福者シスター・エレナ・アイエロ(1895-1961)その4【参考文献】ビジョンから集められた預言
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1956年12月8日 聖母の無原罪の御孕りの祝日
聖母:「今日、世界は私を誉め称えていますが、母なる私の御心は血を流しています。なぜなら、敵が私たちの入口に差し迫っているからです!人々は天主をあまりにも侮辱しすぎています!一日に犯される罪の数々を見せたとしたら、あなたは恐怖と悲しみのあまり死んでしまうでしょう!天主を最も悲しませる罪は、その聖徳の香りによって芳香を漂わせるべき霊魂たちの罪です。それどころか、彼らは(その罪深い生活によって)隣人たちを汚しているのです」。
「時代は悲しむべきものです。全世界が混乱に陥っています、なぜなら、この世は大洪水の時よりもいっそう悪くなっているからです!」
「すべては糸のように不安な緊張状態にあります:この糸が切れるとき、天主の正義は雷のように落ち、その恐ろしい浄化を実行するでしょう」。
シスター・エレナ:「イタリアはどうなるのでしょうか?」
聖母:「私の娘であるイタリアは辱められ、血で清められ、多くの苦しみを味わうでしょう。なぜなら、キリストの代理者の座があるこの愛すべき国には、あまりにも多くの罪があるからです。あなたは何が起こるか想像できないでしょう!この悲しい時代には、多くの苦悩と涙があるでしょう。大革命が起こり、街は血で赤く染まるでしょう」。
「教皇は多くの苦しみを受けるでしょう。その苦しみは、彼のこの地上での旅路を短くするほどの苦悶であるでしょう。彼の後継者は、嵐の中でその船を導くことになるでしょう。」
「しかしながら、不信心な者たちへの処罰は遅れないでしょう。その日は、今までで最も恐ろしい日となるでしょう!地は震い、人類は揺り動かされるでしょう!邪悪な者、頑なな者は、天主の正義のとてつもない厳しさの中に滅びるでしょう。」
「祈りと犠牲によって天主の元へと立ち戻り、私の汚れなき御心に確信をもって近づくよう、人々に勧告するために、すみやかに全世界にメッセージを送りなさい。私は天主の御母、正義の御母、罪人の御母であるため、私による執り成しが示されなければならないのです。祈りと犠牲によって、私の憐みは天主の正義の御手を押しとどめることができるでしょう。」
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1958年9月15日 聖母の七つの御悲しみの祝日
聖母:「物質主義はかつてないほどこの地表に編制を広げています(...)もし、あなたが祈らなければ、私の娘であるイタリアは、ロシア軍に侵略されてしまうでしょう。」
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1959年3月27日 聖金曜日
聖母:「統治者も国民も、天主の光の外にあり、特にイタリアの人々は(...)キリスト教的な家庭はもはや存在していません。ローマは罰せられるでしょう。ロシアは地球全体を侵略し(...)聖ペトロ大聖堂のドームに赤い旗を立てるでしょう。」
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1960年8月22日 聖母の汚れなき御心の祝日
聖母:「天主の裁きの時は近く、それは恐ろしいものとなるでしょう!」
「かつてないほどの災いが地上に迫っており、様々の国が疫病、飢饉、大地震、恐ろしいハリケーンに襲われ、川や海が溢れ、破滅と死をもたらしています。」
「もし人々がこれらの災いの間、天主の憐みの警告を受け入れず、真にキリスト教的な生活によって天主のもとに立ち戻らないならば、東から西へと再び恐ろしい戦争が起こり、すべての武器を隠し持ったロシアがアメリカと戦い、ヨーロッパを蹂躙するでしょう。ライン川はスイスから血で染まっていき、死体と血で溢れかえるでしょう。イタリアでさえも大革命が起こり、教皇は多くの苦しみを味わうことになるでしょう。」
「多くの霊魂たちが私の愛によって獲得され、多くの罪人たちが母なる私の御心に戻ることができるように、私の汚れなき御心への信心を広めなさい。恐れてはなりません。私は、私の忠実な者たちと、私の差し迫った警告を受け入れるすべての者たちに、私の母としての保護を以って伴い、彼らはーー特にロザリオを唱えることによってーー救われるでしょう。」
「サタンは吼える獅子のようにこの無秩序な世界を猛然と進み、その憎悪はすべての民族と国家を汚染するでしょう。しかし、私の汚れなき御心によって、光の勝利は闇の力に対して遅れることなく、世界はついに、その静寂と平和を手に入れるでしょう」。
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1961年3月31日 聖金曜日
悲しみの聖母:「人々は私の母としての警告に注意を払わず、そのため世界はますます邪悪の淵へと沈み込んでいます。国々は恐ろしい災害によって見舞われ、破壊と死が引き起こされるでしょう」。
「ロシアはサタンに駆り立てられ、全世界を支配しようとし、流血の革命によって、イタリアを中心とするすべての国々にその誤った教えを広めるでしょう。教会は迫害され、教皇と司祭は多くの苦しみを受けるでしょう。」
シスター・エレナ:「ああ、なんと恐ろしい幻影が見えるのでしょう!ローマで大革命が起こっています!彼らはバチカンに入ろうとしています。教皇は一人、祈りを捧げています。
彼らは教皇を捕まえています。力づくで教皇を連れて行きます。彼らは教皇を地面に殴りつけます。そして彼らは教皇を縛っています。ああ主よ!なんてことでしょう!彼らは教皇を蹴っています。なんという恐ろしい光景でしょうか!なんてひどい…!」
「聖母が近づいてきます。この悪人たちは、まるで死体のように地面に倒れました。聖母は、教皇が立ち上がるのを助け、マントで彼を覆いながらこう仰っています。『恐れてはいけません!』
旗頭(聖ペトロ大聖堂のドームと他の場所で掲げられている赤い旗)が倒れ、あの邪悪な獣たちの集まりから力が抜けていきます。この無神論者たちは、『我々は天主が我々を支配することを望んでいない、サタンが我々の主人になることを望んでいる!』と叫び続けています。」
聖母:「私の娘よ、ローマは守られないでしょう。なぜなら、イタリアの統治者たちが天主の光を捨てたからです。教会を真に愛している人々はほんの一握りです。しかし、すべての邪悪な者たちが、天主の正義の巨大な一撃のもとに滅びる日は、そう遠くはありません。」
【参考情報】