アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
2020年6月7日、三位一体の主日に東京で録画した小野田神父のメッセージを書き起こしでご紹介いたします。
聖父と聖子と聖霊との皆によりて、アーメン。
愛する兄弟の皆さん、今日は三位一体の主日です、おめでとうございます。
今日は2つ、お話したい事があります。
1つは、来たる6月13日、土曜日ですけれども、大阪で特別にファチマのマリア様を讃える日を行ないたいと思っています。
何故かというと、日本は終戦直後、すぐに司教様たちが集まって、そして日本をマリア様の汚れなき御心に奉献しました。
これは最初に、日本に再宣教する時にフォルカード神父様が、那覇で、日本を聖母のいとも浄き御心に奉献した、というこれの更新でした。平和が戻って、そしてそれを感謝する為のお祈りでした。
ところでこの今、世界中でコロナウィルスや、あるいはその他色々な難しい問題がある時に、世界中の司教様たちはすぐに、マリア様の汚れなき御心に向かって、自分の国を司教区を奉献しました。ところが、まだ日本の司教様たちはそれをなさっておられません。
私たちはぜひ、特別の御恵みによって、司教様方が御恵みに動かされて、日本を奉献して下さるようにお祈りしたいと思っています。その事が実現する為にも、私たちは特にマリア様にお祈りしようと思っています。
なぜ汚れなき御心なのでしょうか?それは、ファチマとすごく関係があります。
6月13日というのは、普通の日ではありません。
1917年6月13日、マリア様はファチマで、初めて人類にご自分の汚れなき御心を、目に見える形で表しました。それは普通私たちが想像していた、こうバラの花があったり、剣で貫かれたりしていた御心ではなくて、イエズス様の聖心と全くそっくりの、茨の冠に被せられた、そして炎が、愛の炎が轟々と燃える御心を子供たちに見せました。
そして同じ6月13日、1929年6月13日、トゥイという所で、やはりマリア様はご自分の御心を見せながら、そして三位一体のヴイジョンを見せながら、ルチアにこの事を教皇様にお願いするように伝えました。
それは既に、特に今この時に、マリア様がお願いをしに来た、「時がやって来た。教皇様が、世界中のカトリックの司教様と一致して、ロシアをご自分の汚れなき御心に奉献するように。もしもそうすれば、世界には平和が来るだろう。ロシアは回心するだろう。そしてこの多くの人が救われるだろう」と。「しかしもしもそうでなければ、ロシアは誤謬を広めて、そして戦争、飢饉、飢餓、それから教会に対する迫害があるだろう。多くの善い人も悪い人も亡くなるだろう。殉教するだろう。そして無くなってしまう国も、この地上から消え去ってしまう国々もある」と。
またイエズス様は特に、この「教皇様がそれをしなかったとしたら、フランスの王のようになるだろう」と。
フランスの王は、イエズス様の聖心にフランス王国を奉献するようにと頼まれていながら、それをしませんでした。
100年後、王はその地位を失ってしまいます。そしてフランス王国は、革命によって無くなってしまいました。
それを避ける為にも、また日本の為にも、日本の多くの霊魂が救われる為にも、この救霊の為にも、どうしてもマリア様の汚れなき御心へ信心がなされなければなりません。
そこで6月13日に、特別の日を行なおうと思っています。どうぞいらして下さい。
第2のメッセージは、
このファチマの天使が教えてくれた第2の祈りがあるのです。それは3つの文章から、お祈りから構成されています。
1つは、三位一体に対する深い礼拝。
第2は、御聖体。御体・御血・御霊魂、そして御神性を天主に捧げて、罪の償いとして捧げる、という御聖体について。
第3は、イエズス様の聖心の無限の功徳、イエズス様の聖心とマリア様の御心の無限の功徳によって、罪人の回心を乞い願うという聖心の神秘。
「至聖なる三位一体、聖父と聖子と聖霊よ、我、御身を深く礼拝し奉る。世界中のすべての御聖櫃のうちにましまし給うイエズス・キリストのいとも尊き御体、御血、御霊魂と御神性を、イエズス・キリスト御自身が受け給う侮辱、冒涜、無関心を償う為に、御身に捧げ奉る。イエズス・キリストの至聖なる聖心とマリアの汚れなき御心の無限の功徳によりて、あわれな罪人の回心を御身に願い奉る。」
これは、どうしてこういう順序にあるかというと、「何か、典礼と同じだ」という事に気が付きます。
今日は「三位一体」の主日ですが、来たる木曜日は「御聖体」の祝日、そしてその次の翌週の金曜日は、「聖心」の祝日です。ピタリと合っています。
東京では来週主日、御聖体の荘厳祭を行ないます。是非いらして下さい。御聖体は今世界中で、特に日本では非常になおざりに、粗末に、敬意を受けずに、取り扱われています。これを償わなければなりません。
ですから、愛する兄弟の皆さん、深く歓迎いたします。どうぞいらして下さい。御聖体を礼拝する為にいらして下さい。御聖体を愛する為にいらして下さい。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
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