アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
アジア管区の新管区長であるシュテーリン神父様は、じつは12年前に日本を訪問されたことがあります。しかし、今回は、管区長として始めて日本に来られ、大阪で最初のお説教をしてくださいました。
新管区長様を迎えて歓迎会もとても良いものでした。準備をしてくださった方々には、信徒の皆様と共に、感謝でいっぱいです。ドイツ語のサプライズの聖歌もありました。
さて、土曜日のシュテーリン新管区長様の御説教をチーム・パラマイの方が録音に成功し、書き起こしてくださいましたので、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。【「チーム・パラマイ」は、今年の秋田巡礼で、高山右近の人生に倣って「パライソに参ろう!」という合い言葉を愛する人々のことです。】
シュテーリン神父様のお説教が良いな、と思った方は、どうぞお友達の方々にも教えてあげてくださいね。
これを書き起こす労を執ってくださった方に感謝します。
愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
******
2014年9月13日 聖母の土曜日 シュテーリン神父様御説教
聖父と聖子と聖霊との聖名によりて、アーメン。
親愛なる信徒の皆さん、天主様の御摂理によって、私はこの管区長としての職務を、ファチマのマリア様の祝日に任命を知らされました。
9月の13日は、マリア様が最後に現れたファチマの御出現の、その一ヶ月前の事です。この9月の13日には、マリア様は、たくさんは話されませんでしたが、一言だけ言われました。これは、私達が覚えていなければならない事です。それは、天主をもう傷付けないように、天主に罪を犯さないように、何故ならば、天主は既に、あまりにも多く犯され続けているからである、ということです。
特に、福者フランシスコが、この言葉を非常に深く心に刻みつけていて、そして、いつもこうやって繰り返して言っていました。「天主様はもう、非常に悲しまれておられる。何故ならば、天主様は人間の犯す無数の罪によって傷付けられているから。だから私達は、もう決して天主様を犯してはならない。罪を犯してはならない」と。
この祭壇の前の、きれいなマリア様の汚れなき御影(ごえい)、そしてこのマリア様の汚れなき御心の祭服、そしてこれを見ると、皆さんはこの汚れなき御心に対して、非常に深い信心を抱いているというのが分かります。この信心こそ、マリア様がファチマで私達に与えて下さいました。
シスタールチアはこう言っていました。「マリア様は、天主様が私達に、最後の二つの救霊の手段を与えて下さっている」と。最後の手段ということは、もうこの後にはないということです。それは何かというと、ロザリオに対する信心と、もう一つは聖母の汚れなき御心に対する信心、これです。
マリア様はここで「信心」と言って、それを私達が「実践する事」とは言ってはいません。もちろん、実践ということは大切ですが、しかし、信心と実践とはこんな違いがあります。
実践というのは私達が、外に外見的に外的に行う事ですけれども、しかし信心は、その心の中から、内から滲み出るものである、という違いです。
そして、実践というものは例えば、マリア様に対する奉献があります。この奉献は、私達はこの今日この御ミサの直後に、司祭退場の前に、更新する予定です。そして、初土の信心の実践などという、色々な外的な実践があります。そしてマリア様は、このような事を実践すれば、それだけで、物凄い約束を私達に与えて下さっています。
しかし最も大切な事は、その実践の深みに深く入って、そしてその心を掴む事です。つまり真の信心であって、私達がこの御絵を掲げて飾るのみならず、その御心の中に深く入る、それが、信心です。
では、マリア様の御心の中に入る、そこに行く、というのはどういう意味でしょうか?では、一体何故天主様はこのような奇妙なことを、マリア様を通して仰ったのでしょうか?つまり、天主様は私達に最後の手段を与えて、今この現在これを使わなければ、救霊はできない、という何故そのような事を仰ったのでしょうか?
