「聖母聖月中の土曜日の御聖体降福式:聖霊の賜物、聖霊の息吹を待ち望む」
2020年5月30日(土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父
しばらくの間、御聖体の内に真に在し給うイエズス様の聖心の御前で、礼拝と、讃美と、感謝と、罪の償いを御捧げ致しましょう。
特に、聖霊の御恵み、聖霊の賜物、聖霊の息吹を、私たちがよく受ける事ができますように、聖霊に満たされて生活する事ができますように、マリア様の御取り次ぎによってお祈り致しましょう。
使徒たちを全く変えて下さったように、聖霊が私たちを主の愛に満たして、確固たる信仰に強め、イエズス・キリストの愛に燃えて生きる事ができますように。
イエズス・キリストの信仰を生きる事、イエズス・キリストの真理を述べる事、信仰を告白する事、私たちにも行なう事ができますように。
迫害にもかかわらず、堂々とした態度で、イエズス様の弟子として、カトリック信者として、キリスト教信者として、その名前にふさわしい生活を送る事ができますように。
イエズス様の聖心の無限の功徳、マリア様の御心の無限の功徳によって、罪人が回心しますように。
聖霊の御恵みを受けて、キリストの神秘体に所属して、イエズス・キリストの愛を、真理を、悟る御恵みを受けますように。
そして遂には永遠の命に導かれますように。
特に、教皇様や、司教様、司祭、修道者の為に祈りましょう。
世俗の精神ではなくて、聖霊の精神によっていつも導かれますように。
聖伝の教えに従って、聖伝の信仰に立ち戻りますように。
教会が2000年間、聖霊に導かれて為してきた事を、そのまま愛し続け、やり続け、信仰し続けますように。
聖霊に導かれて教会が、「罪だ」と、「誤りだ」と言ってきた事を、やはり同じく現代でも、「罪だ」、「やはり誤りである」と言い続けますように。