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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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ロザリオの十字軍 現在1951環が報告されました。ロシアの聖母の汚れなき御心への奉献のため

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アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 カトリック教会は、残念ながら、エキュメニズムや司教団体主義などの新しいイデオロギーに犯され、通常の状態ではありません。

 カトリック教会のその特徴は、一、聖、公、使徒継承であり、聖伝に従うことがその正真正銘性の源泉にあるのですが、聖伝を放棄しつつあります。

 私たちは、そのような苦しめる母なるカトリック教会のために、イエズス・キリストの真の教会のために、祈らなければなりません。

 だからこそ、カトリック教会の全体の善のために、共通善のために、教会内でどうしても聖伝が守り抜かれなければなりません、そして聖伝があるべき地位に戻らなければなりません、カトリック教会の正常化がなければなりません。

 だからこそ、カトリック教会内において聖伝が保護され、さらに、教会内において聖伝が回帰するように、ますます熱心に一致して祈らなければなりません。そして、教皇様が、全世界の司教たちと一致して、ロシアを聖母の汚れなき御心に奉献し、聖母のけがれなき御心が凱旋することを祈願しなければなりません。

 だからこそ、フェレー司教様は新しいロザリオの十字軍を起動させました。【今回のロザリオの十字軍は第5次であるということのご指摘を受けました。私の手違いで第4次はすでに行われているにも関わらず、ダブって数えてしまいました。訂正いたします。第1次ロザリオ十字軍 2006年8月〜10月、250万環のロザリオが唱えられた後、2007年7月7日:トリエントミサの『解禁』。第2次ロザリオ十字軍 2008年10月末〜12月25日、170万環のロザリオの後、2009年1月21日:『破門』の撤回。第3次ロザリオ十字軍 2009年5月〜2010年6月、1200万環の目標に全世界から1900万環以上のロザリオが捧げられました。第3次報告 第4次報告

 ロシアは、ファティマの聖母マリア様のご要求通りにはまだ奉献されていません。それについては、以下のDICIの記事の日本語訳をご覧ください。【この記事を日本語にしてくださった方には、心から感謝します。】

 昨年、フランシスコ教皇様がなさるという噂が流れましたが、実際はそうではありませんでした。「ロシアを聖母の汚れなき御心に聖別する」のではなく、「私たち自身をファティマの聖母マリアに委託する・信頼する」ことがなされただけでした。

 フィリピンの或る教区司祭の中には、フィリピンカトリック司教評議会(CBCP)の重要なポストをしていますが、きわめて保守的で時々聖伝のミサを捧げていて、聖ピオ十世会にきわめて好意的な司祭がいます。昨年の10月13日に「ロシアが聖母の汚れなき御心に聖別・奉献される」という噂を聞き、この司祭は、ローマにまで行ったのですが、そうではなくきわめてがっかりしてフィリピンに帰ってきました。フランシスコ教皇様の言動に不安を抱いていることを、私にひっそりと教えてくれました。

 だからこそ、私たちはたくさんのロザリオを唱えなければなりません。
「教皇、司教、司祭のためにたくさん祈ってください。」(秋田の聖母)
「悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協する者でいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう・・・」(秋田の聖母 1973年10月13日)

 だからこそ、愛する兄弟姉妹の皆様をこの新しいロザリオの十字軍に、第5次ロザリオの十字軍にご招待します。

 現在のロザリオの十字軍の総計は、(私の1月の分87環を含めて)1951環です。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】
JMJ
二十六聖人の祝日、おめでとうございます。
アップをありがとうございました!今日が二十六聖人の祝日だということをすっかり忘れておりまして、神父様のブログを拝見して、はたと気づいた次第です。
一月のロザリオ十字軍の報告を忘れておりました。少なくて申し訳ありませんが、十八環です。よろしくお願い致します。

【報告】
十主の平安!!!♪♪♪
アヴェ・マリア!!♪♪
*マリア・ローザちゃん 17環
*マリア・テレジア 1環(今月は、少し頑張るらしいです♪)

