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Channel: Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた
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聖ピオ十世会 日本における3月の聖伝のミサ報告(その1)SSPX Japan Traditional Latin Mass

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アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 3月の初金曜日、初土曜日は大阪で、第一主日は東京で聖伝のミサを捧げることができました。今回はネリー神父様をお迎えして、とても有意義な時を過ごすことができ、天主様に感謝します。大阪では、初金曜日にともに御聖体の前で礼拝をして聖時間を過ごしました。

 ネリー神父様は、これで来日が三回目です。前回は、2014年11月でした。
2014年11月16日 東京 ネリー神父様の説教
2014年11月ネリー神父様の大阪での講話
2014年11月16日(日)  ネリ神父様霊的講話(東京)

 個人的には、自分と一緒に叙階を受けた同僚の司祭たちや、神学校時代に同窓生であった先輩後輩の司祭たちが、今、世界中で活躍しているという話を伺い、大変うれしく思いました。

 東京ではネリー神父様が「レターレの主日」のミサを捧げてくださり、ミサの書簡と福音との共通のテーマ、天国の喜び、罪が赦され自由となった子供の喜び、天国での天主との一致の前兆である御聖体礼拝と拝領の喜び、天主の家である天国に行く喜びについて黙想できました。特に東京では47名の方々が聖伝のミサに与ることができ、天主様に感謝します。

 東京では午後の講話に20名ほどの方々が参加され、そのうちのほとんどの方々が晩課にも与ることができました。晩課も多くの方々が大変うまくグレゴリオ聖歌を歌って捧げることができました。天主様に感謝します。

 ネリー神父様は、大阪や東京の午後の講話でアルゼンチン時代からフランシスコ教皇様が聖ピオ十世会をどれほどよく知って、聖ピオ十世会に対して好意的であるかと言うことについて、具体的な例をもって情報を与えてくれました。天主様の御摂理の、慮りの深さに感慨深い思いをしました。

 ローマから公式に訪問を命じられた、シュナイダー司教様(Bishop Shneider)、スイスのクール(Chur)【フランス語ではクワール Coire】司教区のウォンダー司教様(Vitus Huonder)、オプス・デイのアリエタ司教様(Bishop Arrieta)などが聖ピオ十世会の神学校や修道院を訪問して聖ピオ十世会の司祭たちを自由に第二バチカン公会議の問題点や新しいミサの問題点を議論していることを興味深く伺いました。

 今回、来日してくださったネリー神父様に感謝します。

 ネリー神父様は、月曜日に早朝のミサ聖祭を一番に捧げた後、私の捧げた7時のミサにあずかってから空港に向かわれ、スイスの本部に戻られました。月曜日は朝早かったにもかかわらず7名の方々がミサ聖祭に与ることができました。

 最近、ブログ秋田日記のテレジアさんが、「SSPXの聖伝ミサをお薦めいたします」という記事で、聖ピオ十世会のトリエントミサにいらっしゃるように、心からお薦めいたします、とお書きになってくださり、感謝します。聖ピオ十世会の提供する有効な良い御ミサに与り、霊的な糧を受けて恵みに満たされることは、今、私たちにとって本当に必要なことだと多くの方々が認識してくださり天主様に感謝します。そのような認識がますます容易に広がるために、ローマが聖ピオ十世会のことを積極的に肯定することが霊魂の救いにつながると思います。難しい話を理解できない一般の普通の方々のために。

 ネリー神父様のお言葉を秋田日記のテレジアさんが次のように引用しています。「聖ピオ十世会(SSPX)が良いと感じていても、バチカンが反対していると思って、心配で来れない人たちが沢山いるでしょう。その人たちが安心して来て秘跡に与れるように、皆の救いのため」と。非カトリック的なことがまかり通り、今までカトリック教会が信じて行ってきたことが否定されているとは、全くおかしな時代です。ローマの一言は助けになると思います。

 アタナシウス・シュナイダー司教様のインタビューで、言われた

聖ピオ十世司祭兄弟会を恐れる人々は、究極的には、恒久のカトリック真理とそれが道徳と典礼の領域に求めることとを恐れている、

私たちは聖ピオ十世会のカトリック司祭たちと信徒たちの生活と仕事を、現代における教会のための賜であると、しかも、教会内部における、現行の一般的な信仰の危機、道徳と典礼の危機の巨大さを治癒するために天主の御摂理がお使いになる道具の一つであるとさえ考えなければならない、

というお言葉をより多くの方々が理解しつつあることを天主様に感謝します。


 愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

大阪でのミッションありがとうございました。
またお痩せになった神父様が心配ですが、イエズス様に沢山の犠牲をお捧げしていらっしゃるお姿に倣って残りの四旬節を過ごそうと思います。
御ミサの報告をお送りいたします。

この度は、聖ピオ十世会の総長様第二補佐でいらっしゃるネリ神父様が小野田神父様とご一緒に来日下さり、御ミサを捧げて下さいました。
ネリ神父様には大変お優しい、慈父の印象を受けました。小野田神父様と話されているお姿にも、そのお気遣いと愛徳の深さが溢れていらっしゃいました。
平信徒の私達にまで別れ際には握手をして下さり、恐縮いたしました。

大阪での御ミサの報告です。

3月4日(初金曜日)
四旬節第三主日後の金曜日の読誦ミサ
至聖なるイエズスの聖心の随意ミサ(歌ミサ)にはそれぞれ16名の方々が、
3月5日(初土曜日)
四旬節第三主日後の土曜日の読誦ミサ
聖母の汚れなき御心の随意ミサ(読誦ミサ)にはそれぞれ15名の方々が預かり、御聖体拝領する御恵みを頂きました。デオグラチアス!

