2024年8月3日(初土)御聖体降福の黙想
聖母の汚れなき御心への信心として、ロザリオの十五の玄義のうちの一つを 15分間 黙想いたしましょう。
マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償うために、この黙想をお捧げいたしましょう。
8月15日は聖母の被昇天です。8月の初土の黙想は、聖母の被昇天を黙想することを提案します。
マリア様の生涯の最後は…イエズス・キリスト様に対する愛のおわりに…霊魂は主のましまし給う天国をあまりにも熱望するあまり、肉体のうちにとどまることはもはやできませんでした。いつも主のことを考え、主のことを愛し、主と共にいるのでなければ居ても立っても居られない、愛に燃える霊魂をお持ちでした。
天主の御言葉が人類をどれほどお愛しされたかを考えれば考えるほど、黙想すれば黙想するほど、どれほど苦しまれたかを黙想すれば黙想するほど、主がわたしたちにくださった途轍もないお恵みを黙想すれば黙想するほど、マリア様の汚れなき御心は感謝と讃美と礼拝で、ますます愛に燃えたつばかりでした。
わが霊魂は主を讃美し、
わが精神は主を崇め奉る。
そは、わが卑しきを見給えたればなり。
天主は……
聖母の御霊魂が天主イエズス・キリストを愛するがあまりに肉体を離れますが
御子は、御母の肉体がこのまま腐敗するのをお許しになりませんでした。
マリア様の肉体も霊魂とともに天国に挙げられます。
イエズス・キリストは、罪なく死を受けられた方なので、マリア様も死を避けることはありませんでした。
しかし、イエズス様は死の屈辱・腐敗をお許しにはなりませんでした。
天の最も高くイエズス・キリストのすぐそばに、
マリア様の霊魂が 御体が高く挙げられ
わたしたちのためにとりなしてくださっています。
マリア様がこれほど高く肉体も霊魂も挙げられたのは、
イエズス・キリストをお愛ししたから、
罪を憎んだから、
天主に仕えたから、
イエズス・キリストのみ旨を完全に果たしたから、
贖いの業に協力したからです。
十字架の下に佇むとともに、イエズス・キリストとともに、贖いの業を果たされました。
マリア様はわたしたちをも、この業に協力するように招いておられます。
聖なる死をわたしたちも遂げるようにと、招いておられます。
罪を避けて、一生を汚れなく送ることを、マリア様はわたしたちのために祈っておられます。