以上です、どうぞ宜しく御願い致します<m(__)m>

*****

教皇フランシスコ、世界をファチマの聖母に委託する

原文はこちら

教皇フランシスコは、世界をファチマの聖母に委託する

二〇一三年十月十八日

 信仰年、そして二〇一三年十月十二日から十三日にかけての聖母とともに過ごす祈りの日々という名目のもと、巡礼用のファチマの聖母像がポルトガルからバチカンへ特別の方法で運ばれた。
 十月十二日土曜日の午後、普段はファチマのご出現地に建てられた小さな聖堂に置かれている、このファチマのロザリオの聖母像は、聖ペトロ大聖堂広場に集まった信者たちの崇敬のために顕示された。その後、聖母像は約十キロ(六マイル)かかってローマ南部の "天主の愛の聖母聖堂" へと運ばれた。この聖堂は巡礼者たちは徹夜で聖母像に崇敬を表すことができた。教皇フランシスコは「ルルド、ナザレト、ルハン、ヴァイランカンニ、グァダルーペ、秋田、ナイロビ、バンヌー、チェンストヴァ、そしてマリアン・ヴァレーから私たちの祈りに加わっているすべての人々」に一致して、「童貞マリアの注意深いまなざしのもとで、聖なるロザリオを祈り、聖体を崇めるすべての人々と一つになった」……とビデオ・メッセージで語った。

 十月十三日の朝、教皇フランシスコは聖ペトロ広場において、ファチマの聖母像の前で、十万人以上の人々の列席のもと、ミサを司式した。儀式の終わりに、教皇は「マリアへの委託の祈り」を唱えた。

「おお、ファチマの幸いなる童貞マリアよ、あなたが母としておられることを新たに感謝しつつ、私たちは、あなたを幸いなお方と呼ぶすべての時代の人々に声を合わせて一致します……。
私たちが今日、非常に愛しく思うあなたの姿をうつしたご像の前で、あなたに信頼をもって行うこの委託の行為を、母らしい慈愛深さでお受け取り下さい。
私たち一人一人があなたにとって大切な存在であり、私たちの心の中にあるすべてのことについて、あなたにとって関係の無いことは何もないと、わたしたちは確信しています。・・・
あなたのみ腕において、私たちの生命を無事にお守り下さい。善に対するすべての望みを祝福し、強めて下さい。私たちの信仰をよみがえらせ、養って下さい。私たちの希望を支え、教え導いて下さい。私たちの愛徳をかき立て、命を吹き込んで下さい。私たちすべてを聖性への道へと導いて下さい」

 ローマにおいてバチカン放送局が断言し、当局者たちが主張したところによると、教皇の今回の意志表示は、厳密に言って、ファチマの大聖堂がそのウェブサイトで告知したような「マリアのけがれなき御心への世界の奉献」ではないとのことである。

 今回のマリアとともに過ごす祈りの日々を企画した、新しい福音化のための教皇庁立委員会長官、Rino Fisichella大司教は「奉献」という言葉の意味をめぐって「非常に激しい神学上の議論」があったと説明した。この「奉献」はヨハネ・パウロ二世が回勅「レデンプトーリス・マーテル」(一九八七年三月)が出された後、放棄された。以前に、バチカン放送局によると、一九八二年五月にファチマにおいて、それから一九八四年三月にバチカンにおいて、ポーランド人教皇は、童貞マリアへの世界の奉献の祈りを公式に唱えたとのことである。

 教皇フランシスコは、今年の五月十三日に教皇に選出されたのち、当時のリスボン総大司教、ホセ・ダ・クルス・ポリカルポ枢機卿に、自分の教皇職をファチマの聖母に奉献したいと要請した。この奉献は、一九一七年にファチマの三人の牧童に聖母がご出現になった九六年目の記念日のミサ中に行われた。 (Cf. DICI no. 274 dated April 26, 2013).

私たちは次のことを思い起こそう。
ファチマのコーワ・ダ・イリアでの三人の子どもたちへの聖母のメッセージは、三つの秘密を含み、最初の一つは次のように宣言された。「あなたたちはかわいそうな罪人たちが行く地獄を見ました。彼らを救うため、天主は世界に私のけがれなき御心への信心を打ち立てることをお望みです。あなたたちへの私の言葉が実行されるなら、多くの霊魂たちが救われ、平和が訪れるでしょう。戦争は終わるでしょう。しかし人々が天主を攻撃することをやめないなら、ピオ十一世の在位中に、もっと酷い戦争が勃発するでしょう。未知の光が夜空を照らすのを見る時、それは天主が世界をその罪のために、戦争、飢饉、教会と教皇への迫害という手段で罰するおつもりだという、大いなるしるしだと悟りなさい」

