アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
大阪と東京で聖伝のミサを捧げることができ、天主様に感謝します。今月は、毎年恒例の「踏み絵への償いの式」をすることができました。
絵踏みは1628年長崎で始まりました。長崎奉行を勤めた元外様大名竹中采女が発案したものです。
竹中采女は残酷な男で、信者の墓あばきや女・子供に至るまでに拷問をし、信徒をことごとく検挙して棄教を強要しました。従わない者は、雲仙で熱湯による責苦が与えられ、西坂では逆吊しによる拷問を受けました。
悪魔は、竹中に非常に恐ろしい事を思いつかせました。悪魔はマリア様の踵によって踏まれたので「マリア様を踏んでやろう」と。そこでピエタとか、マリア様の御像、あるいは御メダイを、毎年信者に踏ませました。230年の間、1858年に締結した日米修好通商条約によって踏絵制度が廃止されるまで、キリシタンと一緒に、マリア様も迫害を受けて苦しまれました。隠れキリシタンたちは、まず「サンタ・マリア様」を探しました。1866年にプチジャン神父様が大浦天主堂で信徒発見できたのは、マリア様のおかげです。
絵踏みの儀式は、毎年一月に行われました。そこで、私たちも毎年一月に償いの儀式を行っています。レプリカの踏み絵に映っている悲しみのマリア様をお慰めするために、ことしも接吻を捧げました。私たちを愛しているにもかかわらず、子供たちからつらい拒絶を受けておられるマリア様に、すくなくとも私たちの愛をお捧げしました。
マリア様は涙を流しておられます。日本の救霊の為に苦しむ涙です。悲しみのマリア様は、1975年の初土曜日から1月の初土曜日から、1981年の9月15日の悲しみの聖母の日まで、101回の涙を流しています。日本をこんなにも愛しているにもかかわらず、無視されて、冷淡で、無関心で、マリア様の愛は足蹴にされている事を嘆いている涙でした。
天使はある時言います。「日本はマリア様に捧げられたという事を喜んでいるけれども、この信心は全く無視されている。非常に悲しんでおられる」と。
愛する兄弟姉妹の皆様も、どうぞご自宅で絵踏みの償いとしてマリア様の御影にあるいは御像に接吻をお捧げください。
マリア様は「私たちが踏むべきものは何か」という事を教えてくれます。私たちが踏むべきものは罪であって、罪の機会であって、悪であって、偽りの教えである、と。
聖母よ、私たちを憐れんでください!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
大阪でのミッションありがとうございました。
この度は、御ミサに、終課、絵踏みの償いとしての踏絵への接吻式、御公現のチョークの祝別、御浄めのローソク行列の聖歌練習と、
盛りだくさんのスケジュールでとても濃い二日間となりました。
ハードなご聖務の中きっとお疲れになっておられたと思いますが、日本の信徒のために目いっぱい働いて下さる神父様に、どれ程感謝しなければならないかとつくづく思いました。本当にありがとうございました。
御公現のチョークで 20+C+M+B+18 と、家の玄関ドアの上に書くカトリックの習慣については前から知っていましたが、どうして三人の博士の頭文字を書くのか知りませんでした。
C.M.B.が、Chrisutus mansionem benedicat .「キリストがこの家を祝福して下さいますように」という言葉の頭文字と同じだからというご説明を聞いて、この習慣の意味もわかり、人に尋ねられてもお答えできるようになりました。
19日金曜には13名の方々が、20日土曜日には16名が御ミサに与る御恵みを頂きました。デオグラチアス!
金曜日のミサの聖福音ではカナの婚礼の部分が朗読されました。神父様のお説教で、聖福音についてよく黙想させて頂くことができました。
私達はミサに与るたびにキリストの花嫁として教会の一員としてキリストと霊的一致という結婚を再現している。そう黙想しながらミサに与り、御聖体を拝領しました。
また、私の水がめにはただの水、いえそれ以下のものしか入れることができなくでも、マリア様が仰るとおりにイエズス様のみ摂理に従えば、たとえそのみ摂理が自分に理解できないような無駄なようなことに思えても、イエズス様は最高の葡萄酒に変えて下さるという訓示には感動して嬉しくなりました!