金曜日はイエズス様の聖心への信心について、土曜日はマリア様の汚れなき御心への信心について、ネリ神父様からお説教を頂きました。

◎金曜日のお説教の内容を簡単に申し上げますと

『私達は罰を恐れて隷属的に天主様を恐れるのではなく、孝子として天主を愛するが故に畏怖の心で天主を恐れなければならない。天主はだた罰を与える恐ろしい方ではなく、愛と憐みに溢れた方であることを知らなければならない。
天主がいかに善き方で、憐み深い方であるかは 99匹を置いて見失った一匹の羊を探す善き牧者の話、放蕩息子のたとえ、失ったドラクマ貨を探すひとの話、エルザレムの運命を見て涙されるイエズス様などなど、福音書から簡単に知ることができる。

マルガリタ・マリア・アラコックを通して多くの人に伝えられた聖心の信心の内容はイエズス様に対する人類の忘恩の償いとして
●9か月間の初金曜日に告解し、
●ミサに与り御聖体拝領をし、
●出来れば聖時間を過ごして御聖体の前で自分と隣人のために罪の償いをする。
そしてその報いとして12の御恵みを頂くことができ、その中でもイエズス様がいつもそばにいて下さるという恵み、そして人生の最後の時に改悛と聖なる死を迎えるという特別の御恵みを頂くことができる。

ミサ聖祭をとおして、最高の栄光を天主に捧げ、霊魂を救うために祈るなら、天主様は日々の苦難と試練に打ち勝つ力を必ず私達にお与えくださる。』

お説教を拝聴し終えて、イエズス様が私達を愛するためにご自分を十字架上で最後の御血の一滴まで捧げられた愛を思い、十字架上から「われ渇く」と多くの霊魂を求めて渇かれることを思うとき、どうして自分隣人の救霊のために何かしたいと思わないでいられるでしょうか。日本で捧げられる御ミサに一回でも多く与って、イエズス様の尊い十字架の犠牲に今の自分の小さな十字架をマリア様を通して一緒にお捧して霊魂のジュースをイエズス様にお飲ませしたいと思いました。

◎土曜日のお説教で
「私達は今日、マリア様の御要求にお答えするためここに集まっています。マリア様とイエズス様の聖心をお慰めするために集まっています。」
とお説教の冒頭でネリ神父様が仰ったとき、自分たちがここに集まることが出来たお恵みの大きさと使命というか責任の重大さにハッとしました。

人類の冒瀆によっていばらで貫かれた御心をルチアにお見せになったマリア様は、七つの御悲しみの信心にあるように多くの御苦しみをイエズス様とともに人類を愛するために最後まで共に耐え忍ばれました。それにもかかわらず、毎日のように失われていく霊魂をご覧になってさらに苦しみ続けておられるマリア様に同情と感謝の心でいっぱいになります。
マリア様が十字架を担うイエズス様と御会いになった時の御苦しみ、十字架の元に立たれて御子の死をご覧になった時の御苦しみを黙想しながらネリ神父様も涙を流されておいでのようでした。この玄義が心から離れず、初土曜の信心の15分の黙想も、就寝してからもずっとこの事を考えていました。

初土曜の信心を通してマリア様を出来る限りお慰めするために必要な御恵みを御ミサを通してこいねがいました。

◎土曜日の御ミサの後、ネリ神父様に以下の3つの質問にお答えいただくという形でお話頂きました。

1、世界中の聖ピオ十世会の状況と発展について教えてください。
2、今のカトリック教会の状況とローマの状況を教えてください。
3、2016年1月17日にガラレタ司教様がフランスのバイイでされた講話についてご存知の事を教えてください。

世界中の聖ピオ十世会が大きく発展しているお話や、アフリカなどで多くの回心があることなどをお聞きし、それと同時に司祭の数が不足しておられることも知りました。
教会や修道院があるところでも常駐司祭がまだ与えられない島や何か月に一度しかミサがないところがある中、日本は毎月、何度も神父様方がいらっしゃって下さる事に特別の御恵みを感じ、感謝いたしました。
将来、すべての修道会が聖伝に戻って本当のカトリック教会が復活する事を祈り、それまで聖ピオ十世会をマリア様が守り、お助け下さいますよう一層お祈りいたします。

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

こんばんは!(*^∀^*)

この度はネリー神父様もおいで下さり、御ミサ、御講話などをして下さり本当に感謝いたします!
ネリー神父様が、アジアの視察で、フィリピンとそして日本を選んで下さった事をとても嬉しく思います、デオ・グラチアス!!
初金の御聖体降福式もいつもとても嬉しいです!(o^▽^o)ありがとうございます

ネリー神父様がマリア様の7つの御悲しみを1つ1つ詳しく説明してくださり、四旬節中は特に、マリア様の7つの御悲しみも黙想しようと思いました。

デオ・グラチアス!

【報告】
小野田神父様
遅くなりましたがミサの報告をお送りいたします。

金曜日の御説教でネリー神父様は、イエズス様の御心の信心についてお話してくださり、御ミサにどれだけのお恵みがあって、私達にとってすごく大切で素晴らしいものかを教えてくださいました。私は御ミサの御聖体変化の時に、イエズス様の十字架上での苦しみ、私達への御憐れみがどれほどか!を黙想するようにしていますが、今回の御説教を聞いてイエズス様の人間に対する御憐れみ、愛情を深く感じることができ、天主様に対して感謝の気持ちいっぱいで黙想することができました。
その後の、御聖体降福式では、たくさん賛美の聖歌を歌ったはずなのに、時間が短く感じ御聖体のイエズス様とたくさんお話し充実した時間を過ごすことができました。
お忙しいスケジュールの中、日本に訪問してくださったネリー神父様に心から感謝致します!


【報告】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 15人(内、子供3人)
女: 32人(内、子供5人)
計: 47人(内、子供8人)


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