喜びの玄義 第1玄義黙想
2019年9月7日(初土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 小野田神父様
『喜びの玄義 第1玄義:この一連を捧げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、謙遜の徳をこい願わん。』
今日は初土曜日ですので、15分間、ロザリオの15の玄義の1つを黙想致しましょう。今日は、マリア様の御誕生日を前に控えておりますので、大天使聖ガブリエルがマリア様に御告げをなして、天主のメッセージを告げた、「聖寵に充ち満てる方、主は御身と共に在す」と言った、その玄義を黙想致しましょう。
マリア様、マリア様は永遠の昔から、この全宇宙の創造主によって、特別に選ばれて、特別の御恵みを受け続けてきた方です。私たちに救世主を、メシアを、贖い主を与える為に、その母となる為に、お生まれになりました。
マリア様が16歳の時に、大天主聖ガブリエルの御告げを受けて、「救い主の母となるか?」つまり、「救い主と共に、苦しみの道を歩む事ができるか?」という問いに、マリア様は、「はい」と答えられました。
「苦しみは嫌だ!罪を犯していないのに、なぜ苦しむのか!」とお答えになる事もできたのですが、マリア様は、「主の婢女はここにおります。仰せの如く我になれかし。」全てを受け入れる事を宣言されました。
ナザレトでの30年間の貧しいご生活。公生活の3年間、見守る生活。イエズス様の御受難を、母としてご覧になるその苦しみ。
未亡人として一人残され給うマリア様は、全てを、第2のエヴァとして、御捧げ下さいました。
マリア様こそ、イエズス様を最も深くよく知り、最も一致して生活された方です。「代々、人々は私の事を幸せな者と呼ぶでしょう。」
仰った通りです。大天主聖ガブリエルも、聖エリザベトが言う通り、「女のうちにて、特別に祝福された方」です。
救世主の母、天主の母、マリア様。天主の言葉の実現を信じた方。御謙遜、主の御旨のみを望んだ方。
このような救世主の母、天主の御母が、私たちの母として、イエズス様によって十字架の上から与えられた事を感謝します。
マリア様の御謙遜があればこそ、天地の創造主、イエズス・キリストが人となって、そして御聖体となって、私たちと共に、パンの形で、パンの外見で、代々この世の終わりまで、共にいらっしゃる事ができるようになりました。
マリア様の御謙遜な、「はい」という従順に、感謝します。
イエズス様、イエズス様はマリア様を通してのみ、私たちの元に来られる事を御望みになりました、永遠の昔から。その深い知恵に感謝致します。
三位一体の聖父は、聖子をイエズス様を、マリア様を通してのみ、この世に御与えになる事を御望みになりました。選びになりました。その深い知恵を讃美致します。
三位一体の聖霊は、マリア様にのみ、その聖寵の充満を、充ち満てる御恵みを与えようと御望みになりました。「聖寵に充ち満てるマリア、主はマリア様と共に在す。」その特別の御恵みをマリア様に与えたその愛の前に、深い礼拝を表します。
イエズス様は私たちに、その御自分の生涯を真似るように、模範を示されました、「私はお前たちに、模範を示した。」
その最大の模範は、30年間、マリア様の子供として、従順に生きておられた事でした。そのイエズス様の模範に、感謝致します。
これは全て、マリア様の御謙遜な「はい」から可能になった事でした。大天使聖ガブリエルがマリア様に告げたその御言葉は、何と聖なる尊い言葉だったでしょうか。
「聖母よ、主の御旨の前に、いつも『はい』という事ができるように助けて下さい。自分の都合や、自分の事ではなく、主の御旨を選ぶ事ができますように。」
2019年9月7日(初土)御聖体降福式にて
聖ピオ十世会司祭 小野田神父様
『喜びの玄義 第1玄義:この一連を捧げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて、謙遜の徳をこい願わん。』
今日は初土曜日ですので、15分間、ロザリオの15の玄義の1つを黙想致しましょう。今日は、マリア様の御誕生日を前に控えておりますので、大天使聖ガブリエルがマリア様に御告げをなして、天主のメッセージを告げた、「聖寵に充ち満てる方、主は御身と共に在す」と言った、その玄義を黙想致しましょう。
マリア様、マリア様は永遠の昔から、この全宇宙の創造主によって、特別に選ばれて、特別の御恵みを受け続けてきた方です。私たちに救世主を、メシアを、贖い主を与える為に、その母となる為に、お生まれになりました。
マリア様が16歳の時に、大天主聖ガブリエルの御告げを受けて、「救い主の母となるか?」つまり、「救い主と共に、苦しみの道を歩む事ができるか?」という問いに、マリア様は、「はい」と答えられました。
「苦しみは嫌だ!罪を犯していないのに、なぜ苦しむのか!」とお答えになる事もできたのですが、マリア様は、「主の婢女はここにおります。仰せの如く我になれかし。」全てを受け入れる事を宣言されました。
ナザレトでの30年間の貧しいご生活。公生活の3年間、見守る生活。イエズス様の御受難を、母としてご覧になるその苦しみ。
未亡人として一人残され給うマリア様は、全てを、第2のエヴァとして、御捧げ下さいました。
マリア様こそ、イエズス様を最も深くよく知り、最も一致して生活された方です。「代々、人々は私の事を幸せな者と呼ぶでしょう。」
仰った通りです。大天主聖ガブリエルも、聖エリザベトが言う通り、「女のうちにて、特別に祝福された方」です。
救世主の母、天主の母、マリア様。天主の言葉の実現を信じた方。御謙遜、主の御旨のみを望んだ方。
このような救世主の母、天主の御母が、私たちの母として、イエズス様によって十字架の上から与えられた事を感謝します。
マリア様の御謙遜があればこそ、天地の創造主、イエズス・キリストが人となって、そして御聖体となって、私たちと共に、パンの形で、パンの外見で、代々この世の終わりまで、共にいらっしゃる事ができるようになりました。
マリア様の御謙遜な、「はい」という従順に、感謝します。
イエズス様、イエズス様はマリア様を通してのみ、私たちの元に来られる事を御望みになりました、永遠の昔から。その深い知恵に感謝致します。
三位一体の聖父は、聖子をイエズス様を、マリア様を通してのみ、この世に御与えになる事を御望みになりました。選びになりました。その深い知恵を讃美致します。
三位一体の聖霊は、マリア様にのみ、その聖寵の充満を、充ち満てる御恵みを与えようと御望みになりました。「聖寵に充ち満てるマリア、主はマリア様と共に在す。」その特別の御恵みをマリア様に与えたその愛の前に、深い礼拝を表します。
イエズス様は私たちに、その御自分の生涯を真似るように、模範を示されました、「私はお前たちに、模範を示した。」
その最大の模範は、30年間、マリア様の子供として、従順に生きておられた事でした。そのイエズス様の模範に、感謝致します。
これは全て、マリア様の御謙遜な「はい」から可能になった事でした。大天使聖ガブリエルがマリア様に告げたその御言葉は、何と聖なる尊い言葉だったでしょうか。
「聖母よ、主の御旨の前に、いつも『はい』という事ができるように助けて下さい。自分の都合や、自分の事ではなく、主の御旨を選ぶ事ができますように。」