 第二の秘密は次のようなものであった。「これ[第一の秘密]が起きないようにするため、私は、私のけがれなき御心にロシアを奉献してくれるよう、初土曜日に償いの聖体拝領をしてくれるよう来るつもりです。私の願いに耳を傾けるなら、ロシアは回心し、平和が訪れるでしょう。そうでないなら、ロシアはその誤謬を世界中に広め、戦争と教会への迫害を始めるでしょう。善き人々は殉教するでしょう。教皇はたいへん苦しむでしょう。さまざまな国々が絶滅させられるでしょう。最後には、私のけがれなき御心は凱旋するでしょう。教皇はロシアを私のけがれなき御心に奉献し、ロシアは回心するでしょう。そして平和の一時期が世界に与えられるでしょう」

 一九二九年六月十三日、トゥイにおいて、火曜日の夜の聖時間中に、聖母はシスター・ルチアにこのように言われた。
「天主が要求された、教皇が世界中の司教たちと一致して、ロシアを私のけがれなき御心に奉献するという時がやって来ました。この奉献によって世界を救うという約束です」そして一九三一年八月に、聖主イエズス・キリストは、リアンホで病み上がりのシスター・ルチアに以下のことを啓示された。「彼らは私の要求に耳を傾けることを望まなかった!……フランス国王のように、彼らは後悔するだろう。彼らは私の要求を実行するだろうが、後になってのことだろう。ロシアは戦争と教会への迫害を引き起こし、すでにその誤謬を世界に広めてしまった。教皇はひどく苦しむことになるだろう」


 一九四二年十月三十一日、ピオ十二世はラジオ訓話で、教会と世界をマリアのけがれなき御心へと奉献し、その後、一九四二年十二月八日に荘厳に行った。
「ピオ十二世はシスター・ルチアがトゥイで受けた啓示と、一九四〇年十月二十四日のルチアのオリジナルの手紙について知らされていなかったので、二つの要求があったこと、聖母の要求は世界中の司教たちと一致して果たされなければならないことを教皇が知るのは困難なことであった」(Joseph de Belfont, Mystères et vérités cachées du troisième secret de Fatima[ファチマの第三の秘密についての神秘と隠された真実]Éditions Lanore, p. 93)「従ってピオ十二世は一九三六年から知らされていた要求、世界の奉献という要求を果たしたのだった。その結果、教皇は戦争を終結させることができた。教皇はようやく少しずつ知ることとなった二つ目の要求になおも応えなければならなかった(ibid., p. 94)。

 数々の結果を勝ち得たことを見て、一九四四年五月四日、ピオ十二世は八月二十二日(被昇天の祝日の八日目)をマリアのけがれなき御心の祝日として宣言し、一九四二年十二月八日の奉献の記念であると説明した。

 一九五二年七月七日、ピオ十二世は使徒書簡「サクロ・ヴェルジエンテ・アンノ」を公布し、「ロシアの全国民」をマリアのけがれなき御心へと奉献したが、聖母が要求した全世界の司教たちと一致してではなかった。

 ヨハネ・パウロ二世は「私たちを一つの体、一つの集団に構成させる特別な絆による教会の全牧者たちと一致して」、一九八二年五月十三日、ファチマへの旅行中に、このような言葉を宣言した。「おお、すべての男女、すべての人々のおん母よ、私たちがじかにあなたの御心に訴える……嘆きをお受け取り下さい……。私たちがあなたに委ね、お捧げする、私たち人間の世界を……抱擁して下さい」「私たちは特別なやり方で、特にあなたにお委ねし、お捧げする必要のある個人個人と国々を、委ね、お捧げします」(Ibid., pp. 160-161)一九八四年三月二十五日、司教たちは、教皇がロシアを名指しで言及しない奉献に加わるよう招待された。

(Sources : apic /imedia/VIS/radiovatican/belfont – DICI no. 283 dated October 18, 2013)

【結論:まだ、ファティマの聖母マリアのご要求通り、教皇様が全世界のカトリック司教たちと一致してロシアを名指して聖母の汚れなき御心に奉献することはなされていない。】


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