栄えの玄義 第5玄義黙想
(2019年6月1日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)
『栄えの玄義 第5玄義:この一連を捧げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取次ぎによりて永福の冠を乞い願わん。』
御聖体の内に真に在し給うイエズスの聖心の前にて、マリア様の汚れなき御心が受け給う罪を、侮辱を、償うが為に、15分間の黙想をお捧げ致しましょう。
イエズス様はオリベト山で、使徒たちの前で、御自分の御体、御血を、天主の力によって天に上げられました。御自分で天に昇られました。御復活後40日間、弟子たちに御自分の真に復活した事を見せ、証明し、そして「聖霊を送る」と約束して天に昇られました。私たちは、主の在し給う天に、いつも心を上げています。
この同じ天でイエズス様は、私たちが天国に辿り着くのをお待ちになり、私たちの為に全て必要な御恵みを配ろうと、与えようと、聖父天主に祈り、取次ぎ給います。
そればかりかイエズス様は、私たちの母であるマリア様をも被昇天され、私たちの母を天の最も高い位置に着かされ、天地の元后として、イエズス様のすぐ横にお座りにならせ、想像を絶する栄光と、権力と、力と、憐れみの支配力を、マリア様にお委ねになりました。
いとも神々しい、マリア様の元后としての御稜威、その御力、その輝き、そのイエズス様に訴える力の強さ、憐れみの巨大さ、無限の優しさ、私たちの救いを求め望むその母の心、私たちを何とか天に呼び寄せようと心を尽くすその優しいお心、イエズス様にあれでもか、これでもかと取次ぎ給うその母心、どれほどマリア様の御取次ぎによって、力ある取次ぎによって、憐れみと、祝福と、御恵みを、思いがけなく、想像を超えるような御恵みを受け続けてきた事でしょうか。
マリア様は天の、天地の元后としてメキシコに現れた時には、異教の偶像崇拝に陥っていたメキシコの民が、大回心の御恵みを遂げました。マリア様は秋田にも来られて、「日本の回心の為に祈っている」と仰います、天使を通して、私たちにそれを教えられました。
力ある童貞、天地の元后、私たちの憐れみの御母マリア様のいとも大いなる神々しい御稜威、その栄光、全ての天使聖人たちを合わせてもそれでも足りない、その御一人輝き出る御稜威、私たちはそれを讃美し、このような母を下さったイエズス様に感謝致しましょう。
全宇宙を支配される王の王イエズス・キリスト、私たちの贖い主。イエズス様にとって、マリア様のほんの小さな願いでさえも、これはご命令のように感じます。どのような小さな願いも、どのような小さな心の思いも叶えて、御自分のお母様を、天地の元后を喜ばせようとするイエズス様の優しいお心、聖心、マリア様をお愛しされるイエズス様の聖心。
イエズス様の聖心とマリア様の御心が一致しているが故に、マリア様の心は無限の御恵みの宝庫です。私たちが必要とする全てのお恵みを更に、それを超えて、寛大に惜しみなく、これでもか、あれでもかと与えて、更に与えて、更に与えようとされます。私たちはどれほどマリア様にいわば甘やかされ、マリア様から優しい御恵みを受け続けている事でしょうか。そして受け続ける事でしょうか。
マリア様は地獄の恐れでもあります。悪魔たちは、マリア様を恐れ、何もする事ができません。近付く事さえもできません。地獄の勢力にとって、どれほどの屈辱、辱めでありましょうか。マリア様の御力はあまりにも強く、態勢を整えた大軍隊のように、悪魔にとって恐るべき存在です。このマリア様が、母の心を持って私たちを守ろうと、私たちを保護して導こうと、御自分の御心を避難所として、私たちが天に辿る道としてお示しになりました。
