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栄えの玄義 第5玄義黙想 マリア様が望む事は、霊魂の救い、超自然の命。イエズス様によって贖われた霊魂たちを救おうと思われるマリア様の元后としての熱い想いを黙想致しよう

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栄えの玄義 第5玄義黙想

2020年7月4日(初土)御聖体降福式にて聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父
『栄えの玄義 第5玄義:この一連を捧げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取次ぎによりて永福の冠を乞い願わん。』

初土の信心として、15分間、ロザリオの15の玄義の内の一つを黙想致しましょう。
今回は、7月13日、100年前のファチマで、マリア様が子供たちを通じて私たちに見せて下さった、地獄のビジョン、そしてマリア様の御悲しみ、多くの霊魂が失われているというこの苦痛、この「霊魂を救いたい」という望み、その為に初土の信心を人類にお願いされ、ロシアの奉献を願われたマリア様、これを以って天の国から、天国から、私たちの母、元后として、力強く私たちの為にとりなし、御恵みを降り注いで下さっているマリア様の汚れなき御心、栄えの玄義の第5玄義を黙想する事を提案します。自由なテーマを選んで頂いて構いません。
天の最も高い地位に、イエズス様のすぐ横に、天使たちよりも、全ての聖人たちよりもはるかに栄光を受けたマリア様。私たちの苦しみ、弱さ、そしてこの地上での生活に対する同情、憐れみをお持ちである母なるマリア様が、私たちを助ける為に天の元后となられました。
マリア様が望む事は、霊魂の救い、まず救霊、超自然の命、霊魂が、イエズス様によって贖われた霊魂たちが地獄に焼かれ、永遠に滅びてしまう事を決して望まない、これを救おうと思われるマリア様の、元后としてのその熱い想いを黙想致しましょう。
聖ジャシンタは、マリア様がとても悲しまれていた、それを見て、「マリア様をお慰めしたい」といつも思っていました。聖フランシスコは、天主聖父が御悲しみだった、それで「聖父を慰めたい」と思っていた聖フランシスコは、特に祈りを以って、聖ジャシンタは病いの苦しみを以って、祈りを以って、マリア様をお慰めしようとしていました。
1929年6月13日、マリア様は天から、世界を救う為の手段を教えられました。「ロシアの奉献」と「初土の信心」です。
「もしもこれが聞かれるなら、多くの霊魂は救われ、天国に行く。さもなければロシアは、自分の誤謬を世界中に吹聴し、拡散し、戦争を挑発して、飢饉や、教会に対する迫害を起こす。」
その後、世界の半分は、共産主義の下で地獄のようになりました。そして今でも形を変えて、共産主義思想は世界中に浸透しています。時は、ほんの数年しか残されていません。
「フランス王国が消えて無くなってしまったように、王がギロチンで殺されたように、多くの国々が消滅してしまって、多くの人々が殉教する、血が流れる」と予言されました。
この今の世界はこのままでは、有り得なくなって、私たちの想像を超える大きな出来事が起こる危険が大きくあります。戦争や飢饉、教会に対する迫害が実際に起こる危険があります。
何よりもマリア様の御悲しみは、多くの霊魂が地獄に落ちてしまう事です。初土の信心を以って、聖母の汚れなき御心にぜひ懇願致しましょう。
シスタールチアによると、「全世界が共産主義の支配下に入る危険がある。アメリカさえもそうだ」と。
この世界が地獄と化してしまわないように、お祈り致しましょう。










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