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貧しい者の詩篇:いと尊きロザリオの百五十の黙想

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貧しい者の詩篇:いと尊きロザリオの百五十の黙想

愛する兄弟姉妹の皆様、

参考資料としてご紹介いたします。

A Poor Man’s Psalter
150 Reflections on the Most Holy Rosary

聖ルイ・ド・モンフォールの提案による黙想の要点に基づくロザリオ
聖ルイ・ド・モンフォール、われらのために祈り給え!

COPYRIGHT © 2023 Danilo Da Silva Ramos
All rights reserved

目次

喜びの玄義
御告げ
御訪問
御誕生
神殿での奉献
少年イエズスの神殿での発見

苦しみの玄義
ゲッセマネの園での御苦悶
柱での鞭打ち
茨の冠をかぶせられ給う
十字架を担い給う
十字架刑

栄えの玄義
御復活
御昇天
聖霊降臨
聖母被昇天
聖母戴冠

【御告げ】
1.聖ヨアキムと聖アンナ、幼子マリアを聖なる童貞として聖別されるよう神殿に奉献する。
2.大工ヨゼフ:聖ヨゼフの杖の開花の奇跡。
3.マリアのヨゼフとの「婚約」または結婚。
4.天使ガブリエルが神殿にいる聖ザカリアに現れ、妻の聖エリザベトが彼の子を身ごもることを告げる。エリザベトは不妊症であり、二人とも高齢であったにもかかわらず。ザカリアは、その子を「ヨハネ」と名付けるようにと告げられる。ザカリアは信じなかったため、話せなくなる。
5.ガブリエルのマリアへの挨拶。「めでたし、聖寵充ち満てる御方。御身は女のうちにて祝せられ給う」。
6.天使を見たときのマリアの最初の恐れと、メッセージを聞いたとき、童貞がどうして自分の胎内に子を宿して生むことができるのかという戸惑い。
7.マリアの自由な同意。「われは主のつかいめなり。仰せのごとく、われになれかし」。
8.御父によって御子が永遠において生まれ給う。
9.御子がこの世に来られたとき、御子によって御父に捧げられたご自分の犠牲。
10.聖霊によるマリアの御胎内でのイエズスの霊魂の創造と御体の形成。


【御訪問】
1.ヨゼフに対するマリアの沈黙。マリアは謙遜のために、自分が天主の御母になるという神秘を、自分を正当化するために明らかにしない。
2.マリアが子を宿していることが分かると、ヨゼフは正義の人であったので、マリアのことを公にすることを望まず、内密に離縁しようと考える。
3.ヨゼフのマリアに対する疑いは、夢で彼に現れた天使によって払拭される。
4.ヨゼフとマリアの和解。
5.ヨゼフに連れられて、身重のマリアは、身重の従姉姉エリザベトを急いで訪ねる。
6.聖エリザベトはマリアに「御身は女のうちにて祝さえられ、御胎内の御子も祝せられ給う」と宣言する。
7.生まれる前の洗者聖ヨハネは、エリザベトの胎内で喜び踊る。
8.マリアは天主への感謝をマグニフィカトで表す。
9.マリアは3カ月間、エリザベトに奉仕する。
10.洗者聖ヨハネの誕生。聖ザカリアが石版に「その名はヨハネ」と書くと、声が回復し、ベネディクトゥス(「主なるイスラエルの天主をたたえよ」)を唱える。


【御誕生】
1.ヨゼフとマリアは人口調査の登録のためにベトレヘムに旅するが、到着したときには宿屋に部屋はない。
2.天主がこの世に来られたところは、みすぼらしい馬小屋。また、その馬小屋にいた動物たち、特に牡牛とろば。
3.子を産もうとしたマリアが、天主の大きな愛を深く感じる。
4.マリアの童貞性の封印を解くことなく、マリアの御胎内から赤ん坊が産まれるという奇跡的な御誕生。
5.天主の御子は、まぐさ桶の中で揺られ給う。
6.天使が、「Gloria in Excelsis Deo(いと高きところには天主に栄光)」と歌う。
7.貧しい羊飼いたちが、ささやかな贈り物を携えて馬小屋にやって来る。
8.割礼、イエズス初めて御血を流し給う。愛を持って受け入れられる割礼の御苦しみ。
9.イエズスの聖なる御名が授けられる。
10.バルタザール、メルキオール、ガスパールは、星に導かれてベトレヘムに行き、黄金、乳香、没薬を幼子キリストに贈る。


