2017年9月8日(金)童貞聖マリアの御誕生のミサ
小野田神父 説教
聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は2017年9月8日、マリア様のお誕生日のミサを捧げています。
この御ミサの後に、マリア様のお誕生日を祝って、小さなお誕生日パーティーがあります。
明日はここで10時30分からミサがあります。
主日にはレネー神父様が夕方の18時からミサをしてくださいます。月曜日も、フィリピンに行かれる前に朝の7時からミサがあります。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、今日はマリア様のお誕生日です。
カトリック教会でお誕生日を祝うのはたった3名しかいません。その他の聖人たちは天国での誕生を祝いますが、この3人についてはこの地上での誕生を祝います。イエズス様とマリア様と洗者聖ヨハネです。なぜかというと、この3人は原罪の汚れ無く、罪の汚れ無く生まれてきたからです。
では、この教会が特にマリア様の誕生日になぜこれほど祝うのか、喜ぶのかという事を少し黙想して、
次に、私たちもマリア様をお喜ばせする為に、何か誕生日のプレゼントする事を考える事を提案します。
そして最後に3番目に、遷善の決心を立てる事に致しましょう。
では一体なぜ、教会はこんなにマリア様の誕生日を祝うのでしょうか?これはマリア様が原罪の汚れなく生まれてきたからだけなのでしょうか?
聖アウグスティヌスによると、「マリア様は第2のエヴァだから。なぜならエヴァは、私たちの母として全人類の母として自然の母として罪人を生むようになったけれども、原罪を持って子供を生むようになったけれども、マリア様がお生みになったのは、罪のないイエズス・キリストであって、そして私たちを超自然の命にイエズス様と共に十字架の下で生んだから。エヴァは私たちに死をもたらしたけれども、マリア様は私たちに命をもたらしたから。エヴァは不従順によって天主に背いたけれども、天主の言葉を信じなかったけれども、マリア様は天主の言葉を、天使の口から伝えられた天主の言葉を信じて、そして従順によって私たちに命を与えたから。エヴァは私たちに嘆きと悲しみと苦しみをもたらしたけれども、マリア様は私たちに喜びと慰めと救いをもたらしたから。」
まさに、この蛇に負けてしまった最初のエヴァが、約束された通りに人類に約束された通り、蛇の頭を踏み砕く創世記に約束された待ちに待った御方が、マリア様だったからです。
ですから、このマリア様の誕生を全人類は待ちに待っていましたし、教会は心からこの御誕生をお喜びするのです。このマリア様がお生まれになったという事は私たちにつまり、私たちを超自然の命に生んで下さる霊的な母が与えられた、ですから教会は喜んでいます。
マリア様が私たちに一番心を砕いていらっしゃるのは、私たちが天国へと必ず導かれるように、天国に生まれるように、永遠の命に生まれるように、という事です。ですからマリア様は、天国で私たちの為に一生懸命にお祈りなさって、私たちの為に取り次いで下さり、そして私たちが天国に行く事ができるようにと、いつもハラハラドキドキされています。
このマリア様に私たちはどうやったらお喜びを与える事ができるでしょうか?
