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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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全ての御恵み・十字架の全ての功徳は、マリア様を通してのみ私たちの元に来る

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2021年5月7日(初金)至聖なるイエズスの聖心の随意ミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(大阪)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
今日は初金曜日、イエズス様の聖心のミサで、2つの点を提案します。
1つは、イエズス様の聖心がお持ちになっていたマリア様への愛を、私たちにも与えて下さるようにお願い致しましょう。
第2の点は、マリア様のイエズスへの愛です。
ポンマンでは、イエズス様の聖心の十字架を、マリア様がお持ちになって、血で染まった十字架をお持ちになっておられます。
今日ミサを捧げる時に、私たちもマリア様と一緒に、このイエズス様の聖心を天主聖父に奉献しましょう。マリア様はこの功徳を私たちの方へと適用させようと、イエズス様の愛と祝福を下さろうとしています。
マリア様の御取り次ぎによって、私たちも全ての必要な御恵みを与えて下さいますように、マリア様は、私たちが必要としている事を最もよく知っていらっしゃるので、全く委ねて、私たちに与えて下さるようにお祈り致しましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

2021年5月8日(土)聖母の土曜日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(大阪)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
聖母は、イエズスと共に十字架の足下で苦しむ事によって、イエズスの御受難の功徳を私たちのために共に勝ち取って下さいました。そうすることによって、私たちを霊的に生み出す母となりました。
シャミナード神父様によると、イエズス様が十字架の下におられるマリア様に向かって、ヨハネを示しながら、「これ、汝の子なり」と言った時に、実は、「これ以上、私はお前の子ではなくて、これからはこの子が、お前の子供である」と言ったのではありません。
そうではなくて、「これは私の一部だ。私はお前を通してマリア様を通して、イエズス・キリストを全ての人々の内に形成してもらいたい。形作ってもらいたい。私と同じものをつくってもらいたい。養って、そして育ててもらいたい。これは私の一部であって、あなたの子である」と仰ったのだ、と解釈しています。
天主聖霊も、マリア様を通してのみ、イエズス・キリストを私たちにおいて形作ろうと望んでおられます。それ以外を通してはしない事を、永遠の昔から定められました。
ですから神学的に、「全ての御恵みは、十字架の全ての功徳は、無限の功徳は、マリア様を通してのみ、私たちの元に来る」という事です。
ですからマリア様は、全ての御恵みの、「全くすべての御恵みの仲介者」であって、「それを私たちに配って下さる方である」という事です。
ですから私たちは、マリア様にお祈り致しましょう。マリア様を通して多くの御恵みを、必要な恵みを乞い願いましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。



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