2022年8月26日(金)教皇殉教者聖ゼフィリノの記念のミサ ミサの前のお話
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
今日は教皇殉教者聖ゼフィリノのミサを捧げています。この教皇様は、約18年の世の統治の間、特に心を砕いたのは、典礼をよく捧げるということでした。
次に心を砕いたのは、司祭、聖徳のある司祭だけを叙階する、ということです。これに関する勅令も出しています。そのために教皇統治の間にカトリック教会は非常に栄えました。
それ以前の教皇様は、いつもは聖ペトロ大聖堂に埋葬されましたけれども、ゼフィリノ教皇様は、カリストのカタコンベに埋葬されることになりました。
この教皇様を見ると、まさに教皇様のあるべき姿が分かります。イエズス・キリストへの礼拝、イエズス・キリストへの私たちがどれほど崇敬と尊敬を見せるか、そうすることによって私たちが主によりよく服従して、主の御旨を果たして、そして天国への道を確保することができる、ということです。
また教会の聖なる典礼の為に、聖なる司祭が必要である、です。
聖ゼフィリーノに倣う教皇様が私たちに与えられますように、お祈り致しましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。