喜びの玄義 第1玄義の黙想
(2018年11月3日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)
『喜びの玄義 第1玄義:この一連を捧げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、謙遜の徳をこい願わん。』
御聖体の秘跡の内に真に在し給うイエズス様の聖心の御前で、15分間、ロザリオの玄義を黙想致しましょう。
特にこの黙想を、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償うために、御捧げ致しましょう。この黙想を通して、マリア様が私たちに回心の恵みと、御憐れみと、平和の恵みと、聖徳への高い、熱い情熱を下さいますように、多くの霊魂を救いたい、と思うイエズス様とマリア様の心に合わせて、私たちもこの黙想をお捧げ致しましょう。
今日は特に、マリア様が御告げを受け給いたる事を黙想致しましょう。
救いの約束の、永遠の昔から決められていた時は来ました。天主が、天主の御言葉が人となる時が来ました。
「初めに、御言葉があった。御言葉は天主と共にあった。御言葉は天主であった。
この御言葉は、この御言葉によって全ては創られ、創られなかったものは何もなかった。」
そしてこの御言葉は、私たちの為に、私たちの救いの為に、人となる事を御望みになりました。天主の本性と人間の本性が一つと合体する、この玄義の為に、天主は大天使聖ガブリエルを送りました。人類の代表者としてマリア様に、その同意を求める為でした。
もしもマリア様が、「嫌だ」と言えば、唯一の光は失われてしまいます。もうこれ以上チャンスはありません。マリア様だけが、唯一、選ばれた、無原罪の御宿りでした。永遠の昔から定められたその時、その日、その全てを定められていた方でした。
マリア様は、大天使聖ガブリエルの訪問を受けて、この言葉を聞きます、「めでたし、聖寵充ち満てる方よ、御挨拶し奉る。」
「一体、この挨拶は何の事だろうか」と驚いていると、「恐れるな、マリア。お前は身ごもって子を産む。その子をイエズスと名付けよ。なぜなら彼は、世を罪から救う者であるからだ。」
マリア様は1つ疑問に思いました、「私は男を知らないのですけれども、一体、どのようにしてそのような事が起こるのでしょうか?」
「聖霊が御身を覆い、お前から産まれる者は、『いと高き子』と言われる。」
大天使聖ガブリエルはマリア様に、童貞のうちにイエズス様が御胎内に御宿りになる事を説明します。
「その玉座には終わりがない。石女と言われたエリザベトも今、身を宿して6ヶ月目である。天主の御言葉に不可能な事はない。」
マリア様は答えます、「我は主の婢女なり。仰せの如く我になれかし。」
アダムとエヴァの時代から与えられた原福音、多くの預言者たちを通して預言されてきた、救い主の御到来のその時、その場所、そのやり方、「乙女が身ごもって子を産む。その子はエンマヌエルと呼ばれる。」
全て、マリア様において、成就致しました。マリア様は唯一望んだ事は、主の御旨を果たす事。主の救いの業に協力する事。その為に自分を無として、道具として御捧げする事でした。「主の婢女。仰せの如く我になれかし。」
マリア様のこのご謙遜と、従順と、主の御旨のみを望むその情熱によって、人類において最も偉大な業を行ないます。「イエズス・キリストと共に、贖いの業を達成する」という大事業です。
「幸せな方、主の御言葉の実現を信じた御方は。あなたは代々、幸せな者と呼ばれる事でしょう。」
私たちの人生の価値は、「イエズスの救いの業に協力するか、否か」にかかっています。まず私たち自身の霊魂を救う事。そして御恵みによって、できるだけ多くの霊魂たちの救いに協力する事。
その為に一番効果的なやり方は、マリア様の道具になる事です。
(2018年11月3日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)
『喜びの玄義 第1玄義:この一連を捧げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、謙遜の徳をこい願わん。』
御聖体の秘跡の内に真に在し給うイエズス様の聖心の御前で、15分間、ロザリオの玄義を黙想致しましょう。
特にこの黙想を、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償うために、御捧げ致しましょう。この黙想を通して、マリア様が私たちに回心の恵みと、御憐れみと、平和の恵みと、聖徳への高い、熱い情熱を下さいますように、多くの霊魂を救いたい、と思うイエズス様とマリア様の心に合わせて、私たちもこの黙想をお捧げ致しましょう。
今日は特に、マリア様が御告げを受け給いたる事を黙想致しましょう。
救いの約束の、永遠の昔から決められていた時は来ました。天主が、天主の御言葉が人となる時が来ました。
「初めに、御言葉があった。御言葉は天主と共にあった。御言葉は天主であった。
この御言葉は、この御言葉によって全ては創られ、創られなかったものは何もなかった。」
そしてこの御言葉は、私たちの為に、私たちの救いの為に、人となる事を御望みになりました。天主の本性と人間の本性が一つと合体する、この玄義の為に、天主は大天使聖ガブリエルを送りました。人類の代表者としてマリア様に、その同意を求める為でした。
もしもマリア様が、「嫌だ」と言えば、唯一の光は失われてしまいます。もうこれ以上チャンスはありません。マリア様だけが、唯一、選ばれた、無原罪の御宿りでした。永遠の昔から定められたその時、その日、その全てを定められていた方でした。
マリア様は、大天使聖ガブリエルの訪問を受けて、この言葉を聞きます、「めでたし、聖寵充ち満てる方よ、御挨拶し奉る。」
「一体、この挨拶は何の事だろうか」と驚いていると、「恐れるな、マリア。お前は身ごもって子を産む。その子をイエズスと名付けよ。なぜなら彼は、世を罪から救う者であるからだ。」
マリア様は1つ疑問に思いました、「私は男を知らないのですけれども、一体、どのようにしてそのような事が起こるのでしょうか?」
「聖霊が御身を覆い、お前から産まれる者は、『いと高き子』と言われる。」
大天使聖ガブリエルはマリア様に、童貞のうちにイエズス様が御胎内に御宿りになる事を説明します。
「その玉座には終わりがない。石女と言われたエリザベトも今、身を宿して6ヶ月目である。天主の御言葉に不可能な事はない。」
マリア様は答えます、「我は主の婢女なり。仰せの如く我になれかし。」
アダムとエヴァの時代から与えられた原福音、多くの預言者たちを通して預言されてきた、救い主の御到来のその時、その場所、そのやり方、「乙女が身ごもって子を産む。その子はエンマヌエルと呼ばれる。」
全て、マリア様において、成就致しました。マリア様は唯一望んだ事は、主の御旨を果たす事。主の救いの業に協力する事。その為に自分を無として、道具として御捧げする事でした。「主の婢女。仰せの如く我になれかし。」
マリア様のこのご謙遜と、従順と、主の御旨のみを望むその情熱によって、人類において最も偉大な業を行ないます。「イエズス・キリストと共に、贖いの業を達成する」という大事業です。
「幸せな方、主の御言葉の実現を信じた御方は。あなたは代々、幸せな者と呼ばれる事でしょう。」
私たちの人生の価値は、「イエズスの救いの業に協力するか、否か」にかかっています。まず私たち自身の霊魂を救う事。そして御恵みによって、できるだけ多くの霊魂たちの救いに協力する事。
その為に一番効果的なやり方は、マリア様の道具になる事です。