【神殿での奉献】
1.マリアの御潔め。
2.モーゼの律法の規定に従い、ヨゼフとマリアは長男の身代金として2羽の鳩を神殿に納める。
3.聖シメオンの歌、「Nunc Dimittis(主よ、今こそ)」。
4.イエズスは逆らいのしるしとなるであろう。
5.マリアの霊魂も剣で貫かれるであろう。
6.女預言者聖アンナ。
7.ヨゼフが夢の中で天使の警告を受けた後、聖家族はエジプトに逃げる。
8.罪なき幼子の虐殺。
9.幼子イエズスの前で、エジプトの偶像が倒れる。
10.ヨゼフは夢の中で天使から、「子の命を狙っていた者たちは死んだ」と告げられる。聖家族のエジプトからナザレトへの帰還。

 

【神殿で教えている少年イエズスの発見】
1.行方不明の少年イエズスを神殿で発見したとき、イエズスは言われた。「私が父の用事にかかりきりにならなければならないことを、知らなかったのですか(私が、私の父の家にいるはずだと知らなかったのですか)」。
2.イエズスはヨゼフとマリアに従う、年齢と知恵と恵みが進む、隠された命の神秘。また、聖ヨゼフの幸せな死。
3.イエズス、ヨルダン川で洗者聖ヨハネから洗礼を受け給う。
4.砂漠で40日間断食し、3度悪魔の誘惑を受け給う。
5.12人の使徒を召される。ペトロ、アンドレア、大ヤコボ、ヨハネ、フィリッポ、バルトロメオ、トマス、マテオ、小ヤコボ、タデオ、シモン、ユダ。
6.イエズスの公生活。「悔い改めよ」「天の国は近づいた」。説教、たとえ話、予言。
7.水をぶどう酒に変え、カファルナウムで貴族の息子を癒やし、ベテスダの泉で麻痺者を癒やし、5000人に食べさせ、水の上を歩き、盲人を癒やし、ラザロを死者の中からよみがえ給う。
8.御変容。エルザレムへの凱旋入城。
9.イエズス、使徒たちの足を洗い、新しい愛の掟を発し給う。
10.イエズス、最初のミサを捧げ、御聖体を制定し給う。


【ゲッセマネの園での苦悶】
1.イエズスはオリーブ山、ゲッセマネの園に退き給う。
2.イエズスの御悲しみ。イエズスの生涯を通じて、しかし特に、御受難の前夜に経験し給うた霊魂の疲れ。
3.ペトロ、ヤコボ、ヨハネは、イエズスと一緒に警戒しているべき時に眠る。
4.「この杯を取り除き給え」というイエズスの謙遜だが熱烈な祈り。
5.イエズスは御父の御旨に同意。「私の意志ではなく、御身の御旨のままに」。
6.イエズス、天から現れた天使によって強められる。
7.イエズス、血の汗を流し給う。
8.ユダが接吻をもってイエズスを裏切る。
9.大司祭の兵士やしもべとファリザイ人は、ランタン、たいまつ、武器を持ってイエズスを逮捕しようと前に進み出た後、後ずさりして畏れながら地面に倒れる。
10.ペトロが大司祭のしもべマルクスの耳を剣で切った後、イエズスはその耳を癒やし給う。


【柱での鞭打ち】
1.イエズス、縛られ、縄と鎖でつながれて引き立てられ給う。セドロンの峡谷を引きずられ給う。
2.予備審問。イエズスに対する偽りの証言。カヤファの家で、イエズスは目隠しをされ、打たれ、「予言せよ!誰がおまえを打ったのか?」とあざけられ給う。ピラトとヘロデは友人となる。
3.ペトロ、三度イエズスを否む。
4.ピラトは問う、「真理とは何か」。
5.民は、イエズスではなくバラバを選ぶ。
6.イエズス、裸にされ、鞭打たれ給う。イエズス、裸のゆえに拷問者たちから侮辱され、軽蔑され給う。
7.イエズス、首、腕、脚を柱に縛られ給う。
8.鞭、いばらの枝、杖、針金で編んだ縄、その他の鞭打ちの道具。
9.イエズスの御傷と、その御傷から流れ出る御血。
10.イエズス、弱って、自分の血の池に倒れ給う。


