2018年2月12日(月)証聖者童貞聖マリアの僕の会の七創立者のミサ
小野田神父 説教
聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は2018年2月12日、7人の聖母のしもべの会の創立者の祝日を祝っています。
今日この御ミサが終わった後には、御聖体降福式、聖時間を捧げたいと思っています。特に世界の平和、日本の平和と、朝鮮半島での平和の為にお祈りをお願いします。
韓国が共産主義の手の元に入ってしまわないように、お祈りをお願い致します。また中国大陸にいるカトリック信者の人々の為にも、お祈りをお願い致します。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、ついに明後日からは四旬節が始まります。灰の水曜日です。その灰の水曜日の前に教会は、天主様の御摂理によって、7人の聖母のしもべの会の創立者の祝日を祝うように、その模範に倣うようにと私たちを招いているようです。
そこでぜひ、この今日祝っている祝日の聖人はどのような人なのかを見て、
実は、このような聖人たちが現代必要だ、という事を黙想し、
最後に遷善の決心を立てる事に致しましょう。
7人の聖母のしもべとはどういう人たちかというと、13世紀のフィレンツェという豊かな、そしてとても富に満ちたところに生きていた人々です。今でもフィレンツェといえばドミニコ会の聖マルコ教会があったり、フラ・アンジェリコの絵画があったりしてとても有名で、とても裕福な都市でした。
しかし13世紀には、フェデリコ2世というトップが教会に対して攻撃を始め、そして貴族たちが相互に互いに争い合っていました。そして非常に残酷に殺し合ったり、分裂したり、そしてその風紀は非常に乱れていました。
そのような時に、1233年、御昇天の大祝日に、マリア様が7人の貴族の兄弟たちに現れて、1人1人に現れて、そして「より完璧な生活を送るように」と招きました。
7人の貴族たちは兄弟たちで、非常に高貴な生まれで、富も莫大な富を持っていました、権力もありました。しかしこのマリア様の特別な御旨を知ると、その富も名声も力も全て捨てて、「マリア様に従う」と言いました。
教皇様にその事を言うと、教皇様はその事を、「そうするように」と言って下さいました。そこで、ただより大きな、より完璧な生活をする、という目的で、7人の兄弟たちが兄弟愛に従って、清貧と苦行の生活を始めました。その始める日は9月8日、マリア様の誕生日から、という事になりました。
隠遁生活をして、祈りと特にイエズス様の御受難を黙想するように、そしてそれと共にマリア様の七つの悲しみを苦しみを、十字架の下に佇むマリア様の御悲しみを黙想するその団体ができました。
その兄弟たちがある時、通りすぎる時、子供たちが「マリア様のしもべたちだ!」と叫んだのです。その中にはその内の子供の中には、4ヶ月になる聖フィリッポ・ベニティオもいました。この「聖母マリア様のしもべ」という名前がそのまま残りました。
次にマリア様が聖金曜日にお現れになって、「修道服はこのようにしなさい」というご自分の望みをお知らせになって、そして教皇イノチェンテ四世によって正式に修道会として創立されました。
この聖母のしもべ修道会は特に、マリア様の御苦しみ御悲しみを黙想する、マリア様をお慰めする、という事を非常に大切に、特にその事を黙想する事をしました。マリア様の御悲しみを黙想すれば黙想するほど、その修道会はますます会員を増やし、フランスやドイツやポーランドなどにもその修道会を増やし、多くの人々を回心に導きました。
特にフィレンツェでは、この兄弟たちがマリア様の元で、富も名声も捨てて、苦行と祈りの生活に入るのを見て、貴族たちも戦いをやめて、そして街に平和が戻ってきました。
ちょうど現代の社会はまさにこれのようです。人々が自分の富と権力とを求めて、ある者は独裁者になろうとし、ある者はその独裁の権力を保持しようとますます人民を圧迫したり、世界の平和を脅かそうとしたりしています。このような時にちょうどマリア様は、それらに打ち勝つ方法は、世界に本当の平和をもたらす方法は、「私たちの祈りであって、苦行である。聖なる生活である」という事を今日お知らせになっているかのようです。
特に四旬節の始まる前には、「この7人の貴族たちの生活を見倣うように」と、目の前に模範を示しているかのようです。このそのままでいれば何の不便もない生活を送る事ができたこの貴族たちは、より高度な目的の為に、「マリア様に仕える」という目的の為に、そしてフィレンツェと世界の平和と人々の福利の為に、天主への光栄の為に、全てを捨てて祈りと苦行の生活に入ったのでした。
私たちも、私たちはその全てを捨ててこの7人の創立者のような事はできませんけれども、しかし少なくとも、マリア様の御悲しみを黙想する、祈りを捧げる、ちょっとした犠牲を捧げる、という事はできそうです。
今日は四旬節の始まる2日前です。特に良い遷善の決心を立てる事に致しましょう。7人の創立者の御取り次ぎによって、マリア様の御取り次ぎによって、私たちが今年の四旬節こそ、特に平和がこれほど現実に脅かされている現代、今年の四旬節こそ、何かをしなければ本当に戦争が勃発してしまったり、あるいは多くの人々の何百万人という人々がボートピープルになってしまったり、難民になったり、あるいは命が失われてしまう危険があるこの四旬節を、聖なるものとして過ごす事ができますように、良い決心を立てる御恵みを乞い求めましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