何故かというと、現代は、全世界の歴史において、一番悪い時代であるからです。私達のこの時代は、イエズス・キリストによって救われた時代ですけれども、しかしその最後の時代には、最も恐るべき最後の戦いが待っていると、黙示録には書かれています。
そして、天主様は最後の時代に、悪魔達に全ての力を尽くす事を許して、そして、それにも関わらず、天主が最後にそれらに打ち勝って、御自分の力の強さを示す、その時であるからです。
一体天主様はどうやってその勝利を収めようとするのでしょうか。それは、女性を使って、女を使ってです。それは黙示録の女であって、そしてそれは太陽を纏い、そして月を足に踏み、星の冠をかむる、黙示録の女性を使って勝利します。
このことは、人類の歴史の最初に、天主はそれを予言していました。彼女はお前の頭を、蛇の頭を、サタンの頭を砕くだろう。もし天主様が、サタンに悪魔達に全力を尽くしてこの世界を征服する事を許そうとしていて、そして、今悪魔が、猛総攻撃をかけてこの世を支配し征服して、人類を亡ぼそう、霊魂を亡ぼそうとしているのでしたら、私達には勝算は一つしかありません。手段は一つしかありません。黙示録のこの女性、インマクラータです。
マリア様は全ての最高の母親としての、最もすぐれた、最高の、最善の母として私達に与えられました。マリア様は、私達を救おうと望んでおり、私達の救いのみを考えておられます。この母であるマリア様は大きな任務が与えられています。それはまず、御自分の方に霊魂達を引き寄せ、そして全て御自分の方に来た霊魂を、イエズス様の方に与えるという事です。つまり、マリア様を通してイエズス様に、という事です。
ちょっと考えてみて下さい。小さな幼い子供がいて、ニコニコしているんですけれども、その周りには、非常に悪い人達が、ヤクザのような人達が沢山回っていて、その周りに汚らしい動物や恐ろしい獣たちが周りに取り囲んでいて、もうこの子供を食い殺してしまおう、殺してしまおう、悪をしてやろう、と淡々とこう見張って、そしてその攻撃を仕掛けようとしているその様子を想像してみて下さい。
そしてこの子供は、向こうの丘にきれいな天主様の王国があって、その素晴らしい喜びと、幸せの花園の王国があそこにあって、そこに行きたいと思っているのですけれども、子供の周りにはその子供を行かせまいとする敵が、動物が、獣たちや悪人達が、ワーッと渦巻いていて、決して行かせないとしている。これを考えて下さい。
教会の歴史も全くその通りです。私達を、霊魂達を天国に行かせまいとする、教会の敵が一生懸命働いていました。しかし、教会のこの人類の歴史の最後においては、この私達を天国に行かせない、天主の王国に行かせないという敵達が総攻撃をかけてきて、私達がそこに決して辿り着かない様に、そして聖ヨハネの黙示録によれば、悪魔たちは諸国を騙して、誰もその天国の事を、王国の事を忘れてしまうように、誰も思い出さないように、そして皆がそれに騙されてしまうほど、総攻撃をかけると書かれています。
そこで天主様は、憐れみの心で、御自分のお母様を、母を私達の元に送られて、そしてこの残された、この迷っている、この力のない、この敵に囲まれているこの子供達を天国に引き寄せて、守って、そして導こうとされているのです。そして天主様から送られたマリア様は、私達の所に、敵の中をかき分けて私達のところにやって来て、さあ、私の所に来なさい。さあ、早く私の母の心に来なさい。さあ、私が天国に連れて行ってあげるから。と、寄って来て下さったのです。そして、マリア様は、私のこの御心は、あなたの避難所である。だから私のここの避難所に来れば、誰もあなた達に害を及ぼすものは、何も悪さをすることができない。この避難所に、さあ早く来なさい、と招いているのです。
そして、この御心こそが、あなた達を天国に導く道ですよ。来なさい。
そこで、この子供はマリア様と共に、一緒に、敵のこの攻撃の中をくぐり抜けて、そして丘の上の、永遠の幸せの、天主の御国まで行くのです。
そして悪魔は、さあ子供を、ワーッと攻撃をするのですけれども、マリア様はサッと一つの仕草をぱっとすると、悪魔達は何もできずに、この子供を連れて、何千、何万という敵の攻撃の中をくぐり抜けて、天国へと導いて下さいます。