また、カナの新郎新婦がマリア様を一番に婚礼にご招待した事に倣う事も決して忘れてはいけない、簡単で大事な事だと痛感しました。
自分の水がめを、マリア様のみ心への信心でいっぱいにすることを頑張ろうと思います。
土曜日のお説教で聖ファビアノ教皇様と、聖セバスチアノの生涯について黙想させて頂きました。
今年の8月、ローマへ巡礼に行くお恵みをいただき、まさにこの聖セバスチアノの聖堂、ご遺骸が安置されているすぐそばへ行った事を思い出しました。
セバスチアノが治癒の取次ぎをして下さる聖人だとは知らなかったのでお祈りしそこねた事があってちょっと残念ですが、大阪のマリア様の御心の中から、聖セバスチアノ様にお祈りしてお取次ぎを願う事にします。
また、聖歌練習 ではローソク行列の説明をして頂き、長い間救い主を待ちわび、やっとマリア様の御浄めの日に救い主を見、抱くことができたシメオンに倣い、御浄めのロウソクの行列には、私達一人一人がシメオンになって、光であるイエズス様をあらわすローソクに接吻して、抱き、最後まで命つきて天国に入るまでこの火を胸にもっていなければならない教会の意向があったのだと初めて知りました。当日は力が入りそうです!聖歌練習をがんばらねば・・・。
この度も本当にたくさんのお恵みに感謝致します。
天主様からどれほど多くのお恵みを頂いているかを知らない人々のためにもたくさんお祈りしなければいけないと思う出来事もあった日でした。
いつも神父様から頂くお言葉ですが、小野田神父様の上にも天主様の大きな祝福とお恵みがありますように!
至聖なるイエズスの聖心我らを憐み給え
聖母の汚れなき御心よ我らのために祈り給え
【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:
今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。
ミサの参列者数
男: 28人(内、子供3人)
女: 27人(内、子供3人)
計: 55人(内、子供6人)
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愛する兄弟姉妹の皆様、
大阪と東京で聖伝のミサを捧げることができ、天主様に感謝します。今月は、毎年恒例の「踏み絵への償いの式」をすることができました。
絵踏みは1628年長崎で始まりました。長崎奉行を勤めた元外様大名竹中采女が発案したものです。
竹中采女は残酷な男で、信者の墓あばきや女・子供に至るまでに拷問をし、信徒をことごとく検挙して棄教を強要しました。従わない者は、雲仙で熱湯による責苦が与えられ、西坂では逆吊しによる拷問を受けました。
悪魔は、竹中に非常に恐ろしい事を思いつかせました。悪魔はマリア様の踵によって踏まれたので「マリア様を踏んでやろう」と。そこでピエタとか、マリア様の御像、あるいは御メダイを、毎年信者に踏ませました。230年の間、1858年に締結した日米修好通商条約によって踏絵制度が廃止されるまで、キリシタンと一緒に、マリア様も迫害を受けて苦しまれました。隠れキリシタンたちは、まず「サンタ・マリア様」を探しました。1866年にプチジャン神父様が大浦天主堂で信徒発見できたのは、マリア様のおかげです。
絵踏みの儀式は、毎年一月に行われました。そこで、私たちも毎年一月に償いの儀式を行っています。レプリカの踏み絵に映っている悲しみのマリア様をお慰めするために、ことしも接吻を捧げました。私たちを愛しているにもかかわらず、子供たちからつらい拒絶を受けておられるマリア様に、すくなくとも私たちの愛をお捧げしました。
マリア様は涙を流しておられます。日本の救霊の為に苦しむ涙です。悲しみのマリア様は、1975年の初土曜日から1月の初土曜日から、1981年の9月15日の悲しみの聖母の日まで、101回の涙を流しています。日本をこんなにも愛しているにもかかわらず、無視されて、冷淡で、無関心で、マリア様の愛は足蹴にされている事を嘆いている涙でした。
天使はある時言います。「日本はマリア様に捧げられたという事を喜んでいるけれども、この信心は全く無視されている。非常に悲しんでおられる」と。
愛する兄弟姉妹の皆様も、どうぞご自宅で絵踏みの償いとしてマリア様の御影にあるいは御像に接吻をお捧げください。
マリア様は「私たちが踏むべきものは何か」という事を教えてくれます。私たちが踏むべきものは罪であって、罪の機会であって、悪であって、偽りの教えである、と。
聖母よ、私たちを憐れんでください!
