アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
光明社発「公教聖歌集」517番には、オ・イエズという歌があります。
これは聖フランシスコ・ザベリオの作った詩ではなく、聖イグナチオの祈りの内容を詩の形式にしたもので、
聖フランシスコ・ザベリオの詩に似せて作ってあります。
オ・イエズ・・・公教聖歌集 [517番]
O Jesu, ego amo Te,
Nam prior Tu amasti me,
En libertate privo me,
Ut vinctus sponte sequar Te.
ああイエズスよ、我は御身を愛し奉る。
そは御身こそが先に我を愛し給えばなり。
見よ、我は自由を放棄し奉る。
御身の捕虜となりて御身に自由に従わんため。
O Jesu, in Te confido,
quia Tu redemisti me,
En totum Tibi trado me,
Ut solus regnes super me.
ああイエズスよ、我は御身に信頼し奉る。
そは御身こそが我を贖い給えばなり。
見よ、我が全てを御身に委ね奉る。
御身のみが我を統治し給わんため。
これはここで、歌われています。
https://www.youtube.com/watch?v=yYhfQwxnYw0
また、2番以降は別の歌詞もあります。これは、聖フランシスコ・ザベリオの歌をまねて、
次の「聖イグナチオの祈り」にインスピレーションを受けた歌です。
Suscipe, Domine, universam meam libertatem.
Accipe memoriam, intellectum, atque voluntatem omnem.
Quidquid habeo vel possideo mihi largitus es; id tibi totum restituo,
ac tuae prorsus voluntati trado gubernandum.
Amorem tui solum cum gratia tua mihi dones,
et dives sum satis, nec aliud quidquam ultra posco. Amen.
「主よ、願わくはわが自由を受け入れ給え。
わが記憶、わが智恵またわが意思をことごとく受け入れ給え。
わが持てるものはみな主の賜物なり。
我は全てを主に帰し、主の御旨のままに捧げ奉る。
ただ主の聖寵と共に主の御愛を我に与え給え。
さらば我は満ち足りて、他の何物もあえて願わじ。」
DEUS EGO AMO TE. 【日本語訳】
ああ天主よ、我は御身を愛し奉る。
御身が我を先に愛したが故に。
見よ、我は自由を放棄し奉る。
自らすすんで繋がれて御身に従って行くために。
願わくは記憶が、何も思い出さないことを、
御身の栄光についての他は。
願わくは知性が何も味わわないことを、
御身を理解するため以外は。
私は何も望まないと宣言する
御身が望むことを知ること以外は。
御身の賜物によって私のものとなった全ては
ここの私の捧げによって御身のものなり。
私は御身から全てを受けた、受け取り給え。
御身がそれらに望むことを、命じ給え。
御身のご存じの通り、お望みの通り、統治し給え。
御身が愛する方であると知るが故に。
愛だけによって私に与え給え。
私も御身を愛することが出来るように、
これ[この愛]を与えるなら、御身は全てを与え給う。
何故なら、その他のものは、夢だから。
DEUS EGO AMO TE. 【ラテン語】
O Deus ego amo te,
Nam prior tu amasti me,
En libertate privo me
Ut sponte vinctus sequar te.
Nil suggerat memoria,
Nisi de tua gloria,
Nil intellectus sapiat,
Praeterquam ut te capiat.
Protestor nihil velle me
Nisi quod sciam velle te;
Quae dono tuo mea sunt,
Haec dono meo tua sunt.
A te accepi, recipe.
Quid iis velis, praecipe ;
Guberna sicut scis, et vis,
Nam scio quod amator sis.
Amore solo dona me,
Ut ego quoque amem te;
Haec dando dabis omnia.
Nam cetera sunt somnia.
この上の歌は、元々はスペイン語の次の歌だったようです。
No me mueve, mi Dios, para quererte,
el cielo que me tienes prometido;
ni me mueve el infierno tan temido
para dejar por eso de ofenderte.
Tú me mueves, Señor, muéveme al verte
clavado en una Cruz y escarnecido;
muéveme el ver tu cuerpo tan herido;
muévenme tus afrentas y tu muerte.
Muéveme, en fin, tu amor, y en tal manera,
que aunque no hubiera cielo, yo te amara,
y aunque no hubiera infierno, te temiera.
No me tienes que dar porque te quiera;
pues aunque lo que espero no esperara,
lo mismo que te quiero, te quisiera.