【茨の冠をかぶせられ給う】
1.ローマ兵がイエズスに古い紫の衣を着せ、笏に葦を、玉座に荒削りの岩を与えた。
2.いばらの冠。
3.いばらの冠を押しかぶされたとき、イエズスの御頭から血が噴き出る。
4.兵士たちはイエズスをあざける。「ユダヤ人の王、万歳!」
5.兵士たちはイエズスを打ち、唾を吐きかけ、ひげを抜く。
6.イエズス、総督官邸の階段(聖なる階段)を昇らされ、ピラトによって人々に示され給う。「見よ、この人を!」。
7.イエズス、「私の国はこの世のものではない」と宣言し給う。
8.ユダヤ人、「われらの王はチェザル以外にない」と宣言する。
9.ピラトはイエズスの死に対する責任から手を洗う。
10.ユダヤ人、「彼の血はわれらとわれらの子孫の上に!」と答える。


【十字架を担い給う】
1.ガバタでの裁判。イエズス、死刑の宣告を受け給う。
2.イエズス、十字架を担い給う。愛を込めて接吻し、抱きしめ給う。
3.イエズス、初めて倒れ給う。
4.イエズス、カルワリオへの道で、御母に遭い給う。
5.キレネの聖シモン、ローマ兵に徴発され、イエズスが十字架を担い給うを助ける。
6.聖ヴェロニカ、自分のベールでイエズスの御顔を拭う。
7.イエズス、ふたたび倒れ給う。
8.イエズス、エルザレムの娘たちに告げ給う、「わがために泣くなかれ、なんじのために、なんじの子らのために泣け」。
9.イエズス、みたび倒れ給う。
10.イエズス、十字架につけられるために裸にされ、泥水を飲まされ給う。


【十字架刑】
1.イエズス、十字架に釘付けにされ給う。
2.十字架が立てられる。
3.司祭たち、律法学士たち、長老たち、通行人たちは、「もし天主の子なら、十字架から降りよ」「彼は他人を救ったが、自分を救うことはできない」と言って、イエズスをあざける。
4.七つの最後の言葉。「父よ、彼らを赦し給え、その為すところを知らざればなり」/「今日、なんじ、われと共に楽園にあらん」/「女よ、なんじの子を見よ! なんじの母を見よ!」/「わが天主、わが天主、なんぞわれを見捨て給いしや?」/「われ渇く」/「成し遂げられたり」/「父よ、わが霊を御手に委ね奉る」
5.イエズス、十字架上で死し給う。
6.日食が起こり、大地が震え、墓が開き、神殿の幕が裂ける。
7.百卒長ロンギヌスが槍でキリストの聖心を開くと、貫かれたキリストの脇腹から御血と水が溢れ出る。
8.キリストの御体は十字架から降ろされ、御母の腕の中に横たえられる。
9.イエズス、アリマタヤの聖ヨゼフの墓に封印される。
10.聖土曜日、黒い土曜日、大安息日。

 

【御復活】
1.古聖所への降下。
2.旧約の義人たちのリンボからの解放。
3.墓の中でイエズスの霊魂と肉体が再結合。
4.玉石によって封印されたままの墓の中からイエズスの奇跡的な通過。
5.イエズス、マリアに密かに御出現になる。
6.地響きがして、見よ!天使が石を転がして、空の墓を開ける。
7.天使を見た衛兵は恐怖に襲われ、死人のようになる。
8.死体に油を注ぐために墓に到着した聖なる婦人たちは、天使に「なぜ生者を死者と一緒に捜すのか?」と尋ねられる。
9.ペトロとヨハネは墓に駆けつけ、遺体がなく、汗拭きと死装束だけが残っているのを自分の目で確認する。
10.イエズス、マグダラのマリアに御出現になり、兄弟たちにイエズスの復活を宣べ伝えるようにと命じ給う。