これこそが、ファチマのマリア様が私達に教えて下さった事です。そしてこれこそが、マリア様が聖マキシミリアノ・コルベに息吹いて、そしてこれを考えさせて、そして聖マキシミリアノ・コルベを通して、私達に教えている秘密です。
それでは、このマリア様の汚れなき御心に対する信心とは一体何でしょうか。それはとっても簡単な事です。もしも、誰かを愛するとしたら、私達はその方に、ああ、私はあなたに私の心をあげます。あなたは私の心の中にいます。と、言います。私達の心、或いは心臓というのは、私達の愛のシンボル、象徴だけのみならず、私達の人格のその全て、ペルソナ、そして私達のもっている全てのシンボルでもあります。皆さんは、皆さんの心を開いてこの一番奥まで、誰も知らない他の人をこの心の中に入れることはしません。
私達は、良く愛する心から愛する人のみを、私達の心の奥に入れて、そしてこの心を開きます。
ところで、マリア様は、皆さんを非常に愛しているので、皆さんを自分の心の最も中に来なさい、と開いて、さあ私の心の中に入って下さい。私の心の深くにあなた達は居るのですよ、と仰っているのです。どれほどマリア様は、私達を愛して居られる事でしょうか。
ですから、マリア様の良い子となって下さい。もしもこの人生、或いはこの生活でこの世の生活で、苦しみや、困難な事があったら、マリア様の心に行って下さい。皆さんの持っているもの全てをマリア様に与えて下さい。そしてマリア様に何も隠さないで下さい、マリア様は皆さんのお母さんです。そしてマリア様は、私達を憐れんで下さるお母さんですから、私達の弱点や弱さや罪も、或いは私達のもしかしたら犯してしまうその汚いものも、マリア様に差し出して下さい。そしてマリア様に皆さんの心配事や、悩み事や、苦しみや、或いは個人的な事や、或いはお仕事の事や、或いは皆さんの気心や、皆全てをマリア様に差し出して、捧げて下さい。
そして、もしも皆さんがマリア様に捧げて、差し出してしまうならば、マリア様が約束した通りの事が起こります。それは、最後に私の汚れなき御心は凱旋するでしょう。
マリア様の御心と、皆さんの心において勝利、凱旋を収めるのです。
聖父と聖子と聖霊との聖名によりて、アーメン。
******
●聖伝のミサ(いわゆる「トリエント・ミサ」と呼ばれているローマ式典礼様式のミサ)にようこそ!
●ローマ・カトリックの聖伝のミサ vs エキュメニカルな新しいミサ(第二バチカン公会議のミサ)
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さて、土曜日のシュテーリン新管区長様の御説教をチーム・パラマイの方が録音に成功し、書き起こしてくださいましたので、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。【「チーム・パラマイ」は、今年の秋田巡礼で、高山右近の人生に倣って「パライソに参ろう!」という合い言葉を愛する人々のことです。】
シュテーリン神父様のお説教が良いな、と思った方は、どうぞお友達の方々にも教えてあげてくださいね。
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聖父と聖子と聖霊との聖名によりて、アーメン。
親愛なる信徒の皆さん、天主様の御摂理によって、私はこの管区長としての職務を、ファチマのマリア様の祝日に任命を知らされました。
9月の13日は、マリア様が最後に現れたファチマの御出現の、その一ヶ月前の事です。この9月の13日には、マリア様は、たくさんは話されませんでしたが、一言だけ言われました。これは、私達が覚えていなければならない事です。それは、天主をもう傷付けないように、天主に罪を犯さないように、何故ならば、天主は既に、あまりにも多く犯され続けているからである、ということです。
特に、福者フランシスコが、この言葉を非常に深く心に刻みつけていて、そして、いつもこうやって繰り返して言っていました。「天主様はもう、非常に悲しまれておられる。何故ならば、天主様は人間の犯す無数の罪によって傷付けられているから。だから私達は、もう決して天主様を犯してはならない。罪を犯してはならない」と。
