アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
アイルランドでは5月22日に国民投票があり、同性結合(homosexual union)の"合法"化が問われました。それによると、賛成が62・07%、反対が37・93%。となりました。国全体の投票率は60%を超えたそうです。
アイルランドの国民がそう投票しようとも、しかし、天に復讐を叫ぶ罪は4つあります。それは、故意の殺人、同性愛(sodomy)、貧しいものの圧迫、労働者に正当な賃金を支払わないこと、です。これらは、自然に反し、天主の怒りを特別に呼び起こすものです。
故意の殺人は、天主のみが命の主であることに反します。
同性愛は、人類の永続のために与えられた自然本能に反します。
貧しいものの圧迫は、人間の心に与えられた憐れみに反します。
労働者に正当な賃金を支払わないことは、私的財産の保存の社会的本能に反します。
アイルランドは、悲しいことに、同性の結合(厳密な意味で「結婚」と呼ぶことが出来ないので「結合」と呼びます)が、底辺から法律化された最初の国となりました。マスメディアは、LGBT 推進のキャンペーンをしていました(LGBTとは、レズビアン(Lesbian)ゲイ(Gay)バイセクシュアル(Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭字語から取った略語)。
首都ダブリンのマルティン大司教(Archbishop Diamund Martin)は、投票の後、青年の90%がカトリック学校で勉強していながら、青年達が賛成していたことを指摘し、もっと深い現象【背教】があると指摘しています。
問題は、福音とカトリック聖伝とカトリック信仰を宣教する代わりに、教会の敵との共通点と妥協点を探し出そうとしていたことです。
ベネディクト十六世が2010年3月18日付けで書いた、アイルランドのカトリック信徒たちへの手紙にあるように、カトリック教会は「聖徳と愛徳と超越的な智恵との理想に立ち戻ら」なければなりません。カトリック教会は、自らの聖伝に戻らなければなりません。カトリックの教えと価値との伝統的な支持 "traditional adherence to Catholic teaching and values" に戻らなければなりません。
アイルランドのように、もはやカトリックは名前だけになってしまったかのようです。
来るローマでのシノドスは、まさに「同性愛」は「離婚」を取り上げ、革新的な高位聖職者たちはすでにローマに集ってシノドスの作戦会議をしているとのことです。シノドスが「第二バチカン公会議」その2にならないように、祈ります。
主よ、我らを憐れみ給え!
聖母マリアよ、我らのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
愛する兄弟姉妹の皆様、
アイルランドでは5月22日に国民投票があり、同性結合(homosexual union)の"合法"化が問われました。それによると、賛成が62・07%、反対が37・93%。となりました。国全体の投票率は60%を超えたそうです。
アイルランドの国民がそう投票しようとも、しかし、天に復讐を叫ぶ罪は4つあります。それは、故意の殺人、同性愛(sodomy)、貧しいものの圧迫、労働者に正当な賃金を支払わないこと、です。これらは、自然に反し、天主の怒りを特別に呼び起こすものです。
故意の殺人は、天主のみが命の主であることに反します。
同性愛は、人類の永続のために与えられた自然本能に反します。
貧しいものの圧迫は、人間の心に与えられた憐れみに反します。
労働者に正当な賃金を支払わないことは、私的財産の保存の社会的本能に反します。
アイルランドは、悲しいことに、同性の結合(厳密な意味で「結婚」と呼ぶことが出来ないので「結合」と呼びます)が、底辺から法律化された最初の国となりました。マスメディアは、LGBT 推進のキャンペーンをしていました(LGBTとは、レズビアン(Lesbian)ゲイ(Gay)バイセクシュアル(Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭字語から取った略語)。
首都ダブリンのマルティン大司教(Archbishop Diamund Martin)は、投票の後、青年の90%がカトリック学校で勉強していながら、青年達が賛成していたことを指摘し、もっと深い現象【背教】があると指摘しています。
問題は、福音とカトリック聖伝とカトリック信仰を宣教する代わりに、教会の敵との共通点と妥協点を探し出そうとしていたことです。
ベネディクト十六世が2010年3月18日付けで書いた、アイルランドのカトリック信徒たちへの手紙にあるように、カトリック教会は「聖徳と愛徳と超越的な智恵との理想に立ち戻ら」なければなりません。カトリック教会は、自らの聖伝に戻らなければなりません。カトリックの教えと価値との伝統的な支持 "traditional adherence to Catholic teaching and values" に戻らなければなりません。
アイルランドのように、もはやカトリックは名前だけになってしまったかのようです。
来るローマでのシノドスは、まさに「同性愛」は「離婚」を取り上げ、革新的な高位聖職者たちはすでにローマに集ってシノドスの作戦会議をしているとのことです。シノドスが「第二バチカン公会議」その2にならないように、祈ります。
主よ、我らを憐れみ給え!
聖母マリアよ、我らのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)