【御昇天】
1.イエズス、聖なる婦人たちに、エマオへの道で、ペトロに、聖トマスを除くすべての使徒たちに、ガリラヤ湖で聖トマスを含むすべての使徒たちに、五百人に、小ヤコボに、アリマタヤの聖ヨゼフに、そして御昇天時にベタニアへの行列中の弟子たちに、御出現になる。
2.「主よ、あなたは今、イスラエルに再び王国を回復されるのですか」と尋ねられると、主は「あなたたちに時や季節を知ることはできない」と答え給う。
3.「エルザレム、ユダヤ、サマリヤ、そして地の果てまで、私の証人となるのだ。信じて洗礼を受ける者は救われる」。
4.「信じた者には次のようなしるしが続く。悪魔を追い出し、新しい言葉で話し、蛇を扱い、毒を飲み、病人を癒やすであろう」。
5.イエズス、弟子たちに祝福を与え給い、地上から引き上げられ給う。
6.イエズス、雲に包まれ、弟子たちから見えなくなり給う。
7.二人の天使が白い衣を着た人として現れ、弟子たちに言う。「なぜ、見上げているのか。あなたがたが見たように、この方は天に行かれ、また来られる」。
8.イエズス、ご自身の力で天国の扉を開き給う。「永遠の門よ、高く掲げよ、そうすれば栄光の王が中に入るであろう」。
9.イエズス、天使、大天使、権天使、能天使、力天使、主天使、座天使、智天使、熾天使という九つの天使の階級を通って、上へと昇天し給う。
10.イエズス、全能の父なる天主の右に座し、かしこより生ける人と死せる人とを裁かんために再び来り給う。


【聖霊の降臨】
1.弟子たちは、聖なる婦人たちや、イエズスの御母マリア、イエズスの兄弟たちとともに、高間の部屋にとどまり、心を一つにして祈りながら、聖霊の降臨を待ち望んでいる。
2.聖霊が、御父と御子から永遠に発出し給う。
3.聖霊降臨の日、聖霊は強い風の音とともに降臨し給う。
4.聖霊、火の舌として弟子たちに降り給う。
5.弟子たちは聖霊に満たされて、さまざまな言葉で話し始める。
6.ヨエルの預言。「そして、あなたの息子や娘は預言し、あなたの若者は幻を見、あなたの老人は夢を見るであろう」。
7.三千人の回心。
8.サウロ、教会を迫害する。聖ステファノの殉教。
9.ダマスコへの道における聖パウロの回心。
10.エルザレムでの第一回公会議。パウロはアンティオキアでペトロに面と向かって反対する。ユダヤ教の儀式的律法の廃止と、キリスト教の自由の凱旋。「私にとってはすべてが合法であるが、何者の支配下にもない」。


【聖母被昇天】
1.天使ガブリエルがマリアに出現し、マリアが間もなく取り去られて天に迎えられることを告げる。
2.無原罪の御宿りと罪なき生涯により、死はマリアを支配することができない。マリアは死なずに天国に行くことができるが、御子に倣って、自由に死ぬことを承諾する。
3.永眠。聖トマス以外の使徒たちの前で、彼らの祝福を受けた後、愛の恍惚の中で、穏やかにして安らかに眠りに就く。
4.分離されたマリアの霊魂は、イエズスに付き添われて永遠へと運ばれ、天の宮廷全体によって大いなる歓呼のうちに迎えられ給う。
5.マリアの葬列が暴徒に襲われる。
6.天使がマリアの棺を飾った天の棕櫚の枝を見て、暴徒は目がくらみ、その後回心する。
7.聖母の埋葬。
8.三日目、聖母は死者の中から復活し給う。
9.聖母は、御体とともに天に上げられ給う。
10.聖トマスがインドから帰り、使徒たちはマリアの御遺体を崇敬するために墓を開けたが御体はなく、マントとローブだけが残されていた。


【聖母戴冠】
1.マリア、聖三位一体から三重冠を受け給う。王の王、主の主であるイエズス・キリストの右に、聖母は王の母として座し給う。
2.マリアは、聖ドミニコにロザリオを贈り、恩寵の水路とし給う。マリアはロザリオを通して、アルビジョア派との戦いやレパントの海戦のように、サタンや教会の敵との戦いに勝利を収め給う。
3.カルメル山での御出現。
4.メキシコのテペヤクでの御出現(グアダルーペの聖母)。
5.パリのバック通りでの御出現(不思議のメダイ)。
6.ルルドの御出現
7.ファチマの御出現
8.「彼らにはぶどう酒がありません」。マリアはキリストに、「主の御怒りのぶどう搾りでぶどう酒をしぼり出す」ように、つまりハルマゲドンを開始するようにとりなし給う。
9.「太陽をまとい、月を足元に置き、十二の星の冠をかぶった婦人」と「赤い竜」との黙示録的な戦い。
10.汚れなき御心の凱旋。


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