2020年8月7日(初金)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父
御聖体の内に真に在し給うイエズス様の聖心の受ける侮辱、冒瀆を償う為に、礼拝と、讃美と、感謝を御捧げ致しましょう。
ニュース報道によると、もうすぐ私たちはバチカンの大改革の事を聞く事になっているとのことです。教皇様は、取り返しがつかない、後には戻れないほどの改革をすると、発表されるとのことです。もう教皇様はサインをした、とのことです。使徒憲章という一番強い法令で、改革をするとの事です。
カトリック教会の為に、この初金曜日の、この御聖体降福式を御捧げ致しましょう。
改革に於いて、カトリック信仰は、その正統な信仰を守るという事はどうでもよくなってしまう恐れがあります。
教理聖省が無くなってしまって、聖職者と平信徒の区別も非常に曖昧になる改革が準備され、それが発表されようとしているとのことです。「福音宣教」がもっとも大切になり、さらに、これからは女性も含めて、平信徒も、バチカンの長官になる事ができる、等。
御聖体に在すイエズスの聖心の特別の御憐れみを乞い願いましょう。
カトリック教会のこの不安定さは、この全世界の不安定を引き起こすきっかけとなる可能性があります。
これをきっかけに、例えばコロナウィルスをきっかけに、全世界をリセットしようと、今までの世界とは全く別の世界を作ろうと、この動きが大きく、ますます大きくなる危険があります。
イエズス様にひたすら憐れみを乞い願いましょう。
イエズス様の御恵みによって、御憐れみによって、特別な御助けによって、イエズス様の涙、イエズス様の訴えに、イエズス様の聖心の呼びかけに、応える事ができますように。