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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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イエズスは、すぐ、かれらに、「安心せよ、私だ、おそれるな!」とおおせられ、弟子たちとともに舟にお乗りになると、風はやんだ。

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2023年2月25日(土)修道院での説教

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

今週の水曜日(2023年2月22日)から四旬節に入りました。四旬節には、毎日固有のミサがあります。固有の書簡と固有の福音が読まれます。 

今日の福音は、聖マルコから取られています。弟子たちが、夜、海でガリラヤの湖を渡っているところです。

イエズス様は、地上に残って、お祈りをしておられました。弟子たちだけが、船に乗って、湖を渡ろうとしています。ところが、風が吹いて、いくら漕いでも漕いでも、なかなか進みません。非常に苦しんでいる弟子たちを見て、弟子たちの横を、イエズスが海の上を歩いて渡られるのです。弟子たちは、イエズス様に気がつきます。最初は、主を幽霊だと思うのですけれど、主は近づいてきて、心配するな、私だ、と言って、船に乗り込みます。その途端に、風は凪となって、船は安全に進むことができます。ゲネサレトの港に着くと、皆が病の人をイエズス様のもとに持ってきて、イエズス様が触れると皆病が治る、という箇所でした。

これは、私たちに、この四旬節をイエズス様と共に過ごすように、ということを教えています。

私たちが、四旬節をあるいはこの人生を、この人生という四旬節を、イエズス様なしに一生懸命やっても、風は反対ですし、悪魔は妨害しますし、この世も妨害します。私たちの肉体も、私たちの進みを妨害します。そんな抵抗や反対がたくさんあるこの世の中を、私たちは天国に向かって、進まなければなりません。

イエズス様がいらっしゃらないならば難しいことも、イエズス様が私たちと共におられるならば、私たちの船に乗ってくださるならば、すべてはうまくいきます。四旬節もイエズス様と共に過ごすならば、聖なるものとなります。

また、ゲネサレトの港についても、病の人たちもイエズス様の服に触るならイエズス様と一緒であるならば皆、癒されるように、私たちもイエズス様と一緒であるならば、悪も罪も癒されます。イエズスだけが私たちにくださる平和を、得ることができるのです。

イエズス様は、今日私たちに、私たちの霊魂の中に入ろうとされて、安心せよ、心配するな、勇気を持て、とおっしゃっています。

この四旬節を、よくイエズス様と共に過ごして、復活の主日を迎えることができるように、お祈りいたしましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

「イエズスは、すぐ、かれらに、「安心せよ、私だ、おそれるな!」とおおせられ、弟子たちとともに舟にお乗りになると、風はやんだ。」


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