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2016年長崎秋田巡礼の報告 SSPX JAPAN Nagasaki Akita Pilgrimage

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アヴェ・マリア・インマクラータ

愛する兄弟姉妹の皆様、

 長崎・秋田の巡礼は今年は10日にも亘るものでした。その間、3名の司祭らが毎日早朝5時40分(最終日は朝の5時!)から聖伝のミサを捧げていましたが、巡礼者のかなりの方々が、毎日3回のミサにあずかっておられる姿を見ていたく感動しました。なんと30度のミサに与っておられたのです!

 長崎は熊本のすぐ近くでしたので、被災された方々のためにもお祈りいたしました。

 この巡礼のために準備をして下さった多くの方々に深く感謝いたします。

 いくつかの巡礼の報告をご紹介します。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】
長崎~秋田巡礼、ありがとうございました。

アヴェ・マリア・インマクラータ!

トマス小野田神父様
長崎~秋田巡礼、お疲れ様でした。
少し遅くなってしまいましたが、巡礼の感想をお送りいたします。

今年は長崎からスタートし、日本の多くの殉教者の方々について学びながら
秋田では、日本のカトリック信者の祖先達が長崎での恐ろしい迫害と殉教に耐え抜くことができた
力の源であるマリア様について、更に深く知ることができたと思います。
これもひとえにマリア様のお計らいと、日本で天主様、マリア様の為に働き
殉教の御恵みを勝ち取った多くの霊魂達のお祈りのおかげだと思います。

秋田では特に、シュテーリン神父様にご指導頂き本当の謙遜とは何か、マリア様の謙遜とは何であったか、を良く考えることができました。
聖コルベ神父様が、自分自身について考えすぎることを、「鼻につく傲慢」とおっしゃっていた、ということを聞いて
目が醒めたような思いがしました。
それは自分自身を「有るものである。」と考えている傲慢であると気付かされました。
私は、自分自身が「鼻につく傲慢」だと気付き、そう気付いたことでまた落ち込みそうになりましたがそれでは同じことの繰り返しなので、このような有益な講話を聞く御恵みをお与えくださった天主様とマリア様に感謝しその御旨を忠実に果たすことができるようお祈りを続けなければ、と思いました。

10日間という長い間、御ミサに与り御聖体を拝領できるという素晴らしい御恵みに加え
告解、御聖体降福式、聖時間、シュテーリン神父様による素晴らしい講話、
秋田ではほとんどの間御聖櫃の中にイエズス様がいらっしゃったこと、長崎の殉教地でのお祈り、資料館等の見学、
ロザリオのお祈り、黙想、兄弟姉妹の皆様と共に歌った美しい聖歌、おいしい食事や雑談の時間等、
聖ヨゼフ様の小さき信心会もはじまり、また、M.Iに新たに入会された方々もいらして、どれをとっても素晴らしい巡礼でした。

大変お忙しいスケジュールの中、
長い巡礼を指導してくださった神父様方、また、計画・運営をしてくださった兄弟姉妹の皆さまに
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

15日には遂に大阪で固定の御ミサ会場にて初めての御ミサがたてられるとのこと
嬉しく思います。しかも、聖霊降臨の大祝日に!!!!!とても嬉しいです。!!!
残念ながら行って御ミサに与ることはできませんが、お祈りをしております。

毎日、時間の許す限り、もっともっとマリア様のことを考えて過ごそうと思います。
マリア様のような美しい、素晴らしい方をお創りになった天主はもちろん素晴らしい方で
そのような天主様に創られたマリア様が私たちのお母様になってくださったのだと考えると、
とても幸福です。

小野田神父様のため、家族でお祈りをしております。

デオ・グラチアス!

