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2018年10月8日(月) 寡婦聖ビルジッタのミサの前のお話

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2018年10月8日(月)寡婦聖ビルジッタのミサ ミサの前のお話
小野田神父

聖ビルジッタはスウェーデンで生まれました。まだ10歳の時、私たちの主のご受難の説教を聞いたその夜、十字架に付けられたイエズス・キリストが血にまみれたのを見ました。イエズス・キリストはビルジッタと共にご受難について語り合ったのです。その時以来、彼女はいつも御受難を黙想して、イエズス様との親しい祈りの生活が始まりました。

ウルフォンと結婚して、そして二人で夫婦で、スペインのコンポステラ、聖ヤコボコンポステラに巡礼に行って帰るとき夫が、非常に大きな病で、死なんばかりになりました。

そこで、一生懸命お祈りをすると、聖ディオニジオが現れて、「夫は治る。しかし、その後色々な事が起こる」という事を預言しました。そしてその通りになり、ますます夫とその聖ビルジッタは信心深くなり、遂にそして夫は修道生活、そして聖女は祈りの生活に入っていきました。

夫はシトー会の修道者となると、そのすぐ後に、亡くなりました。聖ビルジッタは寡婦として、善行、貧しい人を助けたり、あるいは祈り、苦行の生活をして、遂にエルサレムに巡礼して、ローマに帰ってくると、ご自分の霊魂を天主に返しました。祈りと、愛徳と、苦行の生活を閉じました。

聖ビルジッタについては特に、御受難の黙想の保護者として有名です。

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