アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
天主の御恵みによって、ミサを捧げ続けることができることを感謝しております。愛する兄弟姉妹の皆様がミサの恵みに与り、ミサに与ることができない方々のために、日本のため、世界のためにお祈りを捧げてくださっていることを感謝しております。
もちろん、私たちにとって、主日のミサは必要で大切なものです。「不要不急」では決してありません。しかし、感染拡大を防ぐために、私たちにできる具体的な行動をとることは必要です。
すでに「聖伝のミサに与るときのお願い:新型コロナウイルス対策」でもお願いいたしましたが、私たちは、感染リスクを避けるために「更なるコロナウイルス対策」を実行する予定でおります。
コロナウイルス対策として、次の「3つの条件が同時に重なる場所や場面」を避けることが重要です。
(1)換気が悪い密閉空間、
(2)人が密集している、
(3)近距離での会話や発声
つまり、集団感染が起こる危険のある「密閉」「密集」「密接」三つの条件を避けることです。
1. 換気が悪い「密閉空間を避ける」対策
1-a. 窓やドアを開け放ち、換気扇を回し、必要に応じてエアコンをつける【従来の対策】
これまでの通り、窓を開け放ちますので、室内でも寒いと感じる場合もあります。引き続きご理解をお願いいたします。
2. 人の「密集を避ける」対策
2-a. リスクの高い方々【従来の対策】
これまでの通り、次を引き続きお願いいたします。
- 高齢者や持病のある方は、ミサに参加せずにご自宅でロザリオを唱えるなどして、主日を聖化してくださるようにお願いいたします。
- 高齢者や持病のある方に接する機会のある職業や家庭の方も、同様にミサに参加せずにご自宅でロザリオを唱えるなどして、主日を聖化してくださるようにお願いいたします。
- 高齢者ではなくとも、お体の具合の悪い方は、ミサには参加せずにご自宅でロザリオなどのお祈りをお願いいたします。
- 体の調子の悪い人や、過去2週間以内に風邪のような症状のあった人も、同様にお願いいたします。
2-b. ミサ会場内において、参列者間で一定の社会的距離をとっていただく
- ミサの前後(特にミサの終わった後)、おしゃべりをせず、屋外に出ていただくようにお願いいたします【従来の対策】
- ミサの会場では、なるべく、お互いに一定の距離をとって座っていただきとう存じます。
- 聖体拝領のために会場の中央に並ぶ際、お互いに前後に十分な距離をとって並んでくださるようにお願いいたします。聖体拝領をされる方をお待ちしますので、スペースを空けてお並びください。
- 聖体拝領のため跪く際、お互いに左右に十分な距離をとって跪いてください。司祭は何度でも左右に行ったり来たりしますので、間隔を開けて、横に並んで跪いてください。
3. 近距離での会話や発声を避ける対策
3-a. ミサの前後(特にミサの終わった後)、今まで通り、信者同士でおしゃべりをせず、すぐに屋外に出てもらうようにお願いいたします【従来の対策】
3-b. 司祭及びミサの参列者が近距離で発声する機会を減らす【従来の対策】
- 集団での祈りについて、先唱者のみが発声するようにします【従来の対策】
- 歌ミサについて、聖歌隊のみが歌うようにします【従来の対策】
- ミサ中、歌を歌ったりして、声を出さないようにお願いいたします【従来の対策】
- 聖歌隊は信者との間に必要な距離をとった場所で歌うこととします【従来の対策】
- 司祭は、壇上のやや後ろ側から、皆さんとは距離をとって、説教するようにします【従来の対策】
3-c. 司祭及びミサの参列者が発声する機会を更に削減する
- 主日のミサの前の「アスペルジェス・メ」を省略します。
- 入退堂の日本語の聖歌を省略します。
- 司祭は説教を短くします。
- 東京では、ミサの終わった後、信者同士が玄関付近で集まらないように、例えば後ろの信者から、小グループ毎に、少しずつ時間を置いて退出してもらうようにお願いすることを考えております(時差退出)。ご不便をおかけすると思いますが、ご理解をお願いいたします。
- 東京ではさらに、ミサの後の聖体降福式は、聖歌の数を最低限(二曲)に減らし、短いものといたします。御聖体に真にましましたもうイエズス・キリストに東京と日本と世界を祝福してくださるようにお祈りいたします。
- 3月29日(主日)の聖体降福式のプログラムは次の通りです。
1)御聖体を顕示するとき:「ステラ・チェリ」を歌う。
2)諸聖人の連祷を司祭が唱える
3)「タントゥム・エルゴ」を歌う
4)御聖体による祝福と賛美
4. 会場に入る際の手洗いの実施【従来の対策】
ミサの会場に到着されましたら、手洗いなさることをお願いいたします。専門家も「せきエチケットや手洗いなど基本的な感染症対策の徹底」を勧めておりますので、私たちもそれの実践をお願いいたします。
私たちができるだけのことをする限り、憐れみ深い天主は私たちを守ってくださると信じております。
聖母よ、我らのために祈り給え!
聖ヨゼフ、我らのために祈り給え!
聖ピオ十世、我らのために祈り給え!
日本の尊き殉教者らよ、我らのために祈り給え!