前からハンガリーに住んでいて、どれだけの破壊を引き起こしたか私たちは知っています」と、彼はイスラム教徒について言った。「私たちハンガリー人は、今でもその記憶をある程度、遺伝子に刻んでいます」。

LGBT運動はさらに「大きな脅威」

イスラム教が欧州のキリスト教にもたらす重大な危機にもかかわらず、マールフィ大司教はLGBTイデオロギーの名前を挙げて、さらに「大きな脅威」とし、欧州の多くの地域で同性愛を受け入れていることを強く非難した。

同性「結婚」の合法化は「致命的な罪」であると、この高位聖職者は断言した。「欧州のほとんどの国ですでに起きていることを残念に思います」。

さらに彼は、過激なLGBT運動から子どもの権利を守ることを強調した。「ちなみに、LGBTQの問題に関して、私たちは子どもたちの権利も忘れてはなりません」と主張した。

子どもたちは「母親と父親を持つ権利があります」と、カトリックの教えを繰り返した。「メディアや広告、教育を通じて、彼らが自分の性の自認や指向について不安を抱くことを許してはなりません」と付け加えた。

ハンガリーは2021年、教育やメディアにおける未成年者の同性愛や性別混同の促進を禁止する法律を制定し、以前、厳しい移民政策をめぐって同国を訴えたEUからの法的措置を促進させた。

大司教はさらに、ドイツのカトリック位階階級の間でLGBTイデオロギーが広く受け入れられていることに触れ、この状況を「破滅的」と呼んだ。

「私はそれも理解できません。これは正当化できません」と述べた。「ドイツの教会の状況は本当に破滅的です」。

「ドイツのカトリック司祭のかなりの部分が今や、同性同士の『結婚』だけでなく、同棲も祝福しています」と指摘した。「これはもはやキリスト教ではなく、すでに反キリストです」。

「私たちは信仰に強く寄りすがる必要があります」とマールフィ大司教は宣言した。

この高位聖職者のコメントは、ゲルハルト・ミュラー枢機卿が最近行ったLifeSiteNewsとのインタビューで、同性間の「祝福」を「絶対的な異端と離教」と表現したコメントと類似している。

「私たちはLGBTの狂気と妥協することはできません。それは絶対的に間違っていて、絶対的に誤りであり、人々にとって絶対的に危険なことです」とミュラー枢機卿は述べている。


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