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聖ピオ十世会 聖伝のミサ(トリエント・ミサ、ラテン語ミサ)の2019年2月の報告 SSPX JAPAN Traditional Latin Mass

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 2月の初金、初土のミサと信心を大阪で行うことが出来て大変幸福でした!
 特に2月2日には御潔めの祝日のローソク行列を行いました。子供たちも熱心に与っていました。
 東京ではシュテーリン神父様の特別の訪問があり、私たちの喜びはひとしおでした。

 多くのご報告をいただいたので、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

大阪でのミッションありがとうございました。

2月の初金・初土の御ミサの報告をお送り致します。

2月2日(初金) 至聖なるイエズスの聖心のミサ には17人
2月3日(初土・聖母マリアの御浄めの祝日) のミサには24人がミサに与る御恵みを頂きました。デオグラチアス!

2日の御ミサの後には御聖体降福式がありました。
ご聖体となって私たちと共にいて下さるイエズス様に、感謝と、礼拝と、愛をマリア様の御心をとおして精一杯お捧しました。

2月3日の御浄めの祝日には御サミの前にローソクの祝別式と行列がありました。
ローソクの祝別の際に、ローソクはイエズス様のかたどりである事の説明を受け、五つの祈祷の後、聖歌隊がシメオンの讃歌を歌っている間に跪いて接吻してからローソクを受け取り、順に火を分け合って行列を出発しました。
行列の間の聖歌は、感動的でした。

「シオンよ何時の花嫁の部屋を飾れ、しかして王たるキリストを迎え入れよ。
天の門なるマリアを抱擁せよ
マリアは実に新しき光の王をはこび給い、
明けの明星の上がる前に生み給いしおん子を手にしつつおとめにとどまり給う。
そのおん子をシメオンは両腕に抱え人々に予告せり、
この聖子は生と死の主にして世の救い主なりと。」

行列はまさに、天の門、マリア様の汚れなき御心の前を通って天国の象徴であるお聖堂に帰りました。
本当にこのように、天国へ帰る事が出来るよう、イエズス様の焔を心にいつも灯していることが出来ますように。

御ミサの後、休憩をとってから御聖体降福式があり、初土曜日の信心のロザリオの玄義の黙想がよく出来ました。
イエズス様の私達への無限の憐れみと、無限の愛を、沢山の人に知ってもらいたいと願いました。
無駄と思えるような事や取るに足らない事でも、イエズス様への愛をもってマリア様を通してお捧する事で、永遠の価値を持つことが出来るという事を心に刻んで、天国へ帰る日までへこたれないように頑張らねばと思います。

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
小野田神父様、こんばんは。

今日も(…)ありがとうございました。

今日のロウソク行列やミサ聖祭の中で、子供がいろいろな事を感じ、帰宅後たくさんお話してくれたので、少しご報告させてください(^^)

≪ロウソク行列では≫
ロウソクがイエズス様のシンボルと聞いて、自分がシメオンのように幼いイエズス様を抱っこしているのかと思うと嬉しい気持ちになり、すごいお恵みだと思った。

≪今日のミサ聖祭では≫
今までミサが一番大切なもの、カルワリオの丘で十字架上のイエズス様に自分を捧げるものだとは知っていたけれど、今の自分の霊魂はそれに相応しいものか考えると、度々罪を犯してしまう自分を深く反省したよ。けれど、イエズス様は決して僕のことを見捨てずにいてくださる。だから、『安心して信じなさい』と言われている気がしたよ。と。(…)

また来月も聖伝のミサに与ることができるよう、お祈りくださると嬉しいです。


【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

初金曜日の御ミサ、御聖体降福式、ろうそく行列、マリア様の御浄めの祝日の御ミサ、初土の御聖体降福式と、色々本当にありがとうございました!!

初金曜日の御ミサでは、幼きイエズス様をお抱きになっているヨゼフ様のカズラを拝見できて嬉しかったです♪

そして今年は初土曜日に、ろうそくであるイエズス様を頂いて行列に参加させて頂き、御浄めの祝日の御ミサに与る事ができて本当に御恵みでした。

マリア様の汚れ無き御心の御影が飾られている御聖堂に、皆さんがろうそくを持って入って行かれる所を拝見して、この地上での命をイエズス様と共に歩んだ後には、マリア様の汚れ無き御心を通して、永遠の命である天国へと入るのだ、という事がとても伝わってきました。

御浄めの御ミサの間も、奉献の時に、灯されているろうそくの火を見ながら、「イエズス様、イエズス様の愛の火を私に燃やして下さい。イエズス様、私の光となって下さい。マリア様、マリア様の汚れ無き御心で、このイエズス様の愛の火を絶えず私に燃やさせて下さい」とお祈りしました。

このイエズス様の聖心の愛の炎が、マリア様の汚れ無き御心を通して、この御聖堂の周りの方々に、そして日本の全ての方々に燃え広がっていく事ができますように!