この祭壇の前の、きれいなマリア様の汚れなき御影(ごえい)、そしてこのマリア様の汚れなき御心の祭服、そしてこれを見ると、皆さんはこの汚れなき御心に対して、非常に深い信心を抱いているというのが分かります。この信心こそ、マリア様がファチマで私達に与えて下さいました。
シスタールチアはこう言っていました。「マリア様は、天主様が私達に、最後の二つの救霊の手段を与えて下さっている」と。最後の手段ということは、もうこの後にはないということです。それは何かというと、ロザリオに対する信心と、もう一つは聖母の汚れなき御心に対する信心、これです。
マリア様はここで「信心」と言って、それを私達が「実践する事」とは言ってはいません。もちろん、実践ということは大切ですが、しかし、信心と実践とはこんな違いがあります。
実践というのは私達が、外に外見的に外的に行う事ですけれども、しかし信心は、その心の中から、内から滲み出るものである、という違いです。
そして、実践というものは例えば、マリア様に対する奉献があります。この奉献は、私達はこの今日この御ミサの直後に、司祭退場の前に、更新する予定です。そして、初土の信心の実践などという、色々な外的な実践があります。そしてマリア様は、このような事を実践すれば、それだけで、物凄い約束を私達に与えて下さっています。
しかし最も大切な事は、その実践の深みに深く入って、そしてその心を掴む事です。つまり真の信心であって、私達がこの御絵を掲げて飾るのみならず、その御心の中に深く入る、それが、信心です。
では、マリア様の御心の中に入る、そこに行く、というのはどういう意味でしょうか?では、一体何故天主様はこのような奇妙なことを、マリア様を通して仰ったのでしょうか?つまり、天主様は私達に最後の手段を与えて、今この現在これを使わなければ、救霊はできない、という何故そのような事を仰ったのでしょうか?
何故かというと、現代は、全世界の歴史において、一番悪い時代であるからです。私達のこの時代は、イエズス・キリストによって救われた時代ですけれども、しかしその最後の時代には、最も恐るべき最後の戦いが待っていると、黙示録には書かれています。
そして、天主様は最後の時代に、悪魔達に全ての力を尽くす事を許して、そして、それにも関わらず、天主が最後にそれらに打ち勝って、御自分の力の強さを示す、その時であるからです。
一体天主様はどうやってその勝利を収めようとするのでしょうか。それは、女性を使って、女を使ってです。それは黙示録の女であって、そしてそれは太陽を纏い、そして月を足に踏み、星の冠をかむる、黙示録の女性を使って勝利します。
このことは、人類の歴史の最初に、天主はそれを予言していました。彼女はお前の頭を、蛇の頭を、サタンの頭を砕くだろう。もし天主様が、サタンに悪魔達に全力を尽くしてこの世界を征服する事を許そうとしていて、そして、今悪魔が、猛総攻撃をかけてこの世を支配し征服して、人類を亡ぼそう、霊魂を亡ぼそうとしているのでしたら、私達には勝算は一つしかありません。手段は一つしかありません。黙示録のこの女性、インマクラータです。
マリア様は全ての最高の母親としての、最もすぐれた、最高の、最善の母として私達に与えられました。マリア様は、私達を救おうと望んでおり、私達の救いのみを考えておられます。この母であるマリア様は大きな任務が与えられています。それはまず、御自分の方に霊魂達を引き寄せ、そして全て御自分の方に来た霊魂を、イエズス様の方に与えるという事です。つまり、マリア様を通してイエズス様に、という事です。
ちょっと考えてみて下さい。小さな幼い子供がいて、ニコニコしているんですけれども、その周りには、非常に悪い人達が、ヤクザのような人達が沢山回っていて、その周りに汚らしい動物や恐ろしい獣たちが周りに取り囲んでいて、もうこの子供を食い殺してしまおう、殺してしまおう、悪をしてやろう、と淡々とこう見張って、そしてその攻撃を仕掛けようとしているその様子を想像してみて下さい。
そしてこの子供は、向こうの丘にきれいな天主様の王国があって、その素晴らしい喜びと、幸せの花園の王国があそこにあって、そこに行きたいと思っているのですけれども、子供の周りにはその子供を行かせまいとする敵が、動物が、獣たちや悪人達が、ワーッと渦巻いていて、決して行かせないとしている。これを考えて下さい。
