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聖ピオ十世会日本 聖伝のミサ 2015年9月報告 SSPX Japan Traditional Latin Mass

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
 9月の聖伝のミサは、東京では都合により、9月6日の主日のミサ聖祭が、午後からの開始となりました。
 それでも東京では42名の方々がミサ聖祭に与ることが出来て、心から天主に感謝します。(38名の愛する兄弟姉妹の方々が御聖体拝領をしました。)
 中には、8時間かけて車を運転してきて下さる方々もおられました!天主様に感謝します!
 9月7日(月)の朝ミサには12名の方々が参加しました!

【10月以降の予定】
 大阪では10月から初土曜日のミサが午前11時からのところを10時半開始に変更になります。理由は、毎月初土の歌ミサを行うので、終了時間をお昼頃にさせるためです。
 大阪の10月の主日の夕方のミサは、10月11日のところを、アジア管区司祭黙想会のため(10月5日から10日まで)、10月25日の午後6時半からに変更になりました。ご了承くださいますようお願いします。大阪での初金初土の10月2日、3日のミサ聖祭の日付は変わりません。

 東京では、10月はいつものように10月4日主日の午前10時半からミサです。10月5日(月)は、私が司祭黙想会に参加するためにミサの開始時間が早朝の6時15分となります。ご理解をお願いいたします。

 11月については変更がありません。

 12月のクリスマス・ミサですが、例年通りレネー神父様が12月25日の夕方にミサ聖祭を大阪で捧げて下さる予定でしたが、今年は、愛する兄弟姉妹の皆様のしもべが、クリスマスの時期に大阪で聖伝のミサを捧げることに変更になりました。私は、司祭として初めての日本でクリスマスの夜を過ごすことになり、天主様に感謝しております。
 いつもの聖伝のミサに更に付け加わるボーナス・ミサの予定は、次の通りです。
12月24日(木)大阪 午後06時30分 ミサ聖祭 御降誕祭の前日
12月25日(金)大阪 午前00時   クリスマスの真夜中のミサ、
          午前09時   クリスマスの暁のミサ
          午前10時30分 クリスマスの日中のミサ
12月26日(土)大阪 午前10時30分 最初の殉教者聖ステファノのミサ
12月27日(主)東京 午前10時30分 クリスマスの八日間内の主日のミサ

 来年1月の予定は、次の通りです。
12月31日( 木 )大阪 午後06時30分 聖シルベステルのミサ
01月01日(初金)大阪 午前10時30分 新年の初金のミサ
01月02日(初土)大阪 午前10時30分 新年の初土のミサ
01月03日(主日)東京 午前10時30分 イエズスの聖名の祝日
01月04日( 月 )東京 午前07時00分 

 来年の聖週間は、出来れば、聖ピオ十世会日本では、初めてのことですが、日本で聖木曜日、聖金曜日、聖土曜日、復活祭を執行したいと思っています。

【訃報】
 去る9月3日の聖ピオ十世の祝日に、フェレー司教様のお母様が天主様に召されました。その霊魂の永遠の安息のためにお祈り下さい。R.I.P.



 9月の御ミサの報告を戴きましたので、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)



【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
9月の初金、初土曜の御ミサの報告をお送りいたします。

9月4日(金)至聖なるイエズスの聖心の随意ミサには12人が、
9月5日(土)聖母の汚れなき御心の随意ミサには20人の方々が御ミサに与るお恵みを頂きました。デオグラチアス!!
神父様の、ミッションのための移動によるお疲れが心配ですが、イエズス様へ全ての犠牲をお捧しておられる雄姿を見て私達も士気が高まりました。とはいえ、どうぞお体ご自愛ください・・・。

金曜日のお説教を拝聴して、物乞いのように、私達の心を叩いて愛と犠牲を求められるイエズ ス様の聖心を、もっとお慰めしたいと思いました。
土曜日のお説教では仲介者としてのマリア様について黙想いたしました。マリア様が完全にイエズス様の贖いに参与されたように私達もキリスト者としてマリア様を通してイエズス様の贖いの御業に参与するためにこの短い人生を与えられているのだと再認識いたしました。

土曜日の公教要理ではアダムとエワの犯した「原罪」について考察いたしました。人祖アダムとエワは、蛇の「この実を食べれば天主みたいになれる」という言葉により、禁じられた実を食べて人類最初の罪を犯した。

聖トマス・アクイナスによると、
①この最初の罪は傲慢であった。「天主のようになりたい」と、彼らの範(分際)を超えた霊的な善を望んだ事が傲慢であった。
②「天主のようになる」とは、『全く天主と等しくなる』という意味と、『ある部分において天主をまねる、天主のようになる』という二つの意味があり、アダムとエワは後者の意味において天主のようになりたいと考えた。
③「天主をまねる」とは、1、自然の本性によってまねる。2、知識においてまねる。3、行動においてまねる。 に分けられる。
アダムとエワは自然の本性はすでに与えられていたので、2と3について天主をまねたいと思った。

「人祖の犯した最初の罪とは、どのくらい重い罪なのか」
①罪の種類によって
②状況によって
の、2つの観点から罪の重さをはかる事ができ、人祖の罪はによってみると、それ以上酷い罪もあるので世界最悪とは言えないが、彼らがおかれていた状況によってみると、完成された状態に作られ、あまりに多くの恵みを受けていた事からして罪を回避さることは簡単にできたはずなので、大変大きな罪だという事ができる。

「アダムとエワとではどちらが罪が重いか?」
上記の2つの観点から見て、状況によってみるとアダム(男)はエワ(女)より完成されていたのだからアダムのほうが罪が重いといる。
類によってみれば、二人は「傲慢」の罪で、同罪であり、
種によってみれば、(1)蛇を信じて天主に逆らって傲慢をおこし且つ(2)アダムを誘ったエワのほうが罪が重いといえる。それに引き替え、アダムは蛇を信じたわけではなく単なる傲慢だった。またアダムはエワを喜ばせるためにした、という情状酌量の余地がある。



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