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カトリック信者には、LGBTの狂気から子どもたちと社会を守る道徳的義務がある:同性愛活動家があらゆる公的機関、政策、学校、企業、教会を掌握しよう試みている中で無関心なままでいることはできない

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カトリック信者には、LGBTの狂気から子どもたちと社会を守る道徳的義務がある

カトリックの視点からLGBTイデオロギーにアプローチする 第2回

Catholics have a moral obligation to protect children and society from LGBT insanity

カトリック信者は、同性愛活動家があらゆる公的機関、政策、学校、企業、教会を掌握しよう試みている中で、ただ無関心なままでいることはできません。

ルイス・ナフク

2022年12月2日(金曜日) 米東部標準時間午後2時42分

今回は、カトリック信者としてLGBT思想にアプローチする連載記事の第2回です。同性愛およびトランスジェンダーという無秩序について説明した第1回の記事は、こちらでお読みいただけます。

(LifeSiteNews)マスメディアの見出しが次々と出てくるにつれて、LGBTイデオロギーの真の標的がますますはっきりしてきています。ターゲットは、キリスト教的な結婚と幼い子どもたちです。

なぜ、この二つなのでしょうか? なぜなら、結婚はあらゆる社会の自然の基盤であり、子どもたちはその社会の将来の世代だからです。このイデオロギー全体の二つの前線は、
(1)政治による立法と教会による「祝福」という両方を通して、同性愛者の結合を別の種類の結婚として認めるのを確実にするよう公的に試みること、および
(2)公立でも私立でも、学校で恥じることなく同性愛者の結合を教えることによって、これらのライフスタイルを子どもたちに押し付けること――にあります。

このような状況の中で、カトリック信者には、これらの問題に対する意識を高め、LGBTイデオロギーを支持または促進する公共政策や法律に反対し、結婚および幼い無垢の子どもたちを守る法律を求めて積極的に活動する義務があります。

政治で同性婚法を求め、教会で同性カップルの「祝福」を求めるという積極的かつ先を見越したロビー活動に直面して、カトリック信者は、同性愛活動家があらゆる公的機関、政策、学校、企業、教会を掌握しよう試みている中で、ただ無関心なままでいることは不適切です。

ここで求められているのは、真の結婚とされるものと同じ公的な平等です。私が言っているのは、「聖伝の」結婚のことではなく、単純明快な結婚のことです。なぜなら、結婚の本質とは、一人の男と一人の女の間の揺るぎない結合であるからです。人間を男と女に創造された天主は、創造の最初にこの結合を定められました。人間は、自分自身の本性を変えることができないのと同じように、これをなかったことにすることも変えることもできません。

この文脈では、同性愛とトランスジェンダー・イデオロギーにもう一つの類似性があることが、さらに簡単に理解できます。同性愛やレズビアンの運動が結婚の本質を変えようとするのと同じように、トランスジェンダーの運動は男性と女性の肉体の根本的な本質を変えようとするものです。どちらも創造主としての天主に反逆することです。前者は、結婚の作者としての天主に反逆することであり、後者は、生命、すなわち肉体にある生命の作者としての天主に反逆することです。

LGBT運動は、自分たちのアジェンダ(行動計画)を学校に押し付け、幼い子どもたちの多感な精神や心を餌食にすることで、特に悪意を示しています。その中でも最悪なのは、「ジェンダー・アファーミング」(性別確認または性別肯定、gender-affirming)の「思春期ブロック剤(思春期ブロッカー)」(puberty blockers、【第二次性徴に伴う体の変化を一時的に抑制する薬】)を、親に知らせずに、あるいは親の意向に反して投与することです。

この問題は、最近、州法のレベルにまで上がってきており、カリフォルニア州の新しい法律で、州外から来た未成年者が親の同意なしに「ジェンダー・アファーミング」の介入を受けることができるようになっています。このような介入の記録はすべて、子どもの医療記録から削除され、そうすることで、将来、このような処置をめぐる法的な争いを妨げるようにすることまで、この法律は規定しています。

親の意思に反してこのような治療を行うことは、親の権利を著しく踏みにじるだけでなく、治療そのものが極めて犯罪的です。思春期ブロッカーの投与は、医学的には正式かつ合法的に「化学的去勢」に該当し、以前は罪を繰り返す性犯罪者にのみ行われていた実践でした。この実践は、心も体も十分に発達していない子どもに対して、実質的に不妊手術を行うものです。すべての州ではないにせよ、ほとんどの州の法律では、このようなことは子どもに対する極度の性的・肉体的虐待にも該当します。

ここにおいて、トランスジェンダー・イデオロギーの悪意の全貌が明らかになります。トランスジェンダーの擁護者たちは、混乱した成人を説得して不可逆的な切除手術を受けさせ、犠牲者たちに欲望も子孫も残さないようにすることだけで満足していません。そうではなく、彼らは、自然の秩序と天主の計画に従って愛する人々の美しい子孫である無垢な子どもたちを探し求めなければならないのです。彼らは、若者の無知や不安を食い物にして、自分たちが、社会の最も貴重な成員を犯罪的に不妊化して切断するために、邪悪にも法律や親を妨げるのです。

これらの幼い子どもたちや将来の世代のために、カトリック信者は、自分たちの学校や病院、議会、教会が、科学や平等、包括性、同情、慈愛の名によって前進していくトランスジェンダーの熱狂に乗っ取られるのを、黙って見ていることはできません。

かつて家庭を持つ父親たちが、死を覚悟して守っていたものがあります。その中に数えられるものは、子どもの命と子どもの無垢な心です。今、この運動に反対しなければ、遅かれ早かれ、好むと好まざるとにかかわらず、子供たちの破壊は私たちの目の前に現れ、その時には手遅れになってしまうでしょう。


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