そして初土の御聖体降福式での悲しみに満ちたマリア様の汚れ無き御心への奉献、15分の黙想も本当にありがとうございます!!

シュテーリン神父様が仰って下さった初土のこの奉献を、これからは小野田神父様ができるだけ毎月して下さるという事で本当に嬉しく思います!この事によって、聖母の汚れ無き御心聖堂にも多くの方々がいらして下さるようになると確信しております!(o^∇^o)

イエズス様にとって一番大切な「天主様の御旨を果たす」という事を、マリア様とヨゼフ様との生活、隠れた生活をする事によって、イエズス様と一緒に生活をする事ができますように!

マリア様のイエズス様に対する純金のような信心と愛を、マリア様が十字架の下でお苦しみになった御悲しみを、決して罪を犯してイエズス様の精神を腐敗させる事が無かったマリア様の汚れ無き御心を、拙い私の心に染み通らせて頂き、御聖体拝領によってマリア様を通して自分自身をイエズス様に御捧げする事ができますように!


【お便り】
ルフェーブル大司教様の素晴らしいお説教などをアップして下さりありがとうございます。
今のカトリック教会の未曾有の危機の時代に生まれた私は(…)改めてこの御説教を拝読して、カトリック教会の為に本当にロザリオをいつもできる限り唱えなければ、と再度鼓舞される思いがしました。

【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 28人(内、子供6人)
女: 33人(内、子供6人)
計: 61人(内、子供12人)

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上記以外に小野田神父のミサに参列してお帰りになった方が2~3名いらっしゃったようです。
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シュテーリン神父の講話参加者数
男: 20人(内、子供4人)
女: 26人(内、子供3人)
計: 46人(内、子供7人)

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

2月3日のご報告をさせていただきます。
ポーランドから来日されたシュテーリン神父様が、日本の無原罪聖母の騎士会の会員のためのフォローアップと、新しく会員になる方たちの入会式をしてくださいました。デオ・グラチアス!

マキシミリアノ・コルベ神父さまの無原罪聖母の騎士会の創立は、ファチマの聖母のご出現と非常につながりのあることだと以前からお説教で聴いておりました。

マキシミリアノ・コルベ神父さまがどのようなご意向でどのように無原罪聖母の騎士会を作られたかを思ったら、いまファチマの天使の祈りと同じ精神でコルベ神父様の作られた射祷を唱えなければならないと思いました。

私は一度けがれなき聖母の騎士会に個人的に入会申し込みをしましたが、お恵みによりまして数年前に聖伝の無原罪聖母の騎士会の入会式で、あらためてインマクラータの騎士とさせていただきました。そして、ミサの典礼と同じように、コルベ神父様が作られた無原罪聖母の騎士会も、第二バチカン公会議の後、根本的変化を受けていることを知らされました。

無原罪聖母の騎士会初期当時のままの射祷を教えていただき、毎日お祈りしています。

「ああ原罪なくして宿り給いし聖マリアよ、御身により頼み奉る我らのために祈り給え。また御身により頼まざるすべての人々、特にフリーメーソン会員のため、また御身に委ねられ奉りしすべての人々のために祈り給え」

これは、不思議のメダイのための祈りに、コルベ神父様の作られた祈りが加えられたものとのことです。シュテーリン神父様によると、この最初に作られていた祈りも、第二バチカン公会議以後に替えられているとのことです。

「もともとの祈りから重要な矢を抜いてしまって祈っても、その射祷は相手を射ることができない、この聖伝の無原罪聖母の騎士会のもとのままの射祷の祈りには弾丸が込められていますので、敵を射抜くことができます」とのお話でした。

この祈りを祈ることは、マリア様に頼まない人のため、異端とフリーメーソン(近代主義と誤ったエキュメニズム)に陥った人の回心のために祈ることになるということをあらためて教えていただきました。

今回、聖グリニョン・ド・モンフォールが、マキシミリアノ・コルベ神父の霊的師であり、その重要な本が「 聖母マリアへのまことの信心」だということを理解できて、うれしく思いました。(ちょうど、二年前の霊的講話がブログでアップされていて、読んでおります。)

その中の奉献ということにも、シュテーリン神父様はお説教の中で触れてくださいました。

「マリア様が私たちを霊的な命・超自然の命へと生みだしてくださるお母様です」ということ、そして「転ばない方法は母親の手を握ってその手を決して離さないこと」というお話を心に刻みました。