教会の歴史も全くその通りです。私達を、霊魂達を天国に行かせまいとする、教会の敵が一生懸命働いていました。しかし、教会のこの人類の歴史の最後においては、この私達を天国に行かせない、天主の王国に行かせないという敵達が総攻撃をかけてきて、私達がそこに決して辿り着かない様に、そして聖ヨハネの黙示録によれば、悪魔たちは諸国を騙して、誰もその天国の事を、王国の事を忘れてしまうように、誰も思い出さないように、そして皆がそれに騙されてしまうほど、総攻撃をかけると書かれています。
そこで天主様は、憐れみの心で、御自分のお母様を、母を私達の元に送られて、そしてこの残された、この迷っている、この力のない、この敵に囲まれているこの子供達を天国に引き寄せて、守って、そして導こうとされているのです。そして天主様から送られたマリア様は、私達の所に、敵の中をかき分けて私達のところにやって来て、さあ、私の所に来なさい。さあ、早く私の母の心に来なさい。さあ、私が天国に連れて行ってあげるから。と、寄って来て下さったのです。そして、マリア様は、私のこの御心は、あなたの避難所である。だから私のここの避難所に来れば、誰もあなた達に害を及ぼすものは、何も悪さをすることができない。この避難所に、さあ早く来なさい、と招いているのです。
そして、この御心こそが、あなた達を天国に導く道ですよ。来なさい。
そこで、この子供はマリア様と共に、一緒に、敵のこの攻撃の中をくぐり抜けて、そして丘の上の、永遠の幸せの、天主の御国まで行くのです。
そして悪魔は、さあ子供を、ワーッと攻撃をするのですけれども、マリア様はサッと一つの仕草をぱっとすると、悪魔達は何もできずに、この子供を連れて、何千、何万という敵の攻撃の中をくぐり抜けて、天国へと導いて下さいます。
これこそが、ファチマのマリア様が私達に教えて下さった事です。そしてこれこそが、マリア様が聖マキシミリアノ・コルベに息吹いて、そしてこれを考えさせて、そして聖マキシミリアノ・コルベを通して、私達に教えている秘密です。
それでは、このマリア様の汚れなき御心に対する信心とは一体何でしょうか。それはとっても簡単な事です。もしも、誰かを愛するとしたら、私達はその方に、ああ、私はあなたに私の心をあげます。あなたは私の心の中にいます。と、言います。私達の心、或いは心臓というのは、私達の愛のシンボル、象徴だけのみならず、私達の人格のその全て、ペルソナ、そして私達のもっている全てのシンボルでもあります。皆さんは、皆さんの心を開いてこの一番奥まで、誰も知らない他の人をこの心の中に入れることはしません。
私達は、良く愛する心から愛する人のみを、私達の心の奥に入れて、そしてこの心を開きます。
ところで、マリア様は、皆さんを非常に愛しているので、皆さんを自分の心の最も中に来なさい、と開いて、さあ私の心の中に入って下さい。私の心の深くにあなた達は居るのですよ、と仰っているのです。どれほどマリア様は、私達を愛して居られる事でしょうか。
ですから、マリア様の良い子となって下さい。もしもこの人生、或いはこの生活でこの世の生活で、苦しみや、困難な事があったら、マリア様の心に行って下さい。皆さんの持っているもの全てをマリア様に与えて下さい。そしてマリア様に何も隠さないで下さい、マリア様は皆さんのお母さんです。そしてマリア様は、私達を憐れんで下さるお母さんですから、私達の弱点や弱さや罪も、或いは私達のもしかしたら犯してしまうその汚いものも、マリア様に差し出して下さい。そしてマリア様に皆さんの心配事や、悩み事や、苦しみや、或いは個人的な事や、或いはお仕事の事や、或いは皆さんの気心や、皆全てをマリア様に差し出して、捧げて下さい。
そして、もしも皆さんがマリア様に捧げて、差し出してしまうならば、マリア様が約束した通りの事が起こります。それは、最後に私の汚れなき御心は凱旋するでしょう。
マリア様の御心と、皆さんの心において勝利、凱旋を収めるのです。
聖父と聖子と聖霊との聖名によりて、アーメン。
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●聖伝のミサ(いわゆる「トリエント・ミサ」と呼ばれているローマ式典礼様式のミサ)にようこそ!
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