マリア様はただ天国でこうやって、こう指をくわえて私たちの為に待っているだけではありませんでした。天国から100年前にファチマに現れて、子供たちにお教えになりました。マリア様は6回現れた時に、そのたび毎にお願いした事があります。子供たちに、そして子供たちを通して私たちにお願いした事があります、「毎日ロザリオを唱えなさい。あなたたちを助ける事ができるのはこの方だけです。」
マリア様は決して決して無駄な事は仰いませんし、嘘はつきません。もしもマリア様が天からわざわざ私たちの元にやって来て、「どうぞ子供たちよ、聞いてください。今から大切な事を言いますよ。ロザリオを唱えなさい。」6回が6回すべて仰いました。これを見ると、ロザリオを唱えるという事がどれほど大切か、マリア様にとって私たちに願っている事か、という事が分かります。
シスタールチアによると、ジャシンタが一番心に打たれた事は4つあるそうです。
1つは、地獄の光景。地獄を見て、多くの霊魂が落ちるというのを見て、そしてたくさんこの霊魂を救う為にロザリオを唱えるようになった。
また、マリア様の汚れなき御心が第2の印象付けだった。それを見て、「マリア様の汚れなき御心をお慰めしたい」といつも思うようになった。
その次にジャシンタが心配したのは、戦争の事でした。ある時ルチアはジャシンタに尋ねます、聖ジャシンタに尋ねます、「ジャシンタちゃん、何を考えてるの?」「あのねルチアちゃん、私戦争の事を考えてるの。マリア様が戦争が起こると言ったから。戦争が起こったら多くの霊魂が地獄に落ちるから」と。
それから第4にジャシンタが考えていたのは、教皇様の事でした。ある時ルチアに聞きます。
「ねぇルチアちゃん、あのマリア様が仰っていたのは、この教会でお祈りをして皆からいじめられているあの人の事?」
「そうよ。」
「あぁ、教皇様がかわいそう。教皇様は教会の中で跪いて、こうやって頭を腕の中に沈めながらお祈りしていて、その周りにはたくさんの人が悪口を言っていて、汚い言葉を言っていて、また教会の外には道路や色んな所に多くの人が何も食べるものがなくて、お腹を空かせて苦しんでいる。その事を見て教皇様は悲しんでいる。教皇様が苦しまれている」と。
ジャシンタはいつもその事を心配していました。そこでジャシンタは必ず、罪人の回心の為に、教皇様の為に、お祈りをしていました。ロザリオをたくさんお祈りしていました。
ある時ルチアは、聖ジャシンタと聖フランシスコの列福列聖の為の特別な役割を推進の役目を受けた、メキシコ人のフエンテス神父様という方にインタビューを受けた事があります。この職務を受けてルチアに、シスタールチアにインタビューをしに行ったのでした。するとルチアはこのフエンテス神父様にこう言っていました。
「神父様、マリア様は、マリア様からのメッセージは誰も注意を払っていないので、マリア様は非常に悲しんでいます。善人も悪人も、マリア様のメッセージに心を傾けませんでした、耳を傾けませんでした。神父様、聞いて下さい、この世に最後の手段に、霊魂を救う最後の手段に、2つの事が与えられました。1つは『ロザリオ』ともう1つは『聖母マリアの汚れなき御心の信心』です。特にイエズス様はロザリオに特別の力を与えました。国際問題であれ、社会問題であれ、経済問題であれ、家庭の問題であれ、個人の問題であれ、どんな問題であっても、ロザリオで解決しない問題はありません。神父様、もしもこの手段が私たちが今使わないなら、もう他には手段はありません。」
シスタールチアは家族への手紙の中でもこう書いています。
「もしも教会の中で、『ロザリオは古臭い、時代遅れだ』あるいは『子供がやるお祈りだ』という批判を聞いたら、聞かないでください。なぜかというと、マリア様はこれに特別の力を効果を与えているからです。ロザリオの祈りは、マリア様がファチマで毎回お願いしたお祈りです。どうぞこのお祈りを決して忘れないでください」と、家族に何度も何度も書いていました。
シスタールチアの話を聞くと、手紙を読むと、どれほどロザリオがマリア様にとって大切か、そしてマリア様はこのロザリオをもって私たちの霊魂を救い、教皇様を助け、カトリック教会の為に善を施したいか、という事が分かります。