それから、シュテーリン神父様からの、ニカラグアの国の司教様の実例のお話も、思い出されます。ニカラグアでは共産主義がとても強く神学校から共産主義の考えの司祭まで養成されている、荒れたノブス・オルド・カトリックの状態で多くの信徒たちはプロテスタントに改宗してカトリック教会を離れている、とのことです。

聖伝の無原罪聖母の騎士の会のある司教区だけは、ニカラグアでは、人々はプロテスタントにならずにカトリック信仰が守られているのだそうです。それは司教様がご自分から聖伝の無原罪聖母の騎士会の入会を促進させるようにされているからだそうです。

去年のグァダルーペの聖母の祝日(12月12日)には、その司教様の望みによって、司教区の司祭により、400名の信徒たちが聖伝の無原罪の聖母の騎士として入会したそうです。不思議のメダイの数が足りなかったので400名しか入会できなかったそうです。

シュテーリン神父様は、この司教区の神学生や司祭たちに講話を行ったそうです。彼らは皆、聖母の騎士として聖母の道具になりたいと願ったのですが、司教様はかれらはその前に聖母に自分を奉献することについてシュテーリン神父様の書いた小冊子をよく読んでから奉献することを命じたそうです。この司教様は、シュテーリン神父様の小冊子に「印刷許可(imprimatur)」を与えたそうです。

私は今回のフォローアップに向けて、聖マキシミリアノ・コルベ神父さまに日本の回心の取次ぎをお願いしました。この日の入会式で騎士になられた方のうち3人の方の霊名にマキシミリアノ・コルベ神父の名前が入っているとそれぞれの方と話しながら気づいて、コルベ神父様がこの聖伝の無原罪聖母の騎士会へこの方々を導かれて下さったように感じられました。きっと偶然などではなく、コルベ神父様は、初めに作られたままの精神によって霊魂の救いのための道具として自分自身を聖母の奉献するたくさんの騎士が集まってくるよう望まれているのではと思いました。

マリア様が最後には敵を足元にしっかりと踏み砕くのはわかっていることですが、敵がまだ日本においてもカトリック精神を攻撃している真っ最中ですから、しっかりと弾丸を込めた祈りを祈らなければと思いました。

マリア様が退けられたり、マリア様について感情も持たず、マリア様の話もされず、ただ置かれているだけの飾り物の存在としてしまってはならないと思います。マリアさまがどれほど心からイエズス様を愛されていらっしゃるお方であることか、どれほど心から人間の霊魂のことを心配してくださるお方であることかが、もっと知られますように。この日本の国に第二のニェポカラノフ、無原罪の園が置かれたのですから。

秋田のマリア様のお気持ちが日本においてよりも、外国の方々の方にもっと知られているという状況、日本の教会の中ではどうして秋田のマリア様のことが知られていないのですか?という、外国から来られている方々の訴えに、やっぱり日本のけがれなき聖母の騎士にさせていただいた者は、最初の精神に立ち戻って祈らなければならないと思いました。

秋田のマリア様とファチマのマリア様のつながり、ファチマのマリア様とコルベ神父様の無原罪聖母の騎士会のつながり、さらにコルベ神父様と聖グリニョンドモンフォール師のつながり(マリア様に奉献する世界終末の勇士たち)、コルベ神父様と日本の深いつながり、こういったことは、みんなが躓くことなく、天国へたどりつけるよう隣人のために働くようにと、マリア様が手を差し伸べてくださっていることに思いました。

そのマリア様の御名によって日本の司教さまたちのためにもっとお祈りをしようと思います。

ずっと前から入会を希望していた友人たちも、ようやくその機会を得て無事に聖伝の無原罪聖母の騎士になるための着衣式を終えられてうれしそうでした。入会された皆様たちは、満面の笑顔でとてもうれしそうでした。

シュテーリン神父様、遠くポーランドの国際本部から来日下さりご指導くださいましてありがとうございました。

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今回のミサ典書では、荒れ狂う海原でイエズス様の一言で大波が治まったことが読まれました。イエズス様が一言おっしゃってくだされば心の中を荒れ狂う感情もおさまり静かなものとなりますことをごミサに与り感じさせていただきました、ありがとうございます。

また、ミサのなかで、マリア様が感じられているようなお気持ちでイエズス様をお愛し申し上げることが出来ますようにと黙想し祈りしました。マリア様がうけられたお苦しみを想像しながら、普通なら耐えられないほどの凄まじき苦しみに違いないと思いました。マリア様は何という素晴らしい御方なのでしょうか!

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