小野田神父 説教
聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。
今日は2018年2月12日、7人の聖母のしもべの会の創立者の祝日を祝っています。
今日この御ミサが終わった後には、御聖体降福式、聖時間を捧げたいと思っています。特に世界の平和、日本の平和と、朝鮮半島での平和の為にお祈りをお願いします。
韓国が共産主義の手の元に入ってしまわないように、お祈りをお願い致します。また中国大陸にいるカトリック信者の人々の為にも、お祈りをお願い致します。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、ついに明後日からは四旬節が始まります。灰の水曜日です。その灰の水曜日の前に教会は、天主様の御摂理によって、7人の聖母のしもべの会の創立者の祝日を祝うように、その模範に倣うようにと私たちを招いているようです。
そこでぜひ、この今日祝っている祝日の聖人はどのような人なのかを見て、
実は、このような聖人たちが現代必要だ、という事を黙想し、
最後に遷善の決心を立てる事に致しましょう。
7人の聖母のしもべとはどういう人たちかというと、13世紀のフィレンツェという豊かな、そしてとても富に満ちたところに生きていた人々です。今でもフィレンツェといえばドミニコ会の聖マルコ教会があったり、フラ・アンジェリコの絵画があったりしてとても有名で、とても裕福な都市でした。
しかし13世紀には、フェデリコ2世というトップが教会に対して攻撃を始め、そして貴族たちが相互に互いに争い合っていました。そして非常に残酷に殺し合ったり、分裂したり、そしてその風紀は非常に乱れていました。
そのような時に、1233年、御昇天の大祝日に、マリア様が7人の貴族の兄弟たちに現れて、1人1人に現れて、そして「より完璧な生活を送るように」と招きました。
7人の貴族たちは兄弟たちで、非常に高貴な生まれで、富も莫大な富を持っていました、権力もありました。しかしこのマリア様の特別な御旨を知ると、その富も名声も力も全て捨てて、「マリア様に従う」と言いました。
教皇様にその事を言うと、教皇様はその事を、「そうするように」と言って下さいました。そこで、ただより大きな、より完璧な生活をする、という目的で、7人の兄弟たちが兄弟愛に従って、清貧と苦行の生活を始めました。その始める日は9月8日、マリア様の誕生日から、という事になりました。
隠遁生活をして、祈りと特にイエズス様の御受難を黙想するように、そしてそれと共にマリア様の七つの悲しみを苦しみを、十字架の下に佇むマリア様の御悲しみを黙想するその団体ができました。
その兄弟たちがある時、通りすぎる時、子供たちが「マリア様のしもべたちだ!」と叫んだのです。その中にはその内の子供の中には、4ヶ月になる聖フィリッポ・ベニティオもいました。この「聖母マリア様のしもべ」という名前がそのまま残りました。
次にマリア様が聖金曜日にお現れになって、「修道服はこのようにしなさい」というご自分の望みをお知らせになって、そして教皇イノチェンテ四世によって正式に修道会として創立されました。
この聖母のしもべ修道会は特に、マリア様の御苦しみ御悲しみを黙想する、マリア様をお慰めする、という事を非常に大切に、特にその事を黙想する事をしました。マリア様の御悲しみを黙想すれば黙想するほど、その修道会はますます会員を増やし、フランスやドイツやポーランドなどにもその修道会を増やし、多くの人々を回心に導きました。
特にフィレンツェでは、この兄弟たちがマリア様の元で、富も名声も捨てて、苦行と祈りの生活に入るのを見て、貴族たちも戦いをやめて、そして街に平和が戻ってきました。
ちょうど現代の社会はまさにこれのようです。人々が自分の富と権力とを求めて、ある者は独裁者になろうとし、ある者はその独裁の権力を保持しようとますます人民を圧迫したり、世界の平和を脅かそうとしたりしています。このような時にちょうどマリア様は、それらに打ち勝つ方法は、世界に本当の平和をもたらす方法は、「私たちの祈りであって、苦行である。聖なる生活である」という事を今日お知らせになっているかのようです。
特に四旬節の始まる前には、「この7人の貴族たちの生活を見倣うように」と、目の前に模範を示しているかのようです。このそのままでいれば何の不便もない生活を送る事ができたこの貴族たちは、より高度な目的の為に、「マリア様に仕える」という目的の為に、そしてフィレンツェと世界の平和と人々の福利の為に、天主への光栄の為に、全てを捨てて祈りと苦行の生活に入ったのでした。
私たちも、私たちはその全てを捨ててこの7人の創立者のような事はできませんけれども、しかし少なくとも、マリア様の御悲しみを黙想する、祈りを捧げる、ちょっとした犠牲を捧げる、という事はできそうです。
今日は四旬節の始まる2日前です。特に良い遷善の決心を立てる事に致しましょう。7人の創立者の御取り次ぎによって、マリア様の御取り次ぎによって、私たちが今年の四旬節こそ、特に平和がこれほど現実に脅かされている現代、今年の四旬節こそ、何かをしなければ本当に戦争が勃発してしまったり、あるいは多くの人々の何百万人という人々がボートピープルになってしまったり、難民になったり、あるいは命が失われてしまう危険があるこの四旬節を、聖なるものとして過ごす事ができますように、良い決心を立てる御恵みを乞い求めましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。