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
大阪でのミッションありがとうございました。
この度は、御ミサに、終課、絵踏みの償いとしての踏絵への接吻式、御公現のチョークの祝別、御浄めのローソク行列の聖歌練習と、
盛りだくさんのスケジュールでとても濃い二日間となりました。
ハードなご聖務の中きっとお疲れになっておられたと思いますが、日本の信徒のために目いっぱい働いて下さる神父様に、どれ程感謝しなければならないかとつくづく思いました。本当にありがとうございました。
御公現のチョークで 20+C+M+B+18 と、家の玄関ドアの上に書くカトリックの習慣については前から知っていましたが、どうして三人の博士の頭文字を書くのか知りませんでした。
C.M.B.が、Chrisutus mansionem benedicat .「キリストがこの家を祝福して下さいますように」という言葉の頭文字と同じだからというご説明を聞いて、この習慣の意味もわかり、人に尋ねられてもお答えできるようになりました。
19日金曜には13名の方々が、20日土曜日には16名が御ミサに与る御恵みを頂きました。デオグラチアス!
金曜日のミサの聖福音ではカナの婚礼の部分が朗読されました。神父様のお説教で、聖福音についてよく黙想させて頂くことができました。
私達はミサに与るたびにキリストの花嫁として教会の一員としてキリストと霊的一致という結婚を再現している。そう黙想しながらミサに与り、御聖体を拝領しました。
また、私の水がめにはただの水、いえそれ以下のものしか入れることができなくでも、マリア様が仰るとおりにイエズス様のみ摂理に従えば、たとえそのみ摂理が自分に理解できないような無駄なようなことに思えても、イエズス様は最高の葡萄酒に変えて下さるという訓示には感動して嬉しくなりました!
また、カナの新郎新婦がマリア様を一番に婚礼にご招待した事に倣う事も決して忘れてはいけない、簡単で大事な事だと痛感しました。
自分の水がめを、マリア様のみ心への信心でいっぱいにすることを頑張ろうと思います。
土曜日のお説教で聖ファビアノ教皇様と、聖セバスチアノの生涯について黙想させて頂きました。
今年の8月、ローマへ巡礼に行くお恵みをいただき、まさにこの聖セバスチアノの聖堂、ご遺骸が安置されているすぐそばへ行った事を思い出しました。
セバスチアノが治癒の取次ぎをして下さる聖人だとは知らなかったのでお祈りしそこねた事があってちょっと残念ですが、大阪のマリア様の御心の中から、聖セバスチアノ様にお祈りしてお取次ぎを願う事にします。
また、聖歌練習 ではローソク行列の説明をして頂き、長い間救い主を待ちわび、やっとマリア様の御浄めの日に救い主を見、抱くことができたシメオンに倣い、御浄めのロウソクの行列には、私達一人一人がシメオンになって、光であるイエズス様をあらわすローソクに接吻して、抱き、最後まで命つきて天国に入るまでこの火を胸にもっていなければならない教会の意向があったのだと初めて知りました。当日は力が入りそうです!聖歌練習をがんばらねば・・・。
この度も本当にたくさんのお恵みに感謝致します。
天主様からどれほど多くのお恵みを頂いているかを知らない人々のためにもたくさんお祈りしなければいけないと思う出来事もあった日でした。
いつも神父様から頂くお言葉ですが、小野田神父様の上にも天主様の大きな祝福とお恵みがありますように!
至聖なるイエズスの聖心我らを憐み給え
聖母の汚れなき御心よ我らのために祈り給え
【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:
今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。
ミサの参列者数
男: 28人(内、子供3人)
女: 27人(内、子供3人)
計: 55人(内、子供6人)
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