マリア様を通して、イエズス様が昇天されてから今に至るまで、人類が見た事もないような大奇跡が起こっています。太陽は踊り、何十万の人々がそれを見ました。マリア様の御取次ぎによって、頑なだった心の人が回心し、病気が治り、命を失った赤ちゃんさえも命を取り戻し、戦争は終わり、不可能と思われた戦いにおいて勝利を治め、絶望的な状況から救われ、マリア様によって、救いと、喜びと、御恵みが、いつも与えられ続けています。マリア様が天の元后であり、どれほど力がある方であるかを示しています。
マリア様にお会いになった聖ベルナデッタも、あるいは御声を聞かれたシスター笹川も、あるいはルチアも、聖ジャシンタも聖フランシスコも、マキシマムもメラニーも声を揃えて言います、「威光ある、美しい、神々しい、極めて美しい御方であった。その御声は、この地上の全ての声を超える美しさであった。極みなく美しい御声であった。」
力ある童貞、天地の元后、平和の元后、ロザリオの元后。御身の子、御身のしもべはここにおります。御身の為に私は一体何をする事ができるでしょうか?マリア様、仰って下さい。イエズス様がマリア様のご希望を叶えたいと思うように、私もマリア様のご希望を叶えたいと思います。今まで多くの御恵みを下さった事を感謝致します。御恵みを与え続けて下さっている事を感謝致します。私に何ができるでしょうか?どうやってこの御恩に応えたら良いでしょうか?
我が母、我が元后よ、御身はファチマで、子供たちを通して私に仰いました、御身の希望を教えてくれました、「毎日ロザリオを唱えなさい。ロザリオによるならば、解決できない問題などひとつもない」と。
「私たちの祈りと、日常の務めを、イエズス様を愛する為に、罪人の回心の為に、マリア様に対して犯される罪を償う為に、教皇様の為に、捧げなさい」と。
「恐ろしくも侮辱されているイエズス・キリストの御体、御血を償う為に、御聖体を礼拝し、配慮しなさい」と。
そして最後には、「天主は屈辱され、犯され続けている。罪をもうこれ以上犯さないように」と懇願されて、お願いされました。
(2019年6月1日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)
『栄えの玄義 第5玄義:この一連を捧げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取次ぎによりて永福の冠を乞い願わん。』
御聖体の内に真に在し給うイエズスの聖心の前にて、マリア様の汚れなき御心が受け給う罪を、侮辱を、償うが為に、15分間の黙想をお捧げ致しましょう。
イエズス様はオリベト山で、使徒たちの前で、御自分の御体、御血を、天主の力によって天に上げられました。御自分で天に昇られました。御復活後40日間、弟子たちに御自分の真に復活した事を見せ、証明し、そして「聖霊を送る」と約束して天に昇られました。私たちは、主の在し給う天に、いつも心を上げています。
この同じ天でイエズス様は、私たちが天国に辿り着くのをお待ちになり、私たちの為に全て必要な御恵みを配ろうと、与えようと、聖父天主に祈り、取次ぎ給います。
そればかりかイエズス様は、私たちの母であるマリア様をも被昇天され、私たちの母を天の最も高い位置に着かされ、天地の元后として、イエズス様のすぐ横にお座りにならせ、想像を絶する栄光と、権力と、力と、憐れみの支配力を、マリア様にお委ねになりました。
いとも神々しい、マリア様の元后としての御稜威、その御力、その輝き、そのイエズス様に訴える力の強さ、憐れみの巨大さ、無限の優しさ、私たちの救いを求め望むその母の心、私たちを何とか天に呼び寄せようと心を尽くすその優しいお心、イエズス様にあれでもか、これでもかと取次ぎ給うその母心、どれほどマリア様の御取次ぎによって、力ある取次ぎによって、憐れみと、祝福と、御恵みを、思いがけなく、想像を超えるような御恵みを受け続けてきた事でしょうか。