これをもとにラテン語が作られました。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
愛する兄弟姉妹の皆様、
光明社発「公教聖歌集」517番には、オ・イエズという歌があります。
これは聖フランシスコ・ザベリオの作った詩ではなく、聖イグナチオの祈りの内容を詩の形式にしたもので、
聖フランシスコ・ザベリオの詩に似せて作ってあります。
オ・イエズ・・・公教聖歌集 [517番]
O Jesu, ego amo Te,
Nam prior Tu amasti me,
En libertate privo me,
Ut vinctus sponte sequar Te.
ああイエズスよ、我は御身を愛し奉る。
そは御身こそが先に我を愛し給えばなり。
見よ、我は自由を放棄し奉る。
御身の捕虜となりて御身に自由に従わんため。
O Jesu, in Te confido,
quia Tu redemisti me,
En totum Tibi trado me,
Ut solus regnes super me.
ああイエズスよ、我は御身に信頼し奉る。
そは御身こそが我を贖い給えばなり。
見よ、我が全てを御身に委ね奉る。
御身のみが我を統治し給わんため。
これはここで、歌われています。
https://www.youtube.com/watch?v=yYhfQwxnYw0
また、2番以降は別の歌詞もあります。これは、聖フランシスコ・ザベリオの歌をまねて、
次の「聖イグナチオの祈り」にインスピレーションを受けた歌です。
Suscipe, Domine, universam meam libertatem.
Accipe memoriam, intellectum, atque voluntatem omnem.
Quidquid habeo vel possideo mihi largitus es; id tibi totum restituo,
ac tuae prorsus voluntati trado gubernandum.
Amorem tui solum cum gratia tua mihi dones,
et dives sum satis, nec aliud quidquam ultra posco. Amen.
「主よ、願わくはわが自由を受け入れ給え。
わが記憶、わが智恵またわが意思をことごとく受け入れ給え。
わが持てるものはみな主の賜物なり。
我は全てを主に帰し、主の御旨のままに捧げ奉る。
ただ主の聖寵と共に主の御愛を我に与え給え。
さらば我は満ち足りて、他の何物もあえて願わじ。」
DEUS EGO AMO TE. 【日本語訳】
ああ天主よ、我は御身を愛し奉る。
御身が我を先に愛したが故に。
見よ、我は自由を放棄し奉る。
自らすすんで繋がれて御身に従って行くために。
願わくは記憶が、何も思い出さないことを、
御身の栄光についての他は。
願わくは知性が何も味わわないことを、
御身を理解するため以外は。
私は何も望まないと宣言する
御身が望むことを知ること以外は。
御身の賜物によって私のものとなった全ては
ここの私の捧げによって御身のものなり。
私は御身から全てを受けた、受け取り給え。
御身がそれらに望むことを、命じ給え。
御身のご存じの通り、お望みの通り、統治し給え。
御身が愛する方であると知るが故に。
愛だけによって私に与え給え。
私も御身を愛することが出来るように、
これ[この愛]を与えるなら、御身は全てを与え給う。
何故なら、その他のものは、夢だから。
DEUS EGO AMO TE. 【ラテン語】
O Deus ego amo te,
Nam prior tu amasti me,
En libertate privo me
Ut sponte vinctus sequar te.
Nil suggerat memoria,
Nisi de tua gloria,
Nil intellectus sapiat,
Praeterquam ut te capiat.
Protestor nihil velle me
Nisi quod sciam velle te;
Quae dono tuo mea sunt,
Haec dono meo tua sunt.
A te accepi, recipe.
Quid iis velis, praecipe ;
Guberna sicut scis, et vis,
Nam scio quod amator sis.
Amore solo dona me,
Ut ego quoque amem te;
Haec dando dabis omnia.
Nam cetera sunt somnia.
この上の歌は、元々はスペイン語の次の歌だったようです。
No me mueve, mi Dios, para quererte,
el cielo que me tienes prometido;
ni me mueve el infierno tan temido
para dejar por eso de ofenderte.
Tú me mueves, Señor, muéveme al verte
clavado en una Cruz y escarnecido;
muéveme el ver tu cuerpo tan herido;
muévenme tus afrentas y tu muerte.
Muéveme, en fin, tu amor, y en tal manera,
que aunque no hubiera cielo, yo te amara,
y aunque no hubiera infierno, te temiera.
No me tienes que dar porque te quiera;
pues aunque lo que espero no esperara,
lo mismo que te quiero, te quisiera.
これをもとにラテン語が作られました。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)