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ
アレルヤ

トマス・マリア小野田主任神父様

とてもとても素晴らしかった、感動的でした、非常な御恵みの長崎・秋田巡礼の御企画有り難うございました。

5日のブログ読みました。
日々の巡礼をとても念入りに御計画為されて下さっておられまして、とてもとても感謝致します。
コメントは、バレバレで書かせて頂いております。
29日には長崎空港で集合で、さあ今から巡礼が始まるぞとワクワクしましたが、もう、家に居ります。
でもでも一杯いっぱい心に、次から次に楽しい非常な破格の御恵みの記憶が思いが、いっぱいです。
本当に本当に有り難うございました。

本当に御優しい天主イエズス様
無原罪の聖母マリア様

聖会の保護者なる、本当にいつも御願いを御聞き入れ下さり感謝でいっぱいの聖ヨゼフ様、感謝します。

最終日の秋田の聖母マリア様御訪問の時にも聖ヨゼフ様の御前で讚歌を歌う事が出来まして本当に嬉しかったです。
有り難うございました。
終歌Salva nos, はマスターしました。
Veni Ceator と TE Joseph は楽譜見ないで歌う特訓中で、間に合いませんでした(T_T)


【報告】
+ Ave Maria Immaculata!

トマス小野田神父様

秋田の聖母巡礼に参加させていただき、ありがとうございました!
この巡礼に参加するに際しては困難がありましたが、マリア様がお計らいくださいました。
マリア様の御憐れみをいただくために、真に謙遜になりたいと思います。マリア様ご自身が私の中にあって生きてくださいますように。
私にはマリア様だけがあります。この世には私を助けてくれるものは何一つありません。
皆さんと秋田の聖母のみ前で沢山讃美できましたことをとても嬉しく思っています。

以前神父様にお祈りをお願いしました、友人のお母様が亡くなりました。
秋田から帰るとパソコンに5月5日日付のメールが届いていました。亡くなったのは4月24日とのことです。どうか神父様、救霊のために祈ってください。
最後の時にロザリオを握らせてあげて、友人が祈ったそうです。

私は昨年の秋田の巡礼の時も今回の巡礼でも、この方のために祈りました。神父様、どうぞごミサの時にお祈りをお願いします。

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

今回、素晴らしい長崎・秋田巡礼を本当にありがとうございました!!
実は今まで長崎に巡礼には行ったことがなくて、日本人として1回は行かないとなぁ、行きたいなぁ、とずっと思っていたときに、今回の巡礼が計画され、これ以上無い素晴らしい形で長崎巡礼に行けた事を本当に感謝致します!デオ・グラチアス!!

小野田神父様が前もって長崎16聖人のお話をして下さり、資料も下さり、バスの中でも更に詳しい背景のお話をして下さり、そして毎日朝に3回の御ミサに与らせて頂き、シュテーリン神父様も講話をして下さり、あふれる御恵みで心を開かせて頂いた状態で巡礼をさせて頂く事ができました!

堅忍の徳がどれほど重要か、マリア様に寄りすがり、お任せすれば、必ず最高の形で全てがうまくいくということを改めて、この巡礼、聖殉教者の方々から教わりました。日本の回心と、家族や友人の回心と、日本に神父様の常駐と、色々な御恵みを聖殉教者の方々にお取り次ぎを願いました。天主を必要としていない、心の頑なな日本人の回心は、人間的に見れば、なかなか難しい事のように思えますが、このようなおびただしい数の聖殉教者の方々の血が流された日本の回心を、マリア様は必ず聞き入れてくださると確信致しました!

そして個人的にとても嬉しかったのは、5月1日の勤労者聖ヨゼフ様の祝日に、日本の長崎で、聖ヨゼフ様の小さき信心会が発足されたことです!聖ヨゼフ様はあまりにも御謙遜である為、聖ヨゼフ様の偉大さ、栄光の偉大さ、力の強さ、素晴らしさをあまり知らない人がまだ多いですが、これを機に日本に聖ヨゼフ様の素晴らしさがたくさん広まりますように頑張りたいと思います!(*^O^*)そして聖ヨゼフ様のお取り次ぎにより、日本の聖ピオ十世会の発展がますます大きなものになると確信しました!

秋田巡礼では、年々多くの方が来て下さり、1年目は数人で始まった巡礼が、10年目の今回はバスが溢れるほどの方が巡礼に参加された事を嬉しく思います!そして個人的に、年々私と同じような、もしくは若い世代の女の子が、聖ピオ十世会に導かれて巡礼に来て下さるのもとても嬉しく思います!更に、侍者をして下さるような若い男の子が、これから増えてくれると良いなぁと思います!

シュテーリン神父様の、天主様の憐れみ、マリア様の憐れみ、マリア様の御謙遜についての御講話もとても素晴らしかったです!そしてフォルティン神父様の御説教も、お言葉は短いのですが、1つ1つの文章にとても深い意味が込められていて、心にスーッと染み込むものでした!シュテーリン神父様・小野田神父様・フォルティン神父様というこの3人の神父様方と今回、長崎・巡礼に行くことができて本当に素晴らしい御摂理と御恵みに感謝致します!

私たちのために、本当に身を粉にして働いて下さる小野田神父様、お体は大丈夫でしょうか?

今月はもう日本へのミッションがないので、ごゆっくりお休みになる事ができれば良いなと思います。心から感謝とお祈りを申し上げます。

そして陰でいつも多大に支えて下さっているヨゼフさんご一家にも、心から感謝とお祈りを申し上げます。

大阪の新しい御聖堂は、今日から使えるようになったのでしょうか。もしそうであれば、ファチマ100周年の準備の年の、この5月13日に、御聖堂を与えて下さったマリア様、ヨゼフ様、この為の準備のために色々労を執って下さった方々に心から感謝申し上げます!

デオ・グラチアス!!

【報告】
+M
Dear Reverend Father,

I try to write my opinion about the pilgrimage - according your wishes.
At the beginning I want to thank you for inviting me on the pilgrimage. The pilgrimage was for me a spiritual revival (and renewal) and physical rest (a fresh air:)). I am very happy that I could see and touch the places of St. Maximilian in Japan. He has me even closer. I am glad that I could listen conferences (...). I needed a retreats and silence:).

I am very happy that I met group of Traditional Catholic in Japan. This group is dedicated to God and our Catholic faith. I think, we can render thanksgiving to God for this people. I understood what means "the hunger of faith". The zeal of Catholics in Japan is very edifying. I think that some Catholics who were born in the Catholic faith, can learn from them of piety.

The organization of the pilgrimage was perfect! It was a real pilgrimage! I am glad that we sang a lot of songs. Japanese faithful sing very nicely.
I could feel your fatherly care and commitment of lay people. Japan and Japanese people are very nice and very kind. I can't express in words my gratitude and appreciation for you and the Traditional Catholic group of Japanese.

I think that many martyrs in Japan, your mission in Japan and our common prayer will be good roots for growth in Catholic faith.

I have new friends in Japan!

In Mary Immaculate,

どうもありがとうございました!!!!
ps. I like sashimi:))))))) and wasabi:)))))))))


【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
小野田神父様

長崎、秋田の10日間の長丁場の巡礼を率いてくださり、本当にありがとうございました。
管区長様、そしてゲストのフォルティン神父様もお越し下さり、毎日三回の聖伝のミサを捧げてくださったお恵みに深く感謝致します。
長崎では、早朝からにも関わらず、すべてのミサで侍者を務めてくださった方にも感謝申し上げます。

長崎は、20年以上前、一人で三回ほど訪問した経験があります。
その頃は、ぼんやりとですが、多くの殉教者たちが血を流し、天候が悪いため、本来は小倉に落とされるはずだった原爆が浦上の地に変更されたという土地である長崎を「選ばれた場所」だと認識はしておりました。
けれど、大変ぼんやりとした、曇りガラスを通すようにしてしか認識していなかった長崎の偉大さを、今回は毎朝の聖伝のミサと講話、小野田神父様の丁寧な解説により、はっきりと信仰の目と心で感じることができたと思います。
「殉教者たちは敵を赦しました。永井博士は自分から愛する妻とすべてのものを奪い去った原爆を落とした人々を赦しました。赦したのみならず、天主への罪のつぐのいの生贄として選ばれたことに感謝すらしました。カトリック的態度とはこのようなものです。私たちはこのような人々に倣わなければなりません」というシュテーリン神父様のお言葉が深く残りました。

今回は28日に、東京のミサに来られる方と三人で1日早く長崎入りしたのですが(GWに入ったとたん飛行機代が倍になるので)、その日は図らずも聖モンフォールの祝日だったことに、巡礼が始まってから気づきました。
また、三人で泊まった宿のすぐ隣が、水主町教会という大村の聖マリナに捧げられた教会でした。
付属のサレジオ会が運営する幼稚園にはシスターが一人おられて、幼稚園の中と、シスターたちのためのお聖堂に親切に案内してくださり、扶助者聖母の美しいご像と、ドン・ボスコの大きなご絵に出迎えられ(個人的にシュテーリン神父様はドン・ボスコを連想させます……)、巡礼のとても良い準備になったことに感謝しました。

今回は海外からの巡礼者が多くて、たくさんの方と知りあえて大変楽しかったです。
西坂の丘では、ポーランド人の巡礼者グループと遭遇し、ポーランドの有名な聖母讃歌を大合唱することになったのは、とても偶然とは思えません。

またポーランド 人のSylwiaさんに、お別れの時に信徒発見のサンタ・マリアのハガキを差し上げましたら、大変喜んでくださり「ポーランドにも似たようなマリア様の絵がある」と教えてくれました。
後日、メールでその画像を送ってくださったので、添付します。
Trzebiatówの聖母、というそうです。





Sylwiaさんは「日本人の聖伝信者はとても良い人ばかり。出しゃばりな人がいない。特に司祭に対して尊敬の 念があって素晴らしい」と褒めてくださってました。

秋田の講話では、祈りに対する姿勢を正されました。
十字架のしるしをして、さあ祈るぞ、となったとき、シュテーリン神父様がおっしゃったように「マリア様、あんなことがこんなことがあって……だから助けてください、お金を送ってください、ああしてください、こうしてください」と祈ってきたことが私も何回あったでしょうか。いえ、今までの人生の祈りはほとんどがこんなものだったと思います。

「マリア様の祈りは、まず礼拝から始まります」と、おっしゃられたとき、イグナチオの霊操の「原理と基礎」が思い浮かびました。
私は三位一体の天主を礼拝し、賛美するために作られた、ということを、なんと忘れがちでしょうか。
マリア様や諸聖人を何度「お願いや愚痴を散々述べた後、ほんのお愛想程度に感謝をするだけの対象」にしてきたことでしょうか。

くどくどとたくさんのことを述べなくても、すべてを見ておられご存知の天主に、マリア様に、ただお任せして、親しく心を打ち明けて、インマクラータの良き道具となることができるように祈ることは、とても簡単で易しいはずなのに、人間の側が難しくしてしまい、人間的な目線に天の方々を引き下げてしまいます。

秋田の本に、悩み苦しむ一人の姉妹の代わりにシスター笹川が苦しみ、最後に守護の天使より「信じなさい、委せなさい、祈りなさい」と言われた、とのエピソードがありましたが、自分自身の心配事で自分を満たさずに、聖霊が満たしてくださるよう、自分を忘れ、棄てなければならないと痛感致しました。


報告(秋田巡礼の感想として、以前いただいたご報告ですが、ご紹介します。)

 多利田久美様の真似をして、俳句もどきをひねっておりました。
 まったくの我流ですので、拙いものとご了承ください。

 ***

 罪の舌宝石こぼすアヴェ・マリア

 フィリピンのマルタマリアの優しさよ

 鋼の心ばらで隠しし聖テレーズ
 (私の中の聖女のイメージはこんな感じです)

 おん恵みまことのミサより来ると知る

 祈りをば疎みて埃を罪と化す

 冬の朝澄みわたる声洗いの日
 (ヨゼフさんの洗礼の日に)

 外つ国の霊父の背中丸まらず
 (秋田巡礼にて、マリア様の前で微動だにせず、十五玄義をひざまずいて祈るクチュール神父様のお姿を真後ろで拝見していて心をうたれました)

 枯れ木より救いの泉湧きいでぬ
 (共贖のお涙の意味をようやく悟って)

 幾万環神無き国を取り囲む
 (ロシアの奉献がなされますように!)

 今や多しみ墓にて泣くマグダレナ 

 すがすがしお召し諾(うべな)う若人ら
 (イグナチオさんとヨゼフさんを見て)

 スータンの裾ひるがえし幾春秋
 (いつも早足の神父様を見るたび思います)

 袖口のほころびに見る司祭職

 新しき年絵踏みの償いより始め 
 
 枷外れ羊ら歓喜すアグネスの日に
 (今更ですが、破門撤回を言祝ぎます)


 最後に短歌を聖伝ミサに固執する、全世界のすべての司祭方にお捧げします。
 
 ラテン語を解せずとも我悟るべしおん体拝すその背中にて

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