マリア様は天の、天地の元后としてメキシコに現れた時には、異教の偶像崇拝に陥っていたメキシコの民が、大回心の御恵みを遂げました。マリア様は秋田にも来られて、「日本の回心の為に祈っている」と仰います、天使を通して、私たちにそれを教えられました。
力ある童貞、天地の元后、私たちの憐れみの御母マリア様のいとも大いなる神々しい御稜威、その栄光、全ての天使聖人たちを合わせてもそれでも足りない、その御一人輝き出る御稜威、私たちはそれを讃美し、このような母を下さったイエズス様に感謝致しましょう。
全宇宙を支配される王の王イエズス・キリスト、私たちの贖い主。イエズス様にとって、マリア様のほんの小さな願いでさえも、これはご命令のように感じます。どのような小さな願いも、どのような小さな心の思いも叶えて、御自分のお母様を、天地の元后を喜ばせようとするイエズス様の優しいお心、聖心、マリア様をお愛しされるイエズス様の聖心。
イエズス様の聖心とマリア様の御心が一致しているが故に、マリア様の心は無限の御恵みの宝庫です。私たちが必要とする全てのお恵みを更に、それを超えて、寛大に惜しみなく、これでもか、あれでもかと与えて、更に与えて、更に与えようとされます。私たちはどれほどマリア様にいわば甘やかされ、マリア様から優しい御恵みを受け続けている事でしょうか。そして受け続ける事でしょうか。
マリア様は地獄の恐れでもあります。悪魔たちは、マリア様を恐れ、何もする事ができません。近付く事さえもできません。地獄の勢力にとって、どれほどの屈辱、辱めでありましょうか。マリア様の御力はあまりにも強く、態勢を整えた大軍隊のように、悪魔にとって恐るべき存在です。このマリア様が、母の心を持って私たちを守ろうと、私たちを保護して導こうと、御自分の御心を避難所として、私たちが天に辿る道としてお示しになりました。
マリア様を通して、イエズス様が昇天されてから今に至るまで、人類が見た事もないような大奇跡が起こっています。太陽は踊り、何十万の人々がそれを見ました。マリア様の御取次ぎによって、頑なだった心の人が回心し、病気が治り、命を失った赤ちゃんさえも命を取り戻し、戦争は終わり、不可能と思われた戦いにおいて勝利を治め、絶望的な状況から救われ、マリア様によって、救いと、喜びと、御恵みが、いつも与えられ続けています。マリア様が天の元后であり、どれほど力がある方であるかを示しています。
マリア様にお会いになった聖ベルナデッタも、あるいは御声を聞かれたシスター笹川も、あるいはルチアも、聖ジャシンタも聖フランシスコも、マキシマムもメラニーも声を揃えて言います、「威光ある、美しい、神々しい、極めて美しい御方であった。その御声は、この地上の全ての声を超える美しさであった。極みなく美しい御声であった。」
力ある童貞、天地の元后、平和の元后、ロザリオの元后。御身の子、御身のしもべはここにおります。御身の為に私は一体何をする事ができるでしょうか?マリア様、仰って下さい。イエズス様がマリア様のご希望を叶えたいと思うように、私もマリア様のご希望を叶えたいと思います。今まで多くの御恵みを下さった事を感謝致します。御恵みを与え続けて下さっている事を感謝致します。私に何ができるでしょうか?どうやってこの御恩に応えたら良いでしょうか?
我が母、我が元后よ、御身はファチマで、子供たちを通して私に仰いました、御身の希望を教えてくれました、「毎日ロザリオを唱えなさい。ロザリオによるならば、解決できない問題などひとつもない」と。
「私たちの祈りと、日常の務めを、イエズス様を愛する為に、罪人の回心の為に、マリア様に対して犯される罪を償う為に、教皇様の為に、捧げなさい」と。
「恐ろしくも侮辱されているイエズス・キリストの御体、御血を償う為に、御聖体を礼拝し、配慮しなさい」と。
そして最後には、「天主は屈辱され、犯され続けている。罪をもうこれ以上犯さないように」と懇願されて、お願いされました。