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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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ヴィガノ大司教「カトリック教会内部においても、イエズス様はその王冠を奪われている。」

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

2020年8月16日、聖霊降臨後第11主日に東京で録画した小野田神父のメッセージをご紹介いたします。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン

愛する兄弟の皆さん、昨日は聖母被昇天の大祝日でした。

私たちはマリア様が天に凱旋されて、そして遂にイエズス様から、王の王であるイエズス様から、女王としての、天地の元后としての王冠を得られて、天使たちそして聖人たちが、この天地の女王である元后であるマリア様を天国に迎えて、大歓迎して、そして大歓喜の内に喜んだ、という被昇天の玄義を黙想致しました。肉体と霊魂も天に上げられたマリア様のその栄光を黙想しました。

その翌日の今日、この続きで、マリア様がこの栄光を、女王としての元后としての権利と権威を受けた、その「誰から」受けたか、という事を黙想致しましょう。

実は、「イエズス・キリスト様から」受けました。何故かというとイエズス様は、「天主の本性」によって、そして「贖い」という征服によって、「悪魔に打ち勝った」という贖いの業によって、私たちの天地の王であるからです。王の王であって、そして信じる者のみならず、全人類の王として統治する権利と、その力を持っているからです。

これはカトリックの信仰のドグマです。ピオ十一世教皇様が、「この『イエズス・キリストが王である』という事を、必ず全国際社会が認めなければならない」と強く訴えておられました。

ところで、この「イエズス様が王である」という事は、現代忘れられてしまっています。

つい最近、イタリアのマルコ・トサッティというジャーナリストとのインタビューの時に、ヴィガノ大司教は、引退教皇様であるベネディクト十六世の書いた論文において、「今、聖職者たちの間で道徳的な基準の弛緩がある、道徳の基準が緩んでいる。そしてそれが教会中に広がっている」というのを見て、「これは、公会議の精神と関係がある」と、教皇様は指摘しました。

ヴィガノ大司教様は、「確かにその通りであって、なぜこのように道徳の弛緩があり、信仰の弛みが生じてしまっているかというと、何故ならば、イエズス・キリスト様が王冠を奪われているから、その王座から追い払われているからだ」と言います。

「現代社会の世俗社会においてのみならず、教会内部においても、イエズス様はその王冠を奪われている。王として認められていない」と指摘しています。

まさに、そこにこそ核心があります。まさにそこにこそ、私たちの問題の、究極の問題があります。何故かというとヴィガノ大司教によれば、例えば“Dignitatis Humanae”『人間の尊厳に関する宣言』等によって、「人間は天主から独立して、自立した空間を持つ事ができる、そんな権利がある」などと言っています。

被造物の分際で、「王から独立した自立的な空間を、私がエンジョイする事ができる」あるいは、「どのような宗教であっても、公にその自分の宗教を信じる事を表現する事を、例え悪魔を信じるものであったとしても、その他のどのようなものであっても、公権力によって妨害されない権利がある」と、カトリック教会の教えていなかった事を教えています。「人間の権利として。」

ですから、「イエズス・キリストを王座から追い払って、人間がその王座に付いている」と指摘するのは、確かにその通りです。

そればかりではありません。イエズス・キリストが唯一の君主として、王の王としてあるのであるから、その代理者である教皇様も、教会の王でなければなりません。教会は君主制として、1つの頭の下にあるものとして作られました。

しかし、司教団体主義によって、コレジアリティによって、「教会には今、頭が2つある」とされています。「教皇様」と、もう一つの頭は「教皇様を含めた司教団」です。この2つが、全教会に対する最高の権利を持っている、権威を持っている、統治権を持っている、とされています。

「これによって、イエズス様の王位は失われた。だからこれを、」ヴィガノ大司教は「回復しなければならない」と訴えています。

では、どうしたら良いでしょうか?

私たちのできる事は、このイエズス様の王位がまた、カトリック教会に戻るように、全世界に戻るように、償いの国際十字軍を継続したいと思っています。シュナイダー司教様が訴えて、そして始められたその十字軍を、私たちも更に続けていきましょう。

何をしたら良いでしょうか?3つあります。

⑴昔ながらの、聖伝のラテン語のミサに与って下さい。ここにこそ、カトリック信仰の真髄が、何も変わっていない本質が凝縮されています。日本では東京と大阪に、毎週主日にミサがあります。東京では午前中、大阪では午後の18時から。

⑵そしてロザリオを唱えて下さい。できれば家族で、ロザリオを唱えて下さい。

⑶最後に、ファチマで天使が教えてくれたお祈りを致しましょう。

そしてイエズス様が王としてその地位を確立しますように、マリア様が、天に上げられたマリア様が私たちを助けて下さいますように、お祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。


アヴェ・マリア・インマクラータ!愛する兄弟姉妹の皆様、2020年8月16日、聖霊降臨後第11主日に東京で録画した小野田神父のメッセージをご紹介いたします。シュナイダー司教様は御聖体への冒涜の罪の償いのための国際十字軍を始動されました。皆様、ぜひ参加してください!イエズス・キリストの王権を回復させるために、どうぞこの国際十字軍に参加してください!この8月をこの償いに参加することで、8月を聖なる月としてください。このお願いをする1つの理由があります。それはヴィガノ大司教のある司教への手紙を読んだからです。以下の記事をご参照ください。【拡散希望】ヴィガノ大司教とタウシグ司教との二つのパレーシア(臆することなく発言すること):ヴィガノ大司教のサン・ラファエル教区の神学校の閉鎖に関する手紙シュナイダー司教様は、天主を侮辱...「イエズス・キリストが王であることは、国際社会が認めなければならないことですーピオ11世教皇」_イエズス・キリストの王権を回復させるために償いの国際十字軍に参加してください


【拡散希望】ヴィガノ大司教とタウシグ司教との二つのパレーシア(臆することなく発言すること):ヴィガノ大司教のサン・ラファエル教区の神学校の閉鎖に関する手紙

シュナイダー司教様は、天主を侮辱するこれらの罪の償いのため、ファチマの天使の祈りを祈ることを呼び掛けておられます。

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