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2019年6月30日聖霊降臨後第3主日 東京で聖伝のミサ(トリエント・ミサ、ラテン語ミサ)の報告

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 6月21日にはアメリカの聖ピオ十世会の神学校で5名の新司祭が誕生しました。



 6月28日イエズスの聖心の祝日にはエコンの神学校で6名の新しいカトリック司祭が生まれました。

 6月29日使徒聖ペトロとパウロの祝日には、ドイツのツァイツコーフェンの神学校で、2名の新約の司祭が叙階されました。



 6月29日は、愛する兄弟姉妹の皆様のしもべの叙階26周年でもありました。多くのお祈りをよろしくお願いいたします。

 今日6月30日には東京で聖伝のミサがありました。報告をご紹介いたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】【大阪】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

遅くなりましたが、御ミサの報告をお送り致します。

6月21日(金) ゴンザガの聖アロイジオ のミサには11名、
6月22日(土) 聖パウリノのミサには22名の方々が御ミサに与るお恵みを頂きました。 デオグラチアス!

金曜日のお説教ではその清さで有名な聖アロイジオの生涯を黙想しました。
天使のような純潔さを持つアロイジオは好奇心を制するために三年間務めていた城の王女の顔も見ず、聖カロロ・ボロメオから初聖体を受けたのちからは一層天主様への愛を深め、貞潔を誓いました。
ゴンザガの聖アロイジオは大好きな聖人の一人です。自分とはあまりにもかけ離れた徳をお持ちの聖人ですが、聖人のお取次ぎによって、世界が、特に日本に純潔のユリが咲き乱れますように!と祈りました。

土曜日は聖パウリノの生涯を黙想しました。
愛すべきはイエズス・キリストのみ!!と、司祭の模範ともいうべき生涯を送られました。
聖パウリのの取次ぎによって、今月末に司祭に叙階された新しい神父様が、聖なる司祭になられますように!!

至聖なるイエズスの聖心我らを憐み給え
聖母の汚れなき御心よ我らのために祈り給え


【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

今日はオーストラリアのヴィクトリア州タイノンからラファエル・デュ・シャゾ神父が初めて東京を訪問して、イエズスの聖心の荘厳祭のミサを挙げ、聖体降福式をし、午後には信者のために霊的講話をしてくださいました。

ミサの御説教では、天主のなさることは全て天主ご自身に充満している愛に基づいており、世界の創造も、イエズス・キリストの御托身も、罪を犯した人類の贖いも、すべて天主が人間を愛徳に呼び戻すために計画されたこと、そのためには聖ヨハネの目の前で槍に貫かれて開かれたイエズス・キリストの聖心に対して、私たちも自らの心を開き、愛徳をお返しせねばならないこと、そしてイエズスの聖心を貫いた槍が私たちのための天国への道となったように、私たちもあらゆる道具を天主を愛するために使うべきこと、など教えて頂きました。

ミサ後の聖体降福式の後、聖心の大祝日に指定されている「人類の忘恩に対する償いの祈」を皆で唱えました。

午後の霊的講話では、旧約の典礼規則と新約の典礼規則を対比して、微に入り細にわたる旧約の典礼規則も、真の大司祭であり、同時に真のいけにえであるイエズス・キリストによって捧げられる真のいけにえであるミサ聖祭のしるしに過ぎないこと、また典礼規則というものは人がその好みによって選ぶものではなく、旧約では天主からモーゼ等を通じてイスラエルの民に与えられたものであったように、新約では聖霊からカトリック教会を通じて与えられたものであること、そして、それら個々の規則の意味を色々議論したり説明したりする試みはあるものの、典礼というものは本質的にはイエズス・キリストという花婿と教会という花嫁の間に交わされる愛の会話であって、いくらその全ての意味を究明しようとしても尽きることがない、というお話しをしていただきまし
た。

その後、聖心の八日間中の主日の晩課を歌い、解散しました。

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 20人(内、子供4人)
女: 24人(内、子供3人)
計: 44人(内、子供7人)

今日の霊的講話の参加者数:17人

今日の晩課の参加者数:6人

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