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【聖ピオ十世会】聖伝のミサ(トリエント・ミサ、ラテン語ミサ)の報告2018年11月 [SSPX JAPAN, Traditional Latin Mass]

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 11月には天主の御摂理で最終主日を中心に聖伝のミサを捧げました。そこで大阪では11月23日金曜日が国民の祝日にあたり、午前のミサをすることができました!子供たちもミサに与ることが出来ましたので、天主に感謝します。午後にはプロテスタント主義について、その原理と社会的・政治的結果を考察しました。

 11月24日(土曜日)は、ミサの後に聖体降福式を行いました。特に日本、韓国、中国のために、カトリック教会のために、御捧げしました。

 11月25日には、多くの新しい兄弟姉妹たちを歓迎することが出来ました。新しく来てくださった方々を迎えて大変うれしく思いました!子供たちの数もますます増えて嬉しく思います。

 11月30日(金)と12月1日(初土)には新しい管区長のサマース神父様が大阪で聖伝のミサを捧げられます。

 12月1日(初土)には東京でも午後に聖伝の歌ミサがあります!
 12月2日には、東京でサマース神父様が午後に霊的な講話をして下さいます。

 愛する兄弟姉妹の多くの皆様のおこしをお待ちしております。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 34人(内、子供8人)
女: 29人(内、子供5人)
計: 63人(内、子供13人)


【報告】【東京】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

今日は、聖霊降臨後の最後の主日のごミサをありがとうございました。
11月は諸聖人の大祝日から始まり、死者の日と続き、私もお墓参りをしたり、毎日、"デ・プロフンディス" の祈りをしたり、亡くなった方の霊魂のことを考えることが多かったように思います。そのなかで、死を迎えるときいったいどのようになるのだろうとかということも、幾度となく頭をよぎりました。けれど、"今死んでしまったら私はいったいどうなのか?" と、考え始めても途中でやめてしまっていました。

今日のごミサでは、最後の日のラッパが鳴るときのことを黙想しましたが、一人では最後まで考えることができないこのことを、神父様のお話に沿ってじっくりと考えることができました。とても大切なお話をありがとうございました。

世の終わりを準備できる民は他のどこにもない、 他の民は リハーサルをすることなどないのだから、というお話に、カトリック信仰をいただいていることの幸せを思いました。
公審判にはすべてのことが明らかにされてしまうとのことです。私も主の御前に自分で自分を告発する告解をしていますものの、いつも自分の告解はまったく不十分だと思っております。情けない限りです。これまでの自分の人生での悪事を数え上げていたら、果てしなくなって恐ろしくなります。意図したものでなかったにしろ、それらも記録されているに違いありません。また、自分自身でさえも、自分の心の奥ふかくにすまうものが何かを分かることができないと感じるときが、しばしばあります。幾年も経ってようやくその時の自分の気持を自分で理解できて、知らされることがあります。(人間ってなんて素直でない生き物なのでしょう。)

お説教で、自分に害を与える人を柔和にゆるしたかどうか周りの人を大切にしたかどうか問われるというお話を伺いながら、本当に私の心の奥底までのすべてをご存じなのはまことの主であるイエズス・キリストでいらっしゃることを思い、主に憐れみを願うしかないと思いました。そのような情けない自分を省みると、もう本当にマリア様に助けを乞うしかありません。

自分の生まれ育ちなどを、ただどうしてだろうと、わからない思いで過ごすだけの若い日々から、洗礼の恵みをいただき様々な変遷を経て、少しづつ人生の意味を見る角度を変えさせていただくようになりました。伝統的なカトリック信仰の教えにようやくたどりつくことができて、十字架を抱きしめ愛するという言葉があることを知るようになりました。十字架の下で、マリア様の足下で、最後まで堪え忍ぶことができますようにと思います。

そしていつもイエズス様と一緒にいることを忘れないようにと思います。最後に裁判官となって現われてくださるイエズス様だとしても、実はこの今の瞬間もすべてを見ていらっしゃる憐み深いイエズス様だということを忘れないようにしようと思います。

今日も新しい方々がたくさんいらしてくださって一緒に御ミサに与ることができてとてもうれしく思いました。外国に住むお知り合いの方からのご紹介でこちらに見える方などもこの頃多くいらっしゃいますご様子に、国内外での「伝統への復帰」がカトリック信仰の中で、(特に若い世代には確実に)起こり始めていることを感じさせられるこの頃です。

今回も赤ちゃんや小さいお友達がたくさんで、可愛い子供達で賑やかでした。

来週は新しくアジア管区長になられたサマーズ神父様がご一緒にいらしてくださるとのことです。特別なメッセージがあるとのこと、楽しみです。

その前日の土曜日には命のためのミサを捧げてくださるとのことで、生まれる前の命のためのお祈りも、たくさんの人とすることができるようにと願っています。(その前の午後のひととき、マーチフォーライフに関心を持つ信徒の者たちで『カトリック復興の集い』というのも計画されているようです。たくさんの方が参加くださいますように、お祈りをどうぞよろしくお願い致します。)

今回は借用させていただいている会場の都合で、神父様はスケジュールを変更してくださり予定を調整してごミサを捧げてくださいました。本当にありがとうございます。ミサ後に急いで午後の公教要理も行えないままに今夜中にフィリピンの修道院に戻らなければならないとのことで、いつも以上にとても大変なミッションだったと思います。ミサの後も、何人もの新しい方々やお話を求める方がたとお話され告解にも応じられるなどギリギリの時間までお仕事されていまして、とてもお疲れになられたのではと思います、本当にありがとうございました。

至聖なるイエズスの聖心、我らを憐れみ給え!
ファチマの聖母、我らのために祈り給え!
ロザリオの聖母、我らのために祈り給え!
秋田の聖母、我らのために祈り給え!

聖マリアの汚れなき御心のうちに


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