ですから今日マリア様のお誕生日に、マリア様にプレゼントを、良い遷善の決心を立てる事に致しましょう。
以前にも増して、ロザリオを心から唱えるようになさってください。イエズス様を愛する為、そしてマリア様の汚れなき御心をお慰めする為に、罪人の回心の為に、そして多くの霊魂が救われますように、そして特に教皇様の為にたくさんお祈りをなさってください。そして私たちがそれを実行すれば、マリア様はきっと非常にお喜びになって、今日マリア様のお誕生日のプレゼントを皆さんから受けたマリア様は、私たちにその100倍1000倍もの御恵みを返してくださるに違いありません。
「聖マリア、我らの為に祈り給え。」
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
小野田神父 説教
聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は2017年9月8日、マリア様のお誕生日のミサを捧げています。
この御ミサの後に、マリア様のお誕生日を祝って、小さなお誕生日パーティーがあります。
明日はここで10時30分からミサがあります。
主日にはレネー神父様が夕方の18時からミサをしてくださいます。月曜日も、フィリピンに行かれる前に朝の7時からミサがあります。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、今日はマリア様のお誕生日です。
カトリック教会でお誕生日を祝うのはたった3名しかいません。その他の聖人たちは天国での誕生を祝いますが、この3人についてはこの地上での誕生を祝います。イエズス様とマリア様と洗者聖ヨハネです。なぜかというと、この3人は原罪の汚れ無く、罪の汚れ無く生まれてきたからです。
では、この教会が特にマリア様の誕生日になぜこれほど祝うのか、喜ぶのかという事を少し黙想して、
次に、私たちもマリア様をお喜ばせする為に、何か誕生日のプレゼントする事を考える事を提案します。
そして最後に3番目に、遷善の決心を立てる事に致しましょう。
では一体なぜ、教会はこんなにマリア様の誕生日を祝うのでしょうか?これはマリア様が原罪の汚れなく生まれてきたからだけなのでしょうか?
聖アウグスティヌスによると、「マリア様は第2のエヴァだから。なぜならエヴァは、私たちの母として全人類の母として自然の母として罪人を生むようになったけれども、原罪を持って子供を生むようになったけれども、マリア様がお生みになったのは、罪のないイエズス・キリストであって、そして私たちを超自然の命にイエズス様と共に十字架の下で生んだから。エヴァは私たちに死をもたらしたけれども、マリア様は私たちに命をもたらしたから。エヴァは不従順によって天主に背いたけれども、天主の言葉を信じなかったけれども、マリア様は天主の言葉を、天使の口から伝えられた天主の言葉を信じて、そして従順によって私たちに命を与えたから。エヴァは私たちに嘆きと悲しみと苦しみをもたらしたけれども、マリア様は私たちに喜びと慰めと救いをもたらしたから。」
まさに、この蛇に負けてしまった最初のエヴァが、約束された通りに人類に約束された通り、蛇の頭を踏み砕く創世記に約束された待ちに待った御方が、マリア様だったからです。
ですから、このマリア様の誕生を全人類は待ちに待っていましたし、教会は心からこの御誕生をお喜びするのです。このマリア様がお生まれになったという事は私たちにつまり、私たちを超自然の命に生んで下さる霊的な母が与えられた、ですから教会は喜んでいます。
マリア様が私たちに一番心を砕いていらっしゃるのは、私たちが天国へと必ず導かれるように、天国に生まれるように、永遠の命に生まれるように、という事です。ですからマリア様は、天国で私たちの為に一生懸命にお祈りなさって、私たちの為に取り次いで下さり、そして私たちが天国に行く事ができるようにと、いつもハラハラドキドキされています。
このマリア様に私たちはどうやったらお喜びを与える事ができるでしょうか?
マリア様はただ天国でこうやって、こう指をくわえて私たちの為に待っているだけではありませんでした。天国から100年前にファチマに現れて、子供たちにお教えになりました。マリア様は6回現れた時に、そのたび毎にお願いした事があります。子供たちに、そして子供たちを通して私たちにお願いした事があります、「毎日ロザリオを唱えなさい。あなたたちを助ける事ができるのはこの方だけです。」
マリア様は決して決して無駄な事は仰いませんし、嘘はつきません。もしもマリア様が天からわざわざ私たちの元にやって来て、「どうぞ子供たちよ、聞いてください。今から大切な事を言いますよ。ロザリオを唱えなさい。」6回が6回すべて仰いました。これを見ると、ロザリオを唱えるという事がどれほど大切か、マリア様にとって私たちに願っている事か、という事が分かります。
シスタールチアによると、ジャシンタが一番心に打たれた事は4つあるそうです。
1つは、地獄の光景。地獄を見て、多くの霊魂が落ちるというのを見て、そしてたくさんこの霊魂を救う為にロザリオを唱えるようになった。
また、マリア様の汚れなき御心が第2の印象付けだった。それを見て、「マリア様の汚れなき御心をお慰めしたい」といつも思うようになった。
その次にジャシンタが心配したのは、戦争の事でした。ある時ルチアはジャシンタに尋ねます、聖ジャシンタに尋ねます、「ジャシンタちゃん、何を考えてるの?」「あのねルチアちゃん、私戦争の事を考えてるの。マリア様が戦争が起こると言ったから。戦争が起こったら多くの霊魂が地獄に落ちるから」と。
それから第4にジャシンタが考えていたのは、教皇様の事でした。ある時ルチアに聞きます。
「ねぇルチアちゃん、あのマリア様が仰っていたのは、この教会でお祈りをして皆からいじめられているあの人の事?」
「そうよ。」
「あぁ、教皇様がかわいそう。教皇様は教会の中で跪いて、こうやって頭を腕の中に沈めながらお祈りしていて、その周りにはたくさんの人が悪口を言っていて、汚い言葉を言っていて、また教会の外には道路や色んな所に多くの人が何も食べるものがなくて、お腹を空かせて苦しんでいる。その事を見て教皇様は悲しんでいる。教皇様が苦しまれている」と。
ジャシンタはいつもその事を心配していました。そこでジャシンタは必ず、罪人の回心の為に、教皇様の為に、お祈りをしていました。ロザリオをたくさんお祈りしていました。
ある時ルチアは、聖ジャシンタと聖フランシスコの列福列聖の為の特別な役割を推進の役目を受けた、メキシコ人のフエンテス神父様という方にインタビューを受けた事があります。この職務を受けてルチアに、シスタールチアにインタビューをしに行ったのでした。するとルチアはこのフエンテス神父様にこう言っていました。
「神父様、マリア様は、マリア様からのメッセージは誰も注意を払っていないので、マリア様は非常に悲しんでいます。善人も悪人も、マリア様のメッセージに心を傾けませんでした、耳を傾けませんでした。神父様、聞いて下さい、この世に最後の手段に、霊魂を救う最後の手段に、2つの事が与えられました。1つは『ロザリオ』ともう1つは『聖母マリアの汚れなき御心の信心』です。特にイエズス様はロザリオに特別の力を与えました。国際問題であれ、社会問題であれ、経済問題であれ、家庭の問題であれ、個人の問題であれ、どんな問題であっても、ロザリオで解決しない問題はありません。神父様、もしもこの手段が私たちが今使わないなら、もう他には手段はありません。」
シスタールチアは家族への手紙の中でもこう書いています。
「もしも教会の中で、『ロザリオは古臭い、時代遅れだ』あるいは『子供がやるお祈りだ』という批判を聞いたら、聞かないでください。なぜかというと、マリア様はこれに特別の力を効果を与えているからです。ロザリオの祈りは、マリア様がファチマで毎回お願いしたお祈りです。どうぞこのお祈りを決して忘れないでください」と、家族に何度も何度も書いていました。
シスタールチアの話を聞くと、手紙を読むと、どれほどロザリオがマリア様にとって大切か、そしてマリア様はこのロザリオをもって私たちの霊魂を救い、教皇様を助け、カトリック教会の為に善を施したいか、という事が分かります。
ですから今日マリア様のお誕生日に、マリア様にプレゼントを、良い遷善の決心を立てる事に致しましょう。
以前にも増して、ロザリオを心から唱えるようになさってください。イエズス様を愛する為、そしてマリア様の汚れなき御心をお慰めする為に、罪人の回心の為に、そして多くの霊魂が救われますように、そして特に教皇様の為にたくさんお祈りをなさってください。そして私たちがそれを実行すれば、マリア様はきっと非常にお喜びになって、今日マリア様のお誕生日のプレゼントを皆さんから受けたマリア様は、私たちにその100倍1000倍もの御恵みを返してくださるに違いありません。
「聖マリア、我らの